カジュアルスタイルに合わせたいバッグや、軽くて持ち運びに楽なおしゃれバッグ、A4サイズが入るトートバッグを中心に、40代から持ちたいレディースバッグをご紹介。ブランドや色、サイズなど好みの視点からバッグ選びを楽しんでみてください!

【目次】

40代から持ちたい大人のおすすめバッグ


【1】ロロ・ピアーナのショルダーバッグ

【1】ロロ・ピアーナのショルダーバッグ
バッグ『フラップ・ショルダー・ポーチ』(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

中にカードホルダーポケットが付いて、パースとしても使える、機能的で使いやすいと評判のショルダーポーチ。上品で飽きのこない白とベージュも理想的です。

ロロ・ピアーナのバッグ

【2】マーク クロスのショルダーバッグ

【2】マーク クロスのショルダーバッグ
右/白いステッチがアクセント。クラシックなボックス形。ショルダーストラップ付き。牛革製。『GRACE SMALL BOX』・左/ユニークなビーンズ形のフォルム。金属のハンドルは レザーハンドルを模した凝ったデザイン。ショルダーストラップ付き。牛革製。『BENCHLEY』(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

文化の花が開き、ジャズエイジといわれた1920年代。アメリカからパリへ移り住み、交友関係はフィッツジェラルド夫妻、ヘミングウェイ、ピカソ、コール・ポーターなど当時の煌きらめくセレブリティ。その彼らから羨望の眼差しを送られ、数々の作品のモデルとなったジェラルド&サラ・マーフィー夫妻。そんなセンス抜群のふたりが育てたブランドがマーク クロスです。もともとは1845年にボストンで馬具の納入業者として設立され、バッグブランドとして本格的にスタートしたのが1934年。彼らの優雅な生活に欠かせないアイテムを次々と製品化したコレクションは話題となり、当時のファッションリーダーたちがこぞって身につけたことはいうまでもありません。その後、ヒッチコック監督の伝説的な映画『裏窓』にも登場したことで、ブランドの地位を不動のものにします。そして、現代に蘇ったそのエレガントなバッグは、昔と同じイタリアの工場で製作され、上質かつ機能性の高さも健在。アーカイヴコレクションにインスパイアされた名品は、今もなお人気を博し、マストハヴとして再注目されています。

マーク クロスの女優バッグ

【3】セリーヌのハンドバッグ

【3】セリーヌのハンドバッグ
バッグ『クラスプ ミディアム』(セリーヌ ジャパン) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

赤みを帯びたブラウン「ダーククレーコート」に染め上げたクロコダイルは、左右対称に並んだ斑が上質さの証。丹念な手仕事によるセミシャイニーな質感が、端正な台形フォルムに優雅な陰影を演出します。

【4】グッチのハンドバッグ

【4】グッチのハンドバッグ
バッグ『バンブー クラシック』(グッチ ジャパン) 撮影/唐沢光也(RED POINT) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

左右対称にそろったアリゲーターレザーの斑ふが、こんなにも美しいなんて! ジュエリーにも勝る華やぎを放つ極上レザーの魅力を、クラシカルな『バンブー』が見事に表現しています。

【5】グッチのハンドバッグ

【1】グッチのハンドバッグ
バッグ【縦15×横26×マチ7㎝】(グッチジャパン)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

濃厚だけれど、決して下品にはならないバランスが絶妙! 評判なのがこのバッグ。優雅なハイトーンの着こなしをぴりりと引き締めつつ、大人の迫力を演出してくれます。

【6】トッズのショルダーバッグ

【2】トッズのショルダーバッグ
ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、トップス(アオイ〈マントゥ〉)、スカート・グローブ(キートン)、ペンダント・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2018年

色そのものが女性らしいバーガンディ。華やかなボリュームブラウスやタイトスカートなど、エレガントな合わせで楽しむときは、バッグや靴でかちっと端正な印象を加味すると、都会的な大人の装いに仕上がります。

【7】ジェイダブリューアンダーソンのハンドバッグ

【3】ジェイダブリューアンダーソンのハンドバッグ
ファーブルゾン・ニット・パンツ(ブラミンク〈ブラミンク〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ【参考色】(エドストローム オフィス〈ジェイ ダブリュー アンダーソン〉)、グローブ(リーミルズ エージェンシー〈デンツ〉)、リング(デペッシュモード恵比寿本店〈ペリーニ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

軽さを出すため、上質なミンクのやわらかい部分だけを使用したブルゾンには、大げさにならない贅沢さが感じられます。キャメルファーブルゾン×ベージュニットの優雅なスタイルは、ブラウン系のレザー小物を合わせてさらに品格をアップ。ブルゾンとバッグの金具をゴールドでつなぐこともお忘れなく。

【8】ルイ・ヴィトンのハンドバッグ

【4】ルイ・ヴィトンのハンドバッグ
ストール・ケープ・ニット・パンツ・バッグ(ルイ・ヴィトン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

