『Precious』本誌のほか、ファッション誌を中心に人気スタイリストとして活躍する望月律子さん。望月さん自らがコーディネートしてくれるファッションレンタルサロン「Allons-y（アロンズィ）」のオーナーでもあります。本連載ではサロンでひとりひとりと対話するなか望月さんが実感した、大人の女性のファッションの悩みにこたえるべく、今求められているおしゃれアイデアや着こなしについてご提案します。
第36回のテーマは「白のドレスアップ」。爽やかで清潔感あふれる最愛カラーでつくる着映えスタイルとは？ ご自身によるコーディネート実例＆解説とともにご覧ください。
■１：モノトーン配色でミニマル＆クリーンを叶えるケープ風ジャケット
「ホワイトのジャケットにノースリーブの黒ワンピースを合わせました。ロング丈で色は黒、となるとアクセサリーやビジューのバッグをプラスしないと地味に見えてしまう不安があるかもしれません。そんなときはケープ型ジャケットで腕をのぞかせて素肌を見せるのもおすすめ」（望月さん）
肌見せと切れ味のいいクリーンなホワイトが威力を発揮し、抜け感のあるエレガンスを実現しています。
「これがブラックだとシックになり過ぎてしまいます。パールやバッグも白にしモノトーンでまとめると、黒ワンピースも華やかな佇まいに」（望月さん）
■２：白でドレッシーさが倍増！ダブルブレストのジレ
「ダブルのボタンがついたジレは、ちょっとカジュアルな印象。トレンチコートっぽくもありますよね。でも白を選ぶとフォーマル感や上品さがアップします」（望月さん）
落ち着いたアースカラーに白が美しく映えて、全身をすっきり見せる効果も期待できます。
■３：白スカート×ひとクセデザインで大人のニュアンスを醸して
「でこぼことした生地感の白スカート。コットンなのでこれからの季節にぴったりです」（望月さん）
ミディ丈で正面から見るとガーリーに見えますが、バックが長くなった裾で大人のニュアンスをプラス。
「さりげないディテールですが、コーディネートを盛り上げます。また、逆に白だからこそやり過ぎの心配がありません。ツインニットを合わせて綺麗めにまとめつつ、後ろ姿にこなれ感を漂わせています」（望月さん）
人気スタイリストの望月律子さんに、大人の着映えが叶う「ちょっとしたおしゃれのコツ」を指南いただく連載。第36回は、「白のドレスアップ」をテーマにしたスタイリングにフォーカスしました。
日々強くなる日差しに負けない、明るさとクリーンさを併せ持つ白。着映え度抜群な色味で、清々しいドレスアップをお楽しみくださいね。
●この企画で掲載しているアイテムは望月さんのレンタルサロン「ALLONS‐Y」でレンタル可能です。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- 黒石あみ（小学館）
- WRITING ：
- 神田朝子
