優雅な時代を偲ばせる麗しき「マーク クロス」の女優バッグ

文化の花が開き、ジャズエイジといわれた1920年代。アメリカからパリへ移り住み、交友関係はフィッツジェラルド夫妻、ヘミングウェイ、ピカソ、コール・ポーターなど当時の煌きらめくセレブリティ。その彼らから羨望の眼差しを送られ、数々の作品のモデルとなったジェラルド&サラ・マーフィー夫妻。そんなセンス抜群のふたりが育てたブランドが「マーク クロス」です。

優雅な時代を偲ばせる麗しき女優バッグ
左/ユニークなビーンズ形のフォルム。金属のハンドルはレザーハンドルを模した凝ったデザイン。ショルダーストラップ付き。牛革製。『BENCHLEY』[縦18×横19×マチ9㎝]¥414,000・右/白いステッチがアクセント。クラシックなボックス形。グレース・ケリーの役柄のために制作された「グレースボックスバック」を現代に復刻させたアイテム。ショルダーストラップ付き。牛革製。『GRACE SMALL BOX』[縦14×横19×マチ9㎝]¥317,000(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) [Precious2018年4月号169ページ] 

もともとは1845年にボストンで馬具の納入業者として設立され、バッグブランドとして本格的にスタートしたのが1934年。彼らの優雅な生活に欠かせないアイテムを次々と製品化したコレクションは話題となり、当時のファッションリーダーたちがこぞって身につけたことは、いうまでもありません。その後、ヒッチコック監督の伝説的な映画『裏窓』にも登場したことで、ブランドの地位を不動のものにします。

そして、現代に蘇ったそのエレガントなバッグは、昔と同じイタリアの工場で製作され、上質かつ機能性の高さも健在。アーカイヴコレクションにインスパイアされた名品は、今もなお人気を博し、マストハヴとして再注目されています。

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