印象がクールになりすぎそうな黒で統一した着こなし。ストールで立体感と躍動感を加味すればその心配はご無用です。小さめながら存在感のあるチェーンバッグで、大人かわいいリッチ感を香らせましょう。

【9】アニオナのトートバッグ

【5】アニオナのトートバッグ
ニット・ブラウス・パンツ・バッグ 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

メリハリを効かせたネイビー×白のマリン配色にこだわったコーディネート。ピュアホワイトのハイネックブラウスをレイヤードし、ひらりとのぞいたブラウスの袖が、ほのかに女らしさを香らせます。バッグは渋みのある深いネイビーのバッグを選んで、かっこよさを表現。

【10】ロウナーのハンドバッグ

【6】ロウナーのハンドバッグ
ウールシルクのワンピース・共布ベルト付きコート(アクアモーレ〈トマソ ステファネリ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ)、オニキスのブレスレット(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ドゥロワー 青山店〈ロウナー〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2016年

ウエストを絞ったメリハリのあるカッティングが魅力のワンピース。コートとセットアップにしたことで、よりエレガントな印象がかないます。その端正な着こなしをさらに昇華するのが、程よい大きさのサイズ感と光沢あるレザーが品格を表現してくれるバッグ。コートのボタンやブレスレットにリンクさせて、ブラックを選ぶのが正解です。

【11】セリーヌのトートバッグ

【7】セリーヌのトートバッグ
バッグ「ビッグバッグ ソフトベアカーフスキン ラージ」【縦41×横41×マチ36㎝】¥650,000

2017年AWコレクション発表時から注目が集まっていた、Céline(セリーヌ)の新作「Big Bag(ビッッグバッグ)」。入手困難と言われているしなやかな1枚革を贅沢に使用したバッグは、レザーが醸し出す風合いも美しく優雅そのもの。デイリーから小旅行まで使えるたっぷりとしたサイズ感は早くも人気が集中しているバッグのひとつです。

【12】フェンディのハンドルバッグ

【8】フェンディのハンドルバッグ
バッグ【縦18×横23×マチ11㎝/ショルダーストラップ付き】¥2,397,000(フェンディ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

黒ワンピースを極上の着こなしに昇華させる、艶やかなルビーレッドのクロコダイルバッグ。アイコニックなパワーをもつフェンディの「ミニ ピーカブー」でクロコダイルを取り入れれば、圧倒的なインパクトが手に入ります。

【13】ジル・サンダーのクラッチバッグ

【9】ジル・サンダーのクラッチバッグ
モンゴリアンファーのクラッチバッグ【縦24×横29×マチ10㎝】

「幅広いシーンで使いやすい色」として手に取りやすいブラック小物は、どこか力強くメンズライクな表情のものが多いと感じることがありませんか? そんな悩みを払拭してくれるのが、柔和さと上品さを兼ね備えたモンゴリアンファーの素材感です。オールブラックだからこそ端正、でも女性らしいフェミニンな一面も魅せてくれる。そんないいとこ取りのバッグをひとつ手に入れて、お出かけに備えましょう!

【14】ヴァレンティノのハンドバッグ

【10】ヴァレンティノのハンドバッグ
valentino(ヴァレンティノ)の「パイソンバッグ」【縦20×横25.5×マチ10.5cm】

エレガントなワンハンドルでありながら、サイドのベルト周りにゴールドスタッズがあしらわれているモードなこなれ感が魅力。なかでも新作のパイソンは、上品な艶が美しく、優しいモーヴカラーに惚れ惚れしてしまいます。

カジュアルなコーデに合わせやすいバッグ


【1】グッチのショルダーバッグ

【1】グッチのショルダーバッグ
バッグ『オフィディア』(グッチ ジャパン) 撮影/唐沢光也(RED POINT) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

コロンと愛らしいラウンドのショルダーバッグは、週末のリッチカジュアルを仕上げるための頼もしい存在に! 財布やスマートフォンなど必要最小限の小物がすっぽり収まるサイズながら、贅沢なアリゲーターレザーで風格も十分。心ときめくカラーがそろうので、どんなシーンでも装いに華やぎを与えてくれます。

【2】フェンディの巾着型バッグ

【2】フェンディの巾着型バッグ
バッグ『モン トレゾール』(フェンディ ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年

リップや財布など必要最小限の持ち物が収まる、ミニサイズの巾着型バッグは、ひと目惚れを誘うほどチャーミング! 取り外し可能なショルダーストラップも付属されているので、クロスボディバッグとして楽しむことも。

フェンディの巾着型バッグ

【3】ジル・サンダーのショルダーバッグ

【3】ジル・サンダーのショルダーバッグ
バッグ『タングル ミディアム』(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年

ミニマルに徹したスクエアのフォルムのバッグをベージュの着こなしに加えれば、モード感が加速。タブレットが収まるサイズで、街歩きからオンタイムにも対応。シンプルなぶん、編み込みレザーのストラップが個性を発揮します。

