日が長く爽やかなシーズン、太陽の下での公務も少なくないイギリス・キャサリン皇太子妃。そんな屋外イベントでは、アウトドアに似合うエスパドリーユを愛用。スニーカーと等しくリラックスなムードがありながら、もっと軽快に、夏らしい清々しさを演出します。
今回は、そんな皇太子妃のエスパドリーユスタイルにフォーカス。華やかな薄軽素材のワンピースに合わせた着こなしをチェックしていきましょう。
■1:透け素材のシックなワンピースを足元でカジュアルダウン
ケンブリッジのニューマーケット競馬場でのケンブリッジシャー・カウンティ・デーに出席。シルクシフォン素材のミディ丈ワンピースはL.K.ベネットのもの。襟付きコートやジャケットにヒールを合わせればフォーマルシーンにぴったりな一着ですが、アクティブなシーンではエスパドリーユで軽快にコーディネート。足首のサイドにリボン結びをした同系色のストラップでフェミニンさをアップ。9cmのヒールでワンピースにもエレガントに寄り添います。
■2:アイランドな空気感にベストマッチ!さらっと軽やかなエスパドリーユ
バハマのグレート・アバコでハリケーンの多くの犠牲者を追悼するため、メモリアル・ウォールを訪問。熱帯性の気候に、キャンバス素材のナチュラルなアッパーが爽やかに映えます。プリーツがあしらわれたシャツドレスは、ロンドン発のRIXO(リキソー)のもの。手描きの大理石風ゼブラプリントです。サイケデリックなムードが強い日差しに負けない存在感を放っています。
■3:パープルベースのフローラルプリントにはスッキリしたデザインをセレクト
イギリスのフラムリンガム・アールで、小児ホスピスを訪問。バリのブランド、フェイスフル・ザ・ブランドの花柄のミディドレスにラッセル&ブロムリーのウェッジエスパドリーユを合わせています。ヴィンテージな味わいのあるプリントにふんわり袖のロマンティックなデザインを、10cmヒール&スエードのアッパーの足元でモダンに仕上げています。
■4:美しいガーデンに映えるグリーンカラーを爽やかに引き立てて
ロンドンのRHSハンプトンコート・パレスガーデン・フェスティバルを訪れ、「バック・トゥ・ネイチャー・ガーデン」を鑑賞。ダークグリーンのドレスはフレンチブランド、サンドロのもの。足元に馴染むベージュのエスパドリーユがクリームとワインレッドの四角形が並んだプリントを際立てています。フレアな半袖で女らしさを後押し!
■5:落ち着いたペイズリー柄をナチュラルな一足で風通しいいスタイルに
キングストンのウォーレン・パークで王立写真協会が運営する「アクション・フォー・チルドレン」のワークショップに参加。印象的なペイズリー柄のライトグレーのドレスは、Vのネックラインと絞られたウエストでフェミニンなデザイン。ティアードスカートが華やかなボリュームですが、ウェッジヒールを合わせることでバランスよく着こなしています。
キャサリン皇太子妃がサマーシーズンに愛用する、エスパドリーユスタイルをご紹介しました。ユニセックスでカジュアルなフラットタイプではなく、アンクルストラップ付きのウェッジヒールを選ぶのが大人に似合う、エレガンスのポイント。さらに合わせやすいヌーディなカラーならこの夏大活躍間違いなしです!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子