デザインやカラーなど、年々そのバリエーションの幅が広がっているかごバッグ。今回ご紹介する3人のファッショニスタたちは、大きめのバスケット型をセレクトし、薄着でシンプルになる初夏の装いにポイントとして加えていました。
■1:エリーゼ・ソーホーは…ミニマルなブラックコーディネートに親しみやすさと軽快さを作る
2023年5月上旬、ハンブルクでスナップされた、アパレルブランド『HEY SOHO』を手掛けるエリーゼ・ソーホー。きりっとしたブラックコーディネートが爽やかに見えるのは、かごバッグを投入しているからこそ。トップスからシューズまで黒で繋いだ着こなしは、それぞれ身幅のあるゆったりシルエットをセレクトすることで、重たさや窮屈に見えるのを回避。緊張感のある黒ながらも、このゆとりのおかげでリラックスして見えます。さらにスニーカーの白のサイドラインで、軽快さを獲得。仕上げに大きめのかごバッグを携えれば、黒がさらに軽やかに見え、さらにメリハリを作ることにも成功します。
■2:アレクサンドラ・ペレイラは…リラックスながらも上質な小物でクラスアップする
パリの街中でスナップされた、インフルエンサー、ブロガーのアレクサンドラ・ペレイラ。目を引くかごバッグを採用することで、夏の定番カジュアルが単調になるのを防止していました。タンクトップとブルーデニムパンツのオーソドックスな組み合わせは、アイスブルーのパンツをセレクトすることで清涼感を上乗せ。かごバッグとフラットサンダルでリラックスムードをキープしつつも、ブラウンのレザーサンダルやモノグラムのかごバッグを加えることでクラスアップに繋げました。バッグにもサンダルと同じレザーが入っているので、程よい引き締めが叶っています。
■3:ジェニー・ウォルトンは…目を引くトップスのインパクトをかごバッグで引き算
コペンハーゲン ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、イラストレーターのジェニー・ウォルトン。ステートメントなトップスを活用することで、抜群の着映え力を手に入れていました。ロングテールがモードなトップスは、定番の白黒コーディネートで落ち着いた印象を演出しながら、ハーフパンツを組み合わせることで程よい抜け感を。さらにナチュラルなかごバッグでそのインパクトを中和すれば、トゥーマッチにならないちょうどいい着こなしに整います。ゴールドのイヤリングとサンダルでツヤを宿し、小気味よくフィニッシュ。
今年もそろそろ取り入れていきたい「かごバッグ」の着こなしをご紹介しました。リラックス感を助長したり、外し役として加えたり… 思い思いのかごバッグを投入し、季節に映えるコーディネートを実現してみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香