ジル・サンダーのショルダーバッグ

【4】ロエベのかごバッグ

【4】ロエベのかごバッグ
バッグ『バスケット バッグ』・シャツ・デニム(ロエベ ジャパン)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈マッティオリ〉)、リング(髙會堂六本木〈フェデリーコ・ブチェラッティ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

普段使いのシンプルなかごトートでも、センスに違いを印象づけたいもの。しっとりとしたタンカラーの上質レザーのあしらいが、極上のナチュラルさを演出してくれます。これなら荷物が多い日の仕事でも活躍しそう。

ロエベのかごバッグ

【5】ヴィオラドーロのかごバッグ

【5】ヴィオラドーロのかごバッグ
アラログ(ラタンの一種)のバッグ(ピーチ〈ヴィオラドーロ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

カジュアルになりすぎない形や素材のものを選ぶと、さまざまなシーンで活躍。ゴールド金具の持ち手が新鮮です!

【6】フルラのショルダーバッグ

【1】フルラのショルダーバッグ
カーディガン・ニット(wb)、パンツ(ADORE)、靴(アマン〈ペリーコ〉)、バッグ(ユナイテッド アローズ 銀座店〈フルラ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY :『Precious10月号』小学館、2017年

クリーミーなライトイエローのニットタートルとカーディガンのアンサンブルなら、重くなりがちな冬の装いも華やかに。白いワイドパンツを合わせれば、淡いカラーの配色でやわらかな印象を与えつつも、最後にチェーンバッグを添えて、女性らしいエレガントさも忘れずに。

【7】ロロ・ピアーナのショルダーバッグ

【2】ロロ・ピアーナのショルダーバッグ
ケープ・カシミヤのタートルニット・ストレッチカシミヤ×シルクフランネルのパンツ・ファートリミングのバッグ【レザーストラップ付き】・別売りファーストラップ(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス・リング・バングル(ブルガリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

タートルネックニットとパンツのワントーンコーディネートのポイントに加えたのが最高級のカシミヤを使ったケープ。さらにそのケープに色味を合わせて、トリミングとストラップでファーを取り入れた洗練バッグをON。小ぶりながらも存在感のあるで、大人の通勤カジュアルスタイルが完成します。

【8】トッズのショルダーバッグ

【3】トッズのショルダーバッグ
ジャケット¥277,000(トム ブラウン 青山)、ニット¥37,000(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、パンツ¥45,000(三喜商事〈アルト〉)、ストール¥45.000(チェルキ〈カングラ〉)、ブレスレット¥280,000(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計¥3,140,000(パテック・フィリップ・ジャパン)、バッグ¥236,000(トッズ・ジャパン)、靴¥141,000(J.M. WESTON 青山店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

休日の都会スタイルに応用させたいカジュアルなジャケットスタイル。フォルムが上品なぶん、素材やきれい色を取り入れれば、おしゃれの幅もぐんと広がります。メンズライクなバッグや靴でまとめるとこなれた印象に。

【9】ヴァレクストラのショルダーバッグ

【4】ヴァレクストラのショルダーバッグ
カシミヤのロングジレ(三喜商事〈アニオナ〉)、コーデュロイパンツ(三喜商事〈マウリツィオ ペコラーロ〉)、ブラウス(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

この冬、流行のロングジレは、上質素材で洗練に差をつけて。インナーにも光沢のあるシルクブラウスを選び、着くずしすぎないことが重要。バッグもジレに合わせてグレージュをセレクト。旬のカジュアルが一気に華やいだ印象になります。

【10】デルヴォーのハンドバッグ

【5】デルヴォーのハンドバッグ
カシミヤのケーブルニット・カシミヤのローゲージストール(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、パンツ(アオイ〈マルゴン〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

白ニット×ピンクのバッグ。本来なら甘く見えがちな組み合わせも、旬のローゲージニットやストールの無造作な巻き方に、クラシックなトップハンドルバッグを合わせる外しワザが、断然こなれてかっこいい。

【11】ブルネロ クチネリのショルダーバッグ

【6】ブルネロクチネリのショルダーバッグ
カシミヤのニット・フォックスファーのジレ・パンツ・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

淡いピンクからチャコールグレーへと、美しく移ろうグラデーションファーのジレ。ブラウスやドレス、ジャケットの上にも映える「攻めのおしゃれ」が楽しめる旬の一着を、あえてカシミヤのシンプルニットとカジュアルパンツに合わせると、抜群に粋なコーディネートになります。光沢感のあるバッグをアクセントに、まろやかなのにクールさも垣間見える洗練着こなしに。

【12】イヴ・サンローランのショルダーバッグ

【7】イヴ・サンローランのショルダーバッグ
コート・ニット・スカート・靴(イヴ・サンローラン〈サンローランバイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

