黒をメインに使ったコーディネートをかっこよく仕上げるには、存在感のある切れのいいアウターを投入するのがいちばんの早道です。おしゃれに着こなしていたインフルエンサーのスナップを参考にしてください。
■1:ケイト・ティックは…ボリューム袖がワンピースに立体感を加えてハイセンスに
インフルエンサー、ケイト・ティックがパリでSNAPされていたときの着こなしです。ニットワンピースの上に袖のデザインが個性的なジャケットを羽織っていました。細いリブが縦のIラインになっていますが、一枚で着るとフラットに見えがちなニットワンピース。ロング丈のコートを合わせてもバランスをとりにくいので、こんな腰下丈のジャケットが最適です。長袖だとまた重たいので、こんな半端丈でもたっぷりしたデザインが軽快さにつながってベスト。黒の面積を多くブロッキングになって引き締まって見えるのは、ロングブーツのおかげ。袖が短い部分はグローブでカバーすれば、バランスのいいモノトーンスタイルが完成します。
■2:アライン・カプランは…個性的な襟&袖が進化系モードに導くグレーのジャケット
2022年12月、ベルリンでキャッチされていたのは、インフルエンサーのアライン・カプラン。リブタートルにカーゴスカートを黒でまとめて、アウターにグレーのジャケットを合わせていました。カーゴスカートがロング丈かつ細身なので、自然とIシルエットができ上がります。インの着こなしがシンプルだからこそ、アウターにデザイン性があるものでインパクトを。襟が丸くカットされドロップショルダー、そして袖もそれに合わせて丸みがありモードさ十分です。主役級の絵になるジャケットが際立って、グレー×黒の軽快さのあるスポーティーフェミニンに。グローブにゴールドスタッズが散りばめられ、バッグのチェーンとともに、リッチさを加味しています。
■3:カルロッタ・ルバルテッリは…構築的なフォルムが新鮮なムートン風ベストが主役のシンプルカジュアル
ブロガー兼ファッションエディターのカルロッタ・ルバルテッリは、ミラノで見かけられていました。黒タートルに、ムートンの毛足が引き立ったベストを重ね、ボトムはデニムでカジュアルダウン。特徴的なベストの肩にシャープさが光り、これ一着で迫力ある印象が高まります。ベストの着映え力を生かして、インの装いはタートルとデニムの組み合わせでスマートなベーシックが大正解です。細身のデニムはウエストをベルトでマークし、タートルトップスの襟元にゴールドネックレスをプラス。ゴールドでリッチアクセントをつけて肩のデザインに負けないようにしています。黒の着こなしを格上に見せるゴールドの小物使いにも、ぜひ注目してください。
モードさが漂うアウターを愛用した3人のスナップをご紹介しました。黒をベースにした辛口さが光る冬スタイルの主役的存在で、切れのいいモードが完成します。ぜひ小物のアレンジなど細かなところまでお手本にしてみましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