黒レザー、冬のおしゃれのメインアイテムというイメージですが、春スタイルにも活躍し、かっこよくクラスアップしてくれます。軽快なおしゃれに身を包んだファッショニスタにクローズアップします。

■1:ナタリア・ヴェルザは…ミニ丈レザースカートをスポーティーに着こなす新アレンジにトライ

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キャップもレザーで投入して、さらにシャープさを光らせたアレンジに。

デジタルインフルエンサー、ナタリア・ヴェルザは、パリでキャッチされていました。白Tシャツにオーバーサイズのジャケットを羽織り、ボトムにミニ丈のレザースカートを合わせてヘルシーに。こんなジャケットにはタックパンツやボーイズデニムでメンズライクな装いにまとめることが多いところ、黒レザーでしかもミニ丈のスカートなら新鮮さを印象づけます。ジャケットとスカートが同じくらいの丈でそろっていることも、旬のバランスです。太めのベルトでウエストをマークしたアレンジもメリハリがついて、スタイルアップにつながるので、お手本にしてみてください。

■2:ガブリエラ・ブルタゴは…黒レザーをベストで投入してベーシックに辛口ニュアンスを加味

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白シャツの襟元にゴールドネックレスを重ねづけ。さりげない輝きに女性らしさが光ります。

パリでキャッチされていたのは、デジタルインフルエンサー兼スタイリストのガブリエラ・ブルタゴ。白シャツとデニムを合わせた定番のベーシックに、黒のレザーベストをプラスしてハンサムにまとめていました。コンパクトなサイズ感とレザーの光沢によってシャープさが際立っています。黒レザーと白シャツとのコントラストが切れよく、ジレというアイテム自体、軽快ムード十分です。着こなしに必要な女性らしさは、イエローのチェーンバッグで。さらにポップさをビビッドグリーンの個性派サングラスでトッピングし、全身のインパクトづけにしています。

■3:エミー・べントゥリーニは…オール黒でもレザーのリッチな光沢感が際立って切れのいい装いに

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足元のみにビビッドな色味をプラス。明るさがプラスされヘルシーな印象に。

スタイリストとして活躍するエミー・べントゥリーニが、2023年3月半ばパリで見かけられたときの着こなしです。黒トップスにセンターにスリットが入ったパンツを合わせ、レザーブルゾンをコーディネート。オール黒でも重たくならないのは、アクティブさが強調できるブルゾンのデザインとマットにならないレザーの素材感のおかげです。抜け感はパンツのスリットで足元が肌見せできていて、重たく見せません。首元にもボリュームのあるゴールドネックレスをプラスして、オール黒を地味に見えないアレンジも駆使しています。風を通さないレザーのアウターは肌寒い夜などに温度調節できるので、ぜひ活用してください。


春のおしゃれにレザーアイテムを取り入れていた3人のスナップをお届けしました。軽快なデザインを選ぶことで、黒でも軽やかでモードさが光るコーディネートができ上がります。今すぐ反映させて、春スタイルを旬の表情にアップデートしましょう。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