2023年3月30日、セーラ・ファーガソン(ヨーク公爵夫人)は2作目の小説『A Most Intriguing Lady』の発売に先駆け、朝のTV番組に出演。自伝『スペア』を発売したイギリス王室・ヘンリー王子やメーガン妃、ウェールズ皇太子夫妻(ウィリアム皇太子&キャサリン皇太子妃)について尋ねられた彼女は「アドバイスはしませんが、行動は言葉よりも雄弁だと思います」とコメントしました。
1986年にエリザベス3世の第3子で次男のアンドルー王子と結婚。ベアトリス王女、ユージェニー王女の2人が生まれたものの、1992年に自身の不倫騒動で1996年に離婚。一方、元夫のアンドルー王子は未成年者買春の容疑で王族としての公務を退くことに。相次ぐスキャンダルを乗り越え、現在ではふたりの娘、そして王室とも良好な関係を築いている彼女。逞しく輝く63歳の、スタイリッシュにすっきり見えを叶えた着こなし術を最新スナップから紐解いていきましょう。
■1:旬色マゼンタをオン!ピンストライプですっきり見えを叶えて
2023年3月16日にイギリス・ロンドンで開催されたイベントには、イタリアンブランドのセットアップをチョイス。ピンストライプの生地にシングルブレストジャケットとワイドパンツの組み合わせです。縦に入ったストライプの効果ですっきりと引き締まった印象に。エッジーなヒョウ柄の裏地を折り返して見せ、プレイフルに着こなして。さらにインナーには今年のトレンドカラー、マゼンタのラウンドネックニットを着用してメリハリを効かせ、鮮やかな色味がフォーマルな装いをポップでこなれた印象にエレベートしています。
■2:グリーンの差し色でシックなブラックを今っぽく華やかに演出
2023年3月8日、ニューヨークでTV番組『The View(ザ・ビュー)』に出演。シングルブレストのジャケットにワイドパンツのセットアップを着て、エレガントな姿を披露しました。フロントを留めたジャケットのインナーにはライムグリーンのシルクシャツをチョイス。ブラックとの小気味いいコンビネーションで装いをグッとモダンに昇華しています。
■3:クロップド丈の新バランスを取り入れてスタイルアップ
2023年3月14日にイギリス・ロンドンで開催されたブックストアのイベントに登場。レザーのジャケットに膝上丈のスカートを合わせて。ニューヨークブランドのジャケットはクラシックな襟なしスタイルに、モダンなシルバーのメタルタッズが飾られたエッジーなデザイン。わずかにプリーツがあしらわれたスカートと薄手タイツは黒で合わせて、クリームカラーのジャケットを引き立てています。レースアップブーツはゴールドのヒールを備え、さりげなくツイストの効いた足元でルックを完成。
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セーラ・ファーガソン(ヨーク公爵夫人)の、ブラックをベースに色でアクセントを添えた着こなしをご覧いただきました。引き締め効果のある黒にコントラストのある色を加えることで、すっきりとキレのいい着こなしに。旬色や膨張色をさりげなく取り入れたいときの参考に、ぜひしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子