黄金色に輝くピラミッドが、時計の顔を隠すカバーを演じるシークレットウォッチ《メドール ミニ・ジュワイエリー》 ── いかにも「エルメス」らしい、まるでオブジェのようなジュエリーウォッチが華やかに誕生しました!
煌めくピラミッドが非凡な個性を放つ《メドール ミニ・ジュワイエリー》
文字盤をピラミッド形のスタッズの下に隠した《メドール》のファーストモデルが発表されたのは1993年。その斬新なデザインの核となるピラミッド形スタッズの起源をたどると、1930年代までさかのぼります。当時、初めてベルト製品のモチーフとなり、その後、メゾンを象徴するブレスレット、《コリエ・ド・シアン》(犬の首輪が元になったデザイン)のインスピレーション源となりました。
それをさらに進化させ、《メドール》という独創的なタイムピースをクリエイトしたのは、《Hウォッチ》なども手がけた「エルメス」のデザイナー、フィリップ・ムケ。《メドール》は誕生から30年の間に、実に多くのバリエーションを展開し、メゾンのアイコンのひとつに。
そして2023年、《メドール》はブレスレットにもピラミッド形スタッズをあしらい、エレガントで個性的なジュエリーウォッチとして新たな美貌をまとったのです!
ピンクゴールドにシルバー色調の文字盤をもつ 3つのモデルと、ラウンドカットとバゲットカットダイヤモンドを惜しみなくセッティングした、天然マザー・オブ・パール文字盤のホワイトゴールドモデルの、合計4つのバリエーションで展開されています。
洗練のクラシカルモダンを表現する、1辺15mmの小型ケース
新しい《メドール ミニ・ジュワイエリー》の特徴のひとつは、ピラミッド形スタッズのカバーを抱くスクエアケースの、1辺15mmという小ささ! 写真では、この小ささゆえの優美な佇まいをお伝えしきれないのが残念ですが、デザインの「強さ」と「モダニティ」を、フェミニンに、程よくクラシカルに中和するかのようなサイズ感が、手元に新鮮なエレガンスを授けてくれます。
■1:シンプルなぶん、ピラミッド形スタッズの輝きが前面に!
■2:あえてデイリーにつけこなしたい、躍動感あるダイヤモンド使い
■3:隙間なくダイヤモンドをセットしたカバーが、極上エレガンスを発揮!
■4:合計647個(15.6カラット)のダイヤモンドが輝くハイジュエリーウォッチ
“「エルメス」が創り出すもの、それはオブジェです。身につける人々にとっての真のパートナーとなるようと、職人の手でつくりあげられるオブジェです”── 2023年の新作ウォッチを発表するにあたり「エルメス」は、こう前置きした上で“「時」もまたオブジェのひとつ”と定義しました。
時を測り、管理し、コントロールしようとするのではなく、 新たな「時」の概念を模索しながらデザインされた新作たちは実に多彩な顔ぶれ。メゾンの哲学を体現する新たなタイムピースたちのニュースは、また追ってお届けしますのでお楽しみに!
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト