カジュアルの代表格である、最愛のデニムパンツ。ブルーなら春らしい爽やかさが演出でき、さらに軽やかな印象もクリアできます。そんなボトムスを辛口レザージャケットでぴりっと引き締め、都会に似合うバランスへと昇華させていたヘイリー・ビーバー。早速、コーディネートをチェックしてみましょう。

■1:レザージャケットと濃いめブルーでデニムスタイルを辛口に

マットなツヤを放つアンティーク調のゴールドイヤリングで、顔周りを華やかに。
マットなツヤを放つアンティーク調のゴールドイヤリングで、顔周りを華やかに。

2023年1月下旬、LAのストリートでスナップされた着こなしをピックアップ。この日は、パンツ以外全て黒で統一したクールな装いを披露しました。タフな表情の黒レザージャケットは、程よく身体が泳ぐサイジングにすることで気張りすぎないムードを演出。レザーならではのツヤがあるからこそ、黒トップス合わせでも同化せずに奥行きが生まれています。定番ブルーデニムパンツは、ローライズ、そしてワイドシルエットでトレンド感のあるY2Kな趣を添えて。濃いめのブルーなら、黒を基調とした着こなしに馴染み、調和を取ることができます。さらに、ローライズでウエスト周りをちらりと覗かせ、ダークトーンに軽やかさをプラス。ローファーやワンハンドルバッグなど、シックな黒小物を添えてゆったりシルエットを引き締めればパーフェクトです。

■2:プレイフルなブルーコーデをマチュアな黒レザーで引き締め

ボーダー柄の色とリンクした、真っ赤なネイルカラーも好アクセント。
ボーダー柄の色とリンクした、真っ赤なネイルカラーも好アクセント。

2023年3月13日、夫のジャスティン・ビーバーとLAの街中に現れたヘイリー。春らしく瑞々しいブルーを使った着こなしを、黒レザーアイテムできりりと引き締めていました。きちんと感がありながら抜け感も両得できるポロシャツは、鮮やかなシアンブルーをベースに、レッドとホワイトのボーダーがあしらわれたプレイフルな一枚。そこにアイスブルーのデニムパンツを合わせ、グラデーションにしながら軽やかさをアピール。これだけだとややカジュアルな印象が強くなりますが、黒レザージャケットをばさっと重ねることでスパイスをひとさじ。クラシカルなステンカラーだからこそハードに傾きすぎず、ちょうどいいバランスです。小物も黒レザーで統一しながら、ポインテッドトゥシューズをセレクトすることでシャープさを強調しました。

■3:赤と青のメリハリ配色を黒アイテムで馴染ませ大人カジュアルを堪能

ゆったりとしたジャケットとデニムパンツなので、クロップド丈トップスと肌見せでバランスを整えました。
ゆったりとしたジャケットとデニムパンツなので、クロップド丈トップスと肌見せでバランスを整えました。

2023年3月16日、LAでキャッチされたヘイリー。この日は、3月13日に着用していたレザージャケットとシューズを着回していました。クールなデニムジャケットのインに、同色のクロップド丈カットソー、そしてブルーデニムパンツを合わせ大人カジュアルスタイルをメイク。レザージャケットがあるからこそ、タフなムードが加わって肌見せスタイルがヘルシーに整います。これだけでも着こなしは完成しますが、さらに真っ赤なロゴキャップとゴールドのビッグイヤリングをプラスすることで、キャッチーさを上乗せ。さらにキャップの色と同じネイルカラーも、さりげないアクセントとして貢献しています。


ヘイリー・ビーバーが最近お気に入りの「レザージャケット×ブルージーンズ」の着こなしを3選ご紹介しました。こなれたカジュアルを完成させることができるので、ぜひ休日の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香