いつもパンツスタイルの完成度が高い、ファッションスナップの常連、ガブリエラ・ブルタゴ。参考にしたい3パターンのパンツスタイルをパリのSNAPからピックアップしました。
■1:白パンツの日は…ベージュとのワントーンで軽やかなリッチベーシックに
タートルとシャツを重ねて、パンツまで白で統一したコーディネートにベージュのコートを羽織っていた日です。白と淡いヌードベージュのグラデーション配色でまとめると老けそうに見えますが、軽快なアイテム合わせにすると今っぽさはもちろんリッチさもアピールできます。裾とともにコートの上からストールをかけているかのようなデザインの動くと揺れるフリンジがアクティブさを印象づけています。バッグと靴には黒を投入し、ピリッと引き締め効果に。いつも着慣れたベーシックな3カラーの合わせで切れよくスポーティーを表現してみませんか。
■2:デニムの日は…技ありトレンチを主役に進化系トラッドをつくり上げて
白シャツ&ネクタイのインに薄いタートルを入れ、ストレートシルエットのデニムとトレンチコートを愛用し、スマートに。トレンチコートとデニムは流行に関係なく常にフィットする組み合わせですが、ボーイズライクにまとめた装いだとトラッドが強調されています。トレンチの肩から胸部分にネイビーの布地がブロッキングされているので、インディゴとよくなじみ好相性です。胸元にネクタイの存在感が新鮮ニュアンスになり、こなれたムードに仕上がっています。定番的存在といえるトレンチ、白シャツ、デニムも、手描き風の文字入りバッグやファーのスポーツサンダルなどおしゃれ度が高い小物使いによって、今っぽさを加味していることも見逃せません。
■3:ベージュパンツの日は…ワーク風ジャケットとブーツインで切れよく今どき感を演出
ベージュのセットアップをブーツインスタイルで颯爽とまとめていました。ポケットやボタンにデザイン性があるジャケットと、その中にキルティングのベストを投入しインパクトは十分です。ベストはぴったり同じカラーにしているのでなじみよくすっきり。ボトムとバランスがとれるように、ロングブーツにパンツをインにし足元に視線が集まるようにしています。タートルトップスとブーツを白で統一していてメリハリがつき、シャープな佇まいに。ベージュと相性がいいブルーのミニショルダーを差し色に、上半身に視線が集中させてスタイルアップさせて見せるテクニックも参考にしてください。
ガブリエラ・ブルタゴのパンツの装いを3パターンお見せしました。定番タイプのパンツがこなれたアレンジによって新鮮なコーディネートにアップデートされていたので、お手本にしてみては?
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