このブーツを象徴するのは、斜めに走るシルバーのジップ。それにリンクするように、中央に大きめの引き手が付いたジップタイトを合わせます。それらのジップに対応させて、バッグもクールなグレー系で。小ぶりなサイズ感ながら、女性らしい着こなしに品格を添える重要な役割を担っています。

【13】グッチのリュック

【8】グッチのリュック
バッグ【縦26×横22.5×マチ11㎝】(グッチジャパン)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

ありそうでなかった、リッチ・カジュアルなリュック。流行のファージレとの相性も抜群で、旬の休日スタイルが完成します。

【14】ニナリッチのミニバッグ

【9】ニナリッチのミニバッグ
バッグ【縦18(ファスナーまで13)×横23×マチ6.5㎝】・ローゲージニット(コロネット〈ニナリッチ〉)、リング(コロネット〈アントニーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

小ぶりで洗練されたバッグが気になる今、いつものミニショルダーよりも新鮮に映るのが短めのリストストラップです。新作の「クティバッグ」は、ストラップだけでなく、バッグの開口部にも手首を通してクラッチのように抱えることができて、さらにアクセサリー感覚がアップ。丸みを帯びた女らしいフォルムと、こなれたサイズ感で、カジュアルな装いにも、パーティーのドレスアップにもシックに映えます。

【15】プロエンザスクーラのハンドバッグ

【10】プロエンザスクーラのハンドバッグ
ブルゾン(三喜商事〈バンフォード〉)、ニット・パンツ(コロネット〈ザロウ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、TASAKI の2連に巻いたネックレス・リング・M/G TASAKIのリング(TASAKI )、バッグ(ストラスブルゴ〈プロエンザ スクーラー〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2018年

休日カジュアルに欠かせないデニムは、ネイビーワントーンのボトムとして活躍確実。色落ちのないノンウォッシュドタイプなら、さらにリッチに仕上がります。そんなネイビースタイルに映えるのが、洗練のボルドー色バッグ。メリハリの効いた着こなしでセンスをアピールしましょう。

【16】ヴィオラドーロのカゴバッグ

【11】ヴィオラドーロのカゴバッグ
コート(ストラスブルゴ〈マンツォーニ ベンティクワトロ〉)、ニット(ebure)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、バッグ(エストネーション〈ヴィオラドーロ〉)、靴(キートン)、ネックレス(フェデリーコ・ブチェラッティ)、ピアス(ザ・ショーケース GINZA SIX店〈テンサウザンドシングス〉) 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

パールカラーでまとめた、美しいグラデーション配色コーディネート。全体をパールトーンでまとめれば、シックでありながら華やぎ感のあるパンツスタイルが完成します。冬仕様のファー付きカゴバッグや靴にもイエローゴールドを配し、ワンランク上のカジュアルスタイルを目指しましょう。

【17】J&Mデヴィッドソンのボストンバッグ

【12】J&Mデヴィッドソンのボストンバッグ
ロングカーディガン(アパルトモン 東京店〈アパルトモン〉)、ラビットファーのベスト・パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、グローブ(ebure〈ガーラグローブ〉)、靴¥73,500(リエート〈サントーニ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

アウターを2枚重ねると、カジュアルは断然、リズミカルに洗練されます。そんなグレージュレイヤードに、ホワイトのバッグ&スニーカーで清潔感を添えれば、無敵のリッチ・カジュアルが完成します。

【18】マルベリーのトートバッグ

【13】マルベリーのトートバッグ
コート・ニット・手袋(キートン)、パンツ(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、バッグ(マルベリージャパン)、靴【オーダー価格】(J.M. WESTON 青山店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

くすみを帯びたペールイエローは、グレージュになじみがよく、表情を明るく華やいで見せる注目色。マットゴールドのトートバッグやスエードのオックスフォードシューズなどの端正な小物を効かせ、軽快なカジュアルスタイルへと導きましょう。

【19】バリーのリュック

【14】バリーのリュック
ジレ(ビームス ウィメン 渋谷〈シン〉)、アバティのニット・ボリオリのパンツ(コロネット)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、リング・バングル・ブレスレット(髙會堂六本木〈フェデリーコ・ブチェラッティ〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

グレージュの艶やかなチベットラムファーのジレを主役に、気品漂うハイトーン・グラデーションで洒脱に仕上げたきれいめカジュアル。端正なカーキ色のリュックがこなれ感も演出してくれます

【20】フェンディのショルダーバッグ

【15】フェンディのショルダーバッグ
ストラップ【素材:カーフレザー、長さ90×幅4㎝】・バッグ「ピーカブー」(フェンディ ジャパン) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

注目したいのは自由に付け替えられる「ショルダーストラップ」。流行の火つけ役であるフェンディの「ストラップ ユー」が初めて登場したのは、2016年の春夏コレクション。アイキャッチになる新しいアクセサリーとして人気を集め、この一年半で、多くの海外セレブの愛用する様子がスナップに収められています。斜めがけもできて今どきのカジュアル感を加味し、色や素材などバリエーションも豊富。

