2023年 Precious 2月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

2023年2月号表紙
『Precious』2月号(2023年1月7日発売)の表紙、カバーモデルは女優・中谷美紀さん

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、ストレスフリーな動きやすさとエレガンスを兼ね備えた「冬旅カジュアル」のスタイルが多数ランクイン! 旅行気分が高まっていることはもちろん、街なかでのお出かけにも活躍する洗練された佇まいが人気の理由となっているようです。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

【10位】グレーのシャツ×ネイビーのカットソー×ネイビーのスカート×ブルー系のスカーフ

10位P97
コート¥148,500(エスケーパーズオンライン〈ポステレガント〉)、シャツ¥85,800(yoshie inaba)、カットソー¥13,200(ザ・テラス)、スカート¥27,500(カオス丸の内〈カオス〉)、スカーフ¥57,200(ゴヤール ジャパン)、ピアス各¥57,200・リング[中指]¥192,500・[薬指]¥134,200(シハラ トウキョウ〈SHIHARA〉)、ショルダーバッグ¥427,900・トート¥467,500(ヴァレクストラ ジャパン)、タイツ¥4,620(ステッラ〈ピエール マントゥー〉)[Precious2023年2月号97ページ]撮影/黒沼 諭(aosora)

少しずつ春が近づき、コートはまだまだ手放せないもののインの着こなしに軽さを求めたくなる時期がやってきました。寒さを我慢せず、コートを脱いだら軽やかに見えるレイヤードスタイルとして注目されたのは、「極薄ウールのシャツを羽織る」というテクニック。ゆったりシルエットのシャツならインナーを仕込んでも窮屈にならず、こなれ感も漂う「薄軽レイヤード」が完成します。

シックな色合わせも「スマートな印象」と人気の理由に。また、差し色を加えると共に寒々しく見せない効果も兼ね備えたスカーフ使いに着目し、「小技がきいているけどまとまりがある」という声もいただきました。

【9位】黒ニットジャケット×黒ロゴ入りTシャツ×黒パンツ

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ジャケット¥517,000・Tシャツ¥125,000・パンツ¥220,000・ベルト¥340,000・イヤリング¥94,000・バッグ¥665,000・バッグに付けたチャーム¥122,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)[Precious2023年2月号53ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「ロゴTを使っているのに洗練されている」「すっきりとスタイルがよく見えてかっこいい」と好評だったのは、着心地がよく暖かで、きれいめカジュアルの精度を高めてくれるニットジャケットと端正なセンタープレスパンツというエレガントな装いに、意外性のあるロゴ入りTシャツを合わせたコーディネート。

チェーンベルトとバッグチャーム、イヤリングに共通した「揺れるゴールドの輝き」もポイントで、オールブラックの着こなしに華やかさを添えつつ鮮度を高めています。

【8位】白ファーベスト×白ニット×白スティックパンツ×フラットシューズ

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“マンゾーニ24”のベスト¥297,000・“クルチアーニ”のニット¥59,400(ストラスブルゴ)、パンツ¥29,700(theory luxe)、イヤリング¥869,000・リング¥682,000(フレッド)、時計¥1,034,000(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、バッグ¥353,100(デルヴォー・ジャパン)、靴¥130,900(JIMMY CHOO)[Precious2023年2月号52ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「上品カジュアルのお手本にしたい」「なじみ感があって上品な白コーデ」などの声が寄せられた着こなしは、ボリュームのあるファーが白のレイヤードに抑揚を生み、クリーン&ストレスフリーな佇まいを演出。

前はカシミアファー、後ろはウールカシミアのニット素材と凝ったつくりのベストは動きやすさ抜群で、ラグジュアリーな旅のシーンにも最適です。白のスティックパンツやグレージュのミニバッグを合わせれば、自然の風景になじむ淡いトーンに仕上がります。

【7位】黒ジャケット×黒タートルニット×黒パンツ×ショートブーツ

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ジャケット[ベルト付き]¥506,000・パンツ¥132,000・ピアス¥56,100・グローブ¥83,600・サングラス¥92,400・ポシェット[縦6.5×横11×マチ3.5cm]¥105,600・靴¥203,500(フェンディ ジャパン)、ニット/私物[Precious2023年2月号115ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

