『Precious』4月号では、創刊19周年のスペシャル企画として【Precious Models in White】と題した特集をお届け。Preciousのモデルは皆、プロフェッショナルとしての誇りに溢れています。19年の歳月を経て、時代の空気は変わっても本誌の揺るぎないスタイルを象徴する存在として、凛として知的で、気品に満ちた彼女たちの美しさは変わりません。

今回は特集のなかから、モデルの「RINA」さんについてご紹介します。

RINAさん
(りな)1980年、ブラジル生まれ、身長172cm。日系ブラジル人の父、イタリア系ブラジル人の母と兄と共に、17歳の頃来日。日系ブラジル人のミスコンテストで優勝し、19歳でデビュー以来、さまざまな雑誌で活躍。自身の健康的なライフスタイルについて書いた著書『モデルRINAのRECIPE OF 美・食・住LIFE』(主婦の友社)が話題に。Instagram @rina_karina0417

RINA|抜群のスタイルとハッピーオーラで愛され続けるファッションアイコン

ブルネロ クチネリの白シャツ&スカートを纏ったモデルのRINAさん
リラックス感漂うラグジュアリーな白は、大人の笑顔と共に。ブラウス¥321,200・スカート/参考商品(ブルネロ クチネリ ジャパン)、イヤリング¥1,100,000・リング¥484,000(ブチェラッティ)、バングル¥931,700(ザ・サロン バイ ノーア〈サイモン・アルカンタラ〉)、インナー/私物

ラテンの陽気が育んだ明るい笑顔と抜群のプロポーションで、キャリアのオンスタイルから、最旬カジュアル、手強いモード服まで、親しみやすく、さりげなく着こなしてしまうRINAさん。

毎号集計される人気コーディネートに、彼女が着たものが多いのは、モデルとしての実力の証でもある。

「Preciousでは知的でクールなエレガンスに集中し、すみずみまでパワーを注入します!」(RINA)

「Preciousはその名のとおり、プレシャス。服や素材のもつパワーを感じるので、上質でシンプルな装いのなかにも、自立した大人の女性の知的で品格のある世界観を、きちんと伝えられるように意識しています。ちょっとした表情やポーズでイメージがまったく違って見えるのです」

キャリアは長く、モデル歴は23年。年上のスタッフからも愛情を込めて「先輩」と呼ばれている。そんな人気者だから、ほかにも多くの雑誌で活躍している。だからこそPreciousだけがもつスタイルを、もはや“職人技”ともいえる表現力と勘のよさで演じてくれるのがすごい!

「シンプルラグジュアリーって、演じるほうは実は難しい。だからこそたくさんの引き出しをもって、表現力を高めていきたいと思うのです。憧れはケイト・ブランシェットの知的でクールなハンサムスタイルです」

誰からも愛されるファッションアイコンが年齢を重ねて、憧れの女性に近づく姿を見守っていくのは、とても楽しいものだ。

【心に残るPreciousの撮影】

モデルのRINAさん
2019年6月号 撮影/長山一樹(S-14)

「サマーホワイト」をテーマに真冬の海沿いの砂漠で撮影。ブラウス一枚でつらかった。風も強くて、耳まで砂が入るほど。でも素敵な作品になるのがわかっていたから、最大限に頑張った思い出のページ。 

●美しさを磨くために…

モデルのRINAさんが描いた絵
マネージャーと愛犬たちをアクリル絵の具で描いた『ボビーと素敵な仲間たち』。息子のために始めた絵を描くことが、最高のメディテーションの時間に。父譲りの趣味でもあり、もっと探求してみたいと思っている。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
下村一喜(AGENCE HIRATA)
STYLIST :
押田比呂美
HAIR MAKE :
ヘア/hiro Tsukui(Perle)、メイク/阪本明子(SIGNO)
COOPERATION :
BACKGROUNDS FACTORY
EDIT&WRITING :
藤田由美、遠藤智子(Precious)