肌寒さが残る春は、洗練されたアウターがおしゃれの基軸になります。特に、ゆったりとしたボリューム感のあるシェイプが主流の今、すっきりとバランスよく、大人の女性を美しく見せるために、アウターの真価が問われるのです。
『Precious』3月号の特集「『今』が香り立つアウター、3つのシルエット」では、象徴的な3つの最旬シルエットを提案。リラックス感や大人の余裕を感じさせて、羽織るだけで今年らしさを印象づける、ラグジュアリーな一着を探しました。
今回はその中から、端正ジャケットにモード感を添える「ソフトボクシー」シルエットのアウターの着こなしをご紹介します。
SOFT BOXY(ソフトボクシー)|端正ジャケットにモード感を添える洗練のビッグシルエット
手持ちの定番ジャケットがなんとなく野暮ったく感じられたら、ワードローブにくびれのない「ソフトボクシー」のシェイプを取り入れてみては?
近年流行のビッグシルエットが誇張しすぎることなく、こなれてきた今だからこそ、大人のゆとりと程よいモード感が気負いなく楽しめるのです。オフショルダー気味のリラックスシルエットは、生真面目なテーラードも今の気分に仕上げてくれるはず。
ボトムは必ずしもタイトにしなくても大丈夫。ワイドパンツやしなやかなスカートなど、オールラウンドに着こなせるのも「ソフトボクシー」の人気の理由のひとつです。
アイコンコートを進化系ボンディング素材で春らしく、軽やかに!
“マックスマーラ”のアイコンとして愛され続ける『101801』コートを、ショート丈にアレンジして「ソフトボクシー」なシルエットを強調したアウター。上質なウールにテクニカルジャージーをボンディングした進化系素材なので、オーバーサイズなのに驚くほど軽やか。
鮮度の高い黒のシルエットに映える、コンパクトで存在感のある小物合わせを。
●RUNWAYでは…
オーバーサイズのテーラードジャケットは、この春夏のランウェイでも主流に。”マックスマーラ”のようにインをタイトにまとめるバランスだけでなく、“ステラ マッカートニー”のように、上下ともゆるっと合わせるのも今の気分。ただし上質な素材選びや、迫力の小物合わせを忘れずに!
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 曽根将樹(PEACE MONKEY)
- STYLIST :
- 大西真理子
- HAIR MAKE :
- 三澤公幸(Perle)
- MODEL :
- 立野リカ(Precious専属)
- COOPERATION :
- 大手町ビル
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、池永裕子(Precious)