オーバーサイズのジャケットを中心に黒でまとめたパンツスタイルは、ナノサイズのバッグと重めショートブーツの差し色が女性らしさをほんのりトッピング。すっきりと直線的な服の組み合わせだからこそ、遊び心の光る小物が効果的に映える着こなしです。

「程よいカジュアル感と大人っぽさの好バランス」「ショートブーツが効いている」「メンズライクな印象がかわいい」「オールブラックでも単調でなく素敵」など、さまざまなコメントが寄せられました。

【6位】白コート×白タートルニット×ネイビーのワンピース×白スティックパンツ×スニーカー

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コート¥79,200(ウィム ガゼット 青山店〈ウィム ガゼット〉)、ワンピース¥19,800(マーコート〈ミズイロインド〉)、ニット¥80,300(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) パンツ¥45,100(トレメッツォ〈ピーティートリノウーマン〉)、ピアス¥371,800・ペンダント¥544,500・リング¥625,900[1/7現在の価格](TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ¥187,000(ピエール アルディ 東京)、靴¥91,300(トッズ・ジャパン)[Precious2023年2月号96ページ]撮影/黒沼 諭(aosora)

上品顔のワンピースを大胆なレイヤードで意外性のある装いに仕上げたコーディネートは、「縦長のシルエットでスタイルがよく見える」「スニーカーの合わせ方を参考にしたい」といった理由と共に票が集まりました。

襟元のカットが深いノースリーブワンピースは、ニットを合わせることを前提にデザインされた注目の旬アイテム。レディライクな膝上丈も、白のスティックパンツとの組み合わせでアクティブな印象に一変! スニーカーとの相性も格段にアップします。

【5位】黒ニット×ピンクのスカート×メタリックバッグ×ビジュー付きパンプス

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ニット¥26,400(スローン)、スカート¥143,000(カオス丸の内〈カオス〉)、イヤリング¥280,500・ネックレス[長]¥915,200・[短]¥381,700・リング¥561,000(TASAKI)、バッグ¥77,000(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉)、靴¥187,000(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、タイツ/スタイリスト私物[Precious2023年2月号56ページ]撮影/生田昌士(hannah)

5位にランクインしたコーディネートには、「ピンクのフレアスカート」と「巧みな小物使い」に惹かれた読者が多数。ボリュームたっぷりに広がるスカートを黒のリブニットでシックに引き締め、黒蝶真珠のネックレスとリングで端正なアクセントを加えています。上半身をすっきりとまとめた着こなしは、レストランでの所作を美しく見せるというメリットも。

さらに、洗練カジュアルに欠かせない遊び心は、メタリックピンクのミニバッグやビジュー付きのベルベットパンプスに託して。立ち姿を印象的に演出してくれます。

【4位】カーキのニット×カーキのチュールスカート×スエードのニーハイブーツ

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ニット¥320,100・スカート¥488,400・バッグ¥195,800(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、イヤリング¥737,000・ブレスレット¥1,947,000(ポメラート)、靴¥105,600(シューズ・ファースト〈ロレンツォ・マシェロ〉)[Precious2023年2月号54ページ]撮影/生田昌士(hannah)

繊細なチュールスカートがふわりとなびく装いは、「素材感の重ね方」や「優しいムードの色合わせ」が注目されました。エンブレム付きのシルクカシミアニットとアシメトリーな裾が、気負いのないエレガンスを実現。共にカーキ色という点も洒落て見えるポイントです。

また、足元をパンプスではなくフラットなニーハイブーツにすることで足取りも軽くなり、チュールスカートの魅力がさらにアップ。こなれた印象もプラスできます。

【3位】ピンクのマントコート×黒タートルニット×黒スティックパンツ×黒厚底ローファー

3位P59
コート¥374,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ニット¥33,000(トヨダトレーディング プレスルーム〈アスペジ〉)、パンツ¥46,200(トレメッツォ〈ピーティートリノウーマン〉)、サングラス¥58,300(グローブスペックス エージェント〈アーレム〉)、イヤリング¥781,000・ブレスレット¥1,056,000(ポメラート)、バッグ¥755,700(デルヴォー・ジャパン)[Precious2023年2月号59ページ]撮影/小林美菜子

鮮やかなピンクのカシミアマントコートは、まとうだけでオーラ満点。5位と同じくほかのアイテムを黒でまとめた着こなしで、「ブラック×ピンクの合わせ方が秀逸」と支持されました。