【21】エルメスのショルダーバッグ

【16】エルメスのショルダーバッグ
1 バッグと同系色の端正なカーフレザーに、編み込みディテールが効いて豊かな表情に。【素材:カーフレザー、長さ70×幅4㎝】・バッグ「マキシボックス」、2 発色のよいイエロー×グリーンが、バッグの印象を高めて。【素材:カーフレザー、長さ105×幅2.5㎝】、3・5 鮮やかな幾何学柄で、着こなしの「外し」として取り入れたい、カジュアルなストラップ。各【素材:コットン×カーフ、長さ70×幅5㎝】、4 アーカイブのアクセサリーから着想を得たデザイン。美しい艶のあるメタルスタッズがモード感を放って。【素材:ボックスカーフ、サイズ:長さ65×約幅3.7㎝】、6・7 斜めがけにして使いやすいロングショルダータイプ。各【素材:コットン×カーフ、長さ105×幅2.5㎝】(エルメスジャポン) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

計算された美しい配色やエッジが効いたストラップのデザインは、凜とした名品バッグを引き立て、より洗練させる効果が。シンプルな幾何学モチーフを、上質な素材と精巧な職人技で仕上げて、大人の女性にふさわしい別格の存在感漂うストラップに仕上げています。

【22】グッチのショルダーバッグ

【17】グッチのショルダーバッグ
軽やかなリッチ感と程よい収納力を備えた大人目線の巾着バッグ。ころんと愛らしい巾着バッグを、シェブロンのキルティングが程よく引き締め、モダンに。オンタイムでもなじみ深いシックカラーバッグには、それぞれ同素材のストラップ以外にトリコロールのストラップも付属。休日らしい軽快さのある着こなしを後押しして。【縦22×横21×マチ11㎝】(グッチ ジャパン) 撮影/戸田嘉昭・唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

身も心も軽やかでありたい休日は、肩がけしただけで、ただ者ではない存在感を放つバッグが気分です。なめらかなカーフレザーにグラマラスな個性を授けるシェブロンのキルティングを施した巾着形バッグは、同素材のレザーと「ウェブ」と呼ばれるストライプ、個性の異なるふたつのストラップ付き。着こなしイメージに合わせて付け替えるのが「基本」のスタイルですが、あえて1本を垂らしたままにする2本使いも新鮮! シンプル・カジュアルな着こなしに、最新のモードをも知る、大人ならではのセンスが香ります。

軽くておしゃれなレディースバッグ


【1】サンローランのかごバッグ

【1】サンローランのかごバッグ
トートバッグ『モノグラム・サンローラン ショッピング・トート』・バッグ『モノグラム・サンローラン トイ・ダウンタウン・YSLカバ』・バングル ・サングラス・シャツ・パンツ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ラフィア風のごく軽量な進化素材で編み上げたバッグは、圧倒的にモードな黒。夏でも黒が欠かせない洗練された女性にとって、この軽やかさはうれしいもの。

サンローランのかごバッグ

【2】グッチのショルダーバッグ

【2】グッチのショルダーバッグ
小脇に美しくフィットするホーボータイプに ダブルタイガーヘッドのクロージャーが誇り高くあしらわれた『ディオニュソス』コレクションのバッグ。ブラウンのベルベットに浮かび上がるGGパターンが しっとりとしたニュアンスを醸し出す。バッグ(グッチ ジャパン) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年

ダブルGを格子柄にあしらったGGパターンは、控えめな幾何学柄としてデザインの汎用性が高いため、大胆かつカラフルな装飾モチーフを華やかに重ねても、バランスがいいのです。最近では素材が進化して、より軽量になり、使い勝手も抜群!ドラマティックなモノグラムが、日常シーンを鮮やかに彩ります。

グッチの『ディオニュソス』コレクションバッグ

【3】ザネラートのトートバッグ

【3】ザネラートのトートバッグ
バッグ『デュオ グランツール ブランディーン』(アマン〈ザネラート〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

シンプルなフォルムの機能的なトートバッグが新登場! イタリアの切手の消印をモチーフにしたブランディーン柄のコットンキャンバスに、PVCコーティングを施した軽量素材の一枚仕立て。内側には3つのポケットと、取り外せる大きめのポーチが付いています。ベーシックカラーからきれい色までそろう全12色展開。

【4】ボルボネーゼのショルダーバッグ

【1】ボルボネーゼのショルダーバッグ
ボルボネーゼのバッグ/私物

ボルボネーゼのバッグは、一枚革で持っていないみたいに軽いのが魅力。シンプルながらスタッズ使いやビッグタッセルで、程よくエッジの効いたデザインだから、どんなシーンにも重宝します。クタっとしていてトランクの中にもしまえるので、出張のときにも便利。鉄板カラーのグレージュは、ワードローブとの相性も抜群です。

