今では全国のいたるところで、多くの方に親しまれている「アフタヌーンティー」。その起源は、1840年頃まで遡ります。

当時の食事は、1日2回、朝食と夜の8時頃に食べられるのが一般的でした。そんな中で、ロンドンの北にあるベッドフォードシャー州の貴族だった第7代ベッドフォード公爵夫人、アンナ・マリアは、午後に友人たちを公爵邸の彼女の部屋に招待し、彼女が好んだ紅茶や軽食でゲストをもてなしていたそう。

それが上流階級の人々の間で話題となり、やがてはヴィクトリア女王をも楽しませる習慣として定着していったと言われています。

大阪・梅田にある「ザ・リッツ・カールトン大阪」の1F「ザ・ロビーラウンジ」では、そんなアフタヌーンティーの創始者と言われるアンナ・マリアにちなんだ「アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」が、2023年8月7日(月)までの期間限定で提供されています。

ザ・リッツ・カールトン大阪の「アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」

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「アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」¥6,900、「シグネチャー アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」¥11,000(税・サービス料込み)

華やかな白のベールがかけられた三段スタンドに、たくさんのスイーツとセイボリーが並ぶ「アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」。

ペストリーシェフであるエリオット・スタデン氏が手がけるアフタヌーンティーでは、あらゆる種類の紅茶を嗜んだと言われているアンナ・マリアにちなんだ、さまざまな茶葉を使った風味豊かなスイーツとセイボリーがラインナップされています。

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上段を飾る4種類のスイーツ

ひときわ目を惹くブルーのスイーツは、「ジャスミンアプリコット“フレンチファンシー”」。ジャスミンティーを用いたスポンジ生地にアプリコットムースをしのばせたグラッサージュショコラです。ショコラの色は、アンナがゲストをもてなしたブルーを基調とした部屋がインスピレーションの源となっているそう。

そのほか、アッサムティーを使ったチャイのムースにトロピカルフルーツを乗せたスイーツや、ルイボスティーでコンポートに仕上げたりんごをトッピングしたアップルタルト、ダージリンを使ったミルクティームースにブルーベリーを添えたスイーツなど、見た目も味わいも華やかなスイーツが揃います。

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華やかなセイボリー

セイボリーには、ミニクロワッサンやキッシュなどがラインナップ。じゃがいもで作られた冷製スープには、美しいエディブルフラワーを飾り、華やかなお茶会を演出します。

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スコーンメニュー

スコーンメニューのひとつ「アールグレイヴィクトリアスポンジ ラズベリーコンフィ クリームチーズアイシング」には、イギリスの国旗を添えて。

アンナ・マリアが催したお茶会に想いを馳せながら、よりアフタヌーンティーを楽しめそうですね。


通常のアフタヌーンティーに加え、グラスシャンパーニュとマカロンのお土産がついた「シグネチャー アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」も提供されています。

美しい絵画や美術品の数々、煌めくクリスタルシャンデリア、磨き上げられた大理石の床や暖炉などを配したインテリアが、18世紀の貴族の邸宅を彷彿とさせる「ザ・リッツ・カールトン大阪」。

まさに英国貴族になったような気分で、「アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」を通して、優雅なひとときをお楽しみあれ。

問い合わせ先

  • ザ・リッツ・カールトン大阪
    「アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」
  • 開催期間/2023年8月7日(月)まで
  • 提供時間/12:00~19:00
  • TEL:06-6343-7020(レストラン予約 10:00~19:00)
  • 住所/