きれい色を引き立てつつ大人な印象に仕上げる一方で、こちらはタートルニットとスティックパンツ、厚いラバーソールのローファーでハンサムなテイストをプラス。大ぶりのジュエリーやチェーンタイプの金具によるゴールドの輝きが、辛口リッチなアクセントとなっています。

【2位】グレージュのマントコート×白シャツ×グレーのフード付きストール&アームウォーマー×黒パンツ

2位P95
コート¥374,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、シャツ¥31,900(エスケーパーズオンライン〈ブーリエンヌ〉)、フード付きストール¥40,700・アームウォーマー¥16,500(アイネックス〈アソース メレ〉)、パンツ¥49,500(トレメッツォ〈ピーティートリノウーマン〉)、サングラス¥29,700(プロポデザイン〈プロポ〉)、ピアス¥484,000・ネックレス¥2,013,000(ポメラート)、バッグ¥253,000(JIMMY CHOO)[Precious2023年2月号95ページ]撮影/黒沼 諭(aosora)

3位と色違いのマントコートが躍動的な装いには「かっこいい!」という声が多数。カシミアのミドルゲージのフード付きストールとお揃いのアームウォーマーが、「重ね着してもすっきりと見える」と評価された秘訣です。

共にトレンドとしても注目のアイテムで、首元と手元に温もりを授けてくれるから見た目の軽やかさと暖かな着心地が、おしゃれに両立! 気温の低さと、着こなしを軽やかに見せたい気分とがせめぎ合う時期に活躍してくれます。

【1位】ベージュのコート×白ニット×白パンツ×アイボリーのストール×白スニーカー

1位P57
コート¥696,300・ニット/参考商品・パンツ¥97,900・ストール¥71,500(マックスマーラ ジャパン)、サングラス¥33,000(プロポデザイン〈propo〉)、ピアス¥902,000・ブレスレット 手首側から/¥583,000・¥2,398,000・リング¥1,188,000(ブルガリ ジャパン)、バッグ¥267,300・靴¥100,100(トッズ・ジャパン)[Precious2023年2月号57ページ]撮影/生田昌士(hannah)

『Precious』2月号の好きなコーディネート1位に輝いたのは、大人気のテディベアコートをラグジュアリースポーティなテイストに仕上げた装いでした。

上質な素材と配色で都会にも自然にもシームレスになじむ着こなしは、「厚手のコートでも軽やかな印象」「スニーカーでもきちんと感があって素敵」など、お気に入りの理由はさまざま。とりわけ「色合わせ」に着目した読者が多く、半数以上という結果に。春に向けて穏やかな淡色コーデがますます人気を集めそうです。

以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』2月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

現在発売中の『Precious』3月号の<ファッション大特集>は、「ハッピー・カラーバランス学」。新しい季節の息吹を感じるこの時期、ハッと印象に残るのは着こなしの「色使い」が上手な人。そこで、色の見極めに信頼の厚いスタイリスト・高橋リタさんが、この春更新したい配色テクニックを伝授します。日差しに調和する「最旬ベージュ」や、浮き立つ気持ちをシェアする「ブライトカラー」、色と色をつなぐ「パール」のアプローチも見逃せません! そのほか、<別冊付録>最旬「東京モダンレストラン」、大人の余裕を羽織る気分で選ぶ「アウター」3つのシルエット、春スタイルをアップデートする最新バッグNEWS、メイクの“基本のき”を見直して「旬の顔」に、坂東眞理子さん×雨宮塔子さん“この先を生き抜く「覚悟」の金言”、田中碧さんスペシャルインタビューなど、充実のラインナップです。

ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。

 
Precious 3月号<ファッション大特集>洗練と好印象が極まる、「ハッピー・カラーバランス学」
2023年3月号表紙
【内容紹介】春の最新バッグNEWS/「旬アウター」3つのシルエット/時計&ジュエリー「拡大鏡」/メイクの“基本のき”を見直して「旬の顔」に/「攻めのスキンケア」強化月間/坂東眞理子さん×雨宮塔子さん「覚悟」の金言/<別冊付録>最旬「東京モダンレストラン」
2023年2月7日発売 ¥990(税込)

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。


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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious2月号』小学館、2023年
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