【5】ゲラルディーニのハンドバッグ

【2】ゲラルディーニのハンドバッグ
バッグ「ソフティ」

1885年にイタリアのフィレンツェで創業した、使いやすく機能的で、おしゃれなバッグで知られるGHERARDINI(ゲラルディーニ)。そのブランドが誇る名品バッグ「ソフティ」シリーズは、やわらかく軽い使い勝手のよさで愛されています。

【6】ブルネロ クチネリのハンドバッグ

【3】ブルネロクチネリのハンドバッグ
シティ・プレシャス・ハンドバッグ【縦10.5×横22×奥行4cm】¥472,000

モニーレと呼ばれるボールチェーンは、真鍮に金属メッキを施した小さなメタルボールが連なったもの。ブルネロ クチネリ コレクションの代表的なデコレーションパーツとして、ウエアから小物にまであしらわれています。そのキラキラとまたたくような繊細な輝きは、まさに大人好み!

バッグ自体も、職人が木枠を使って、ひとつひとつ手作業で成型したもの。美しいマットカーフスキンを用いながらも、卓越した刺しゅう技術で全面的にモニーレで覆ってしまうという贅沢さです。

しかもショルダーストラップは取り外し可能で、クラッチバッグやお財布としての利用も可能。フラップの内側にはマグネット、バッグの内側はウォータープルーフの軽量素材が使われ、美しいだけでなく、使いやすさにも配慮されたパーフェクトなハンドバッグなのです。

【7】アクリスのトートバッグ

【4】アクリスのトートバッグ
アクリス アイ スモールメッセンジャー

アクリスの「アイ スモールメッセンジャー」は、両側をフロントへ折りたたむとA型フォルムに、中央のクロージャーを取り外すと長方形のトートバッグに、さらにサイドを内側へ折り込んで留めると台形バッグに変化する人気の3WAYバッグ。この「アイ スモールメッセンジャー」にも、機能性素材を使った白バッグが登場。同じデザインが、素材によってまったく異なる印象に仕上がっているのに驚きです。

【8】ポール・スチュアートのビジネスバッグ

【5】ポール・スチュアートのビジネスバッグ
バッグ(トープ)

「強くて軽くて傷が付きにくい」という三拍子がそろう素材ということで選出されたのが、ゴート(やぎ)レザー。革の面積は小さいけれど、軽くて肌目に陰影があって美しいのが特徴です。

【9】ロンシャンのトートバッグ

【6】ロンシャンのトートバッグ
ロンシャン「ロゾ」

軽量化を図るため仕切りなどを排し、持つ人が自在に使えるシンプルなつくりで魅了するロングセラー『ロゾ』。軽くてしなやか、なおかつ丈夫なレザーが使われ、両サイドのスナップボタンを閉じれば、また違った表情を楽しむことができます。シンプルだからこそ、その使い勝手のよさはピカイチ。ほんのりとピンクを感じさせる「アイボリー」は品のいいフェミニンカラーで人気です。

【10】コンテスのハンドバッグ

【7】コンテスのハンドバッグ
バッグ「プリンセス デイリーバッグ」

「プリンセスバッグ」の気品を引き継ぎつつ機能性を高めたベストセラー「プリンセス デイリーバッグ」。軽量で収納力も抜群、さらに中身が見えないようバッグの開閉部にはフラップ付きという心遣いもうれしいポイントです。バッグとコーディネートされたミラー、コインパースが付属。

【11】ロエベのスモールバッグ

【8】ロエベのスモールバッグ
「フラメンコ」【縦24.5×横26×マチ13㎝】

上質な素材と斬新なクリエイションが合わさった、クラシカルだけれども新しいアイコンバッグは、多面的な魅力をもつ大人の女性向き。表面は味わいのあるベルベット、内側はやわらかなナパレザーのコンビで、使っていくごとに自分に馴染んでいきます。フォルムはやわらかで気取らない、でも素材は最高級。カジュアルだけじゃない、コンサバだけでもない、振り幅の広さも魅力。

色で選びたい40代レディースバッグ


【1】フェンディのベージュショルダーバッグ

【1】フェンディのベージュショルダーバッグ
バッグ『キャナイ エフ』(フェンディ ジャパン)、ソフトなベージュの装いには ライトカラーグラスで着こなしの透明感を高めて。サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、透け感を出した 薄くて軽やかなシルクブレンドのカシミア素材。ストール『スタッファ』(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

ロゴとリンク部分に使われた、マイルドなトーンのイエローゴールド色のメタルが、ライトベージュのカーフレザーに優しく映えます。

ベージュのバッグ&アクセサリー

【2】JIMMY CHOOのグリーンショルダーバッグ

【2】JIMMY CHOOのグリーンショルダーバッグ
バッグ『スティーヴィー』(JIMMY CHOO)、ワンピース(三喜商事〈ストラネス〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

肩にかけると体にしなやかに沿うワンショルダーバッグ『スティーヴィー』。上品なライムグリーンは、ベーシックカラーの着こなしの差し色にぴったりです。カーフスエードのなじみのいい質感で、落ち着いた印象の仕上がりに。ハンドル部分の艶のあるスネークスキンとゴールドメタルの装飾がリュクスなアクセントになります。

JIMMY CHOOのバッグ

【3】ジバンシィの赤ショルダーバッグ

【3】ジバンシィの赤ショルダーバッグ
バッグ『クロス スリー』(ジバンシィ表参道店) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

ふたつに分かれたアコーディオン構造だからコンパクトながらも機能的。ストラップを外せばクラッチとしても使える今年らしいデザインです。

【4】エルメスのピンクポシェット

【4】エルメスのピンクポシェット
バッグ『クルー・メドール』(エルメスジャポン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

エルメスのアイコンモチーフのひとつ「メドール」からインスピレーションを得た立体的なポシェット。艶やかなピンクのボックスカーフで仕立てたバッグは、シルバーメタルのバックルがモダンな表情を演出。ふっくらと存在感のあるデザインだから、ストラップを外して、クラッチバッグとしても活躍します。

【5】ジル・サンダーのイエローバッグ

【1】ジル・サンダーのイエローバッグ
ジル・サンダーのバッグ

ショルダータイプなのに、iPadもしっかり入る絶妙なサイズ感。チェーン使いが涼やかで、持ったときにV字になるシルエットなど、見た目以上に持ったときのかわいさとしっくり馴染むデザインが秀逸。ブラウンやグレーにもよく映えるので、かなり重宝しそうです。

【6】アクリスの白×光沢グレー

【2】アクリスの白×光沢グレー
左/「アイ スモール メッセンジャー」・右/「アレックス スモール」

カーフレザーに鹿革のようなやわらかな風合いをもたせたチェルボカーフの定番バッグに新色が登場。フレッシュな白と、光沢感のあるグレーの上品なコンビは、シックにもモードにもシーンレスに活躍しそうです。

【7】バレンシアガの黒ハンドバッグ

【3】バレンシアガの黒ハンドバッグ
「ペーパー ジップ アラウンド ブラックアウト A6」【素材:カーフレザー、サイズ:縦19×横26×マチ11cm】(バレンシアガ ジャパン〈バレンシアガ〉)

マチのジップ開閉で収納力を調節できるだけでなく、さまざまな表情も楽しめるハンドバッグ。ストラップが付属した3WAYで、ショルダーにもクロスボディーにも! ジップの先から垂れるストリングスが軽やかなアクセントとなり、黒一色でもどこか愛らしい表情を与えてくれます。

【8】セリーヌのネイビーショルダーバッグ

【4】セリーヌのネイビーショルダーバッグ
「クラシック」【素材:カーフレザー、サイズ:縦18×横24×マチ6cm】(セリーヌ ジャパン)

ヴィンテージの風合いを醸すクロージャーなど、細部まで熟練した職人の手仕事が光る「クラシック」。決して量産できない、「価値あるシンプル・ラグジュアリー」が心を満たしてくれます。形状が異なるポケットが充実し、物を整理しやすいのも優秀ポイント。蛇腹状のマチが、その収納力の秘密です。

【9】ヴァレクストラのスモーキーブルートートバッグ

【5】ヴァレクストラのスモーキーブルートートバッグ
ヴァレクストラ「ソフトトート」(ヴァレクストラ・ジャパン)

きめ細やかなシボが美しい定番のカーフレザーと、フロントのさりげない「V」のカッティングに香る控えめなエレガンスが魅力的。これらはともに、ヴァレクストラのシグネチャーです。肩がけしても窮屈さはなく、手に提げても決まる絶妙な長さのハンドルも特筆すべき点。長いお付き合いのできる極上クオリティーのトートです。

【10】プラダのローズピンクハンドバッグ

【6】プラダのローズピンクハンドバッグ
「プラダ パラディグムバッグ」【素材:カーフ、サイズ:縦21×横27×マチ13cm】・『パイソンストラップ』(プラダ ジャパン〈プラダ〉)

高級感と丈夫さを備えた、ブランドを象徴する「サフィアーノ」カーフ素材。優美なピンクには、パイソンストラップを合わせ、スタイリッシュな迫力を添えましょう。ファスナー付きあおりポケットをはじめ、大きめのポケットが充実し、物を整理しやすいといった実用面も文句なし。

A4サイズが入るトートバッグ


【1】モワナのトートバッグ

【1】モワナのトートバッグ
すっきりと洗練されたキャンバストート。イニシャルのMを幾何学柄に 中はパリ本店が描かれたモノクロのプリント地。ハンドルを2種類設けるなどユニークな機能も。アンディゴブルーのバッグ『クアトロ オリゾンタル1849 GM』(モワナ メゾン GINZA SIX) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年

パリ最古といわれるトランク製造を手がけるアトリエを基に、女性起業家によって1849年に創設されたブランド。今では常識となったキャンバスコーティングの特許も取得した老舗らしく、豊富なアーカイブから生まれるバッグはどれも上品で、モノグラムトートも、考え抜かれた機能美を宿しています。

モワナのトートバッグ

【2】フォレ ル パージュのトートバッグ

【2】フォレ ル パージュのトートバッグ
バッグ 左から/最もシックなグレーのキャンバストートのSサイズ。『デイリー バトル』・タッセルチャーム・イエローレザーのリボン・メダルのチャーム・美しい弧を描くトップハンドルのバッグ『プチパラード』(フォレ ル パージュ銀座店) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年

1717年、鉄砲や刀剣の製造メゾンとして創業。ルイ15世からナポレオンまで、王侯貴族に愛されつつ、革命時には革命軍に武器を提供して讃えられた歴史に名を刻むブランドです。武具を収納し、狩猟時に道具を運ぶための軽く、撥水効果のあるバッグづくりに始まり、甲冑を思わせる象徴的なエカイユ(うろこ)柄が、その矜持を語ります。

フォレ ル パージュのバッグ

【3】モワナのトートバッグ

【3】モワナのトートバッグ
バッグ『クアトロ』・キーホルダー(モワナ メゾン GINZA SIX) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

フランスの老舗モワナのトートバッグは、裁断から縫製まで全工程をひとりの職人が手作業で仕上げた逸品。穏やかなグレージュ色は、グレー、ブラウン、ベージュをミックスするという手の込んだ染色テクニックのなせる業です。

【4】ジョルジオ アルマーニのトートバッグ

【1】ジョルジオ アルマーニのトートバッグ
ジョルジオ アルマーニ「ポーチ付きトートバッグ」(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)

グレインドカーフレザーを使用した端正なトートバッグがこちら。ビッグサイズのポーチと、フロントのベルトディテールにちょうど収まるようにデザインされた、取り外し可能なエンベロップ形ポーチは使い方も自由自在! 15インチ級の大きめのPCもすっぽり入ります。発色のいいカラー展開も魅力的です。

【5】ボッテガ・ヴェネタのトートバッグ

【2】ボッテガ・ヴェネタのトートバッグ
左から/バッグ「カバ」【素材:ベビーカーフ×クロコダイル、サイズ:縦25×横40×マチ16cm】・チェーンウォレット 【素材:ベビーカーフ 、サイズ:縦10.5×横21×マチ3cm】(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)

高度な職人技が光る、ゴールドレザーの編みとクロコダイルハンドルという「美貌」のコンビ。同色のチェーンウォレットも、財布機能とドレスアップ効果の完璧な両立を果たした逸品です。熟練した職人が丹念な手作業で編み込んだ、「両面ゴールド」という、このうえない美しさと贅沢さ。ぜひあなたの手元で輝かせてみてください。

【6】ヴァレンティノ ガラヴァーニのトートバッグ

【3】ヴァレンティノ ガラヴァーニのトートバッグ
ヴァレンティノ ガラヴァーニ「ロックスタッズ ローリング ミディアム トート」(ヴァレンティノ〈ヴァレンティノ ガラヴァーニ〉)

定番トートに、シルバースタッズとオニキスカボションをあしらって、落ち着いた雰囲気に仕上げた新作。大きめのサイズ感とトップオープン仕様で、PCをはじめさまざまな必需品が余裕で入り、物の出し入れもラクな頼れるトートです。やわらかなソフトカーフレザーを使用していて、使い込むほどに使い勝手のよさを実感するはず。そしてこのトートのポイントは何といってもリバーシブルで使用可能な点。蝶の刺しゅうが施された、取り外し可能なギターストラップもついています。

【7】プラダのトートバッグ

【4】プラダのトートバッグ
プラダ 「ソフトレザーのトートバッグ」(プラダ ジャパン)

仕事のスーチングスタイルから、休日カジュアルまで対応できるトートバッグが豊富なプラダ。ラウンドスタッズがアクセントになったストラップ、リップやジュエリーが入れられる付属のミラー付きチャームは取り外し可能で、バッグに表情をつけるアクセントになります。トップ部分はマグネット開閉で、フロント側に仕切りポケットがあり、内側にはジップポケットとオープンポケットがひとつずつ付いています。

【8】エトロのトートバッグ

【5】エトロのトートバッグ
エトロの新作バッグコレクション「ヌーボラ」の「アンブレ」トートLサイズ【縦30×横30×マチ22㎝】

ソフトレザーを使用した「ヌーボラ」はマチが広く収納力に長けているので、仕事からプライベートまで、それぞれのライフスタイルに合わせて使えるのが魅力。そして、サイドの紐を縛ってバッグ全体のサイズ感を調整できるのも特徴のひとつです。