誤読注意!「硫黄」ってなんと読む?「りゅうおう」ではありませんよ!

明日から、みなさまお待ちかねのゴールデンウイークに入りますね! 別名の「黄金週間」にちなんで、本日は「黄」「金」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「硫黄」ってなんと読む?

「硫黄」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:箱根や草津などで、目にしやすい言葉です。

<使用例>

「硫黄の香りがすると、温泉に来たな、って感じがするわね!」

かな3文字です。
かな3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 硫黄(いおう)です。

読める方にとっては簡単な問題だったと思いますが…。
読める方にとっては簡単な問題だったと思いますが…。

実は「硫」という字の読みがなは、「硫酸(りゅうさん)」「硫化水素(りゅうかすいそ)」などの音読み「リュウ」と「ル」のみで、「硫黄(いおう)」は認知度の高い単語ながら、変則的な読み方なのです。「硫黄(いおう)」の温泉、いわゆる「硫黄泉(いおうせん)」は、全国に500箇所以上ございますので、連休中にお出かけになる方も多そうです。念のためのおさらい問題でした。

では、2問目にまいりましょう。

【問題2】「金子」ってなんと読む?

一般名詞で「金銭」を意味する「金子」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「子」の読み方がポイントです。

<使用例>

「宿のおもてなしが素晴らしかったから、少しばかり金子を包んでお渡ししたの」

かな3文字です。
かな3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 金子(きんす)です。

「お金」「通貨」の古風な言い方になります。

時代劇などでも出てくる言い回しですが、「お金を包んだ」「チップを渡した」という表現では今一つ…という時など「金子(きんす)を包んだ」と表現するとスマートかもしれません。

*** 

本日は、明日からのゴールデンウイークにちなんで、「黄」「金」という字の入った日本語から、 

・硫黄(いおう)

・金子(きんす)

の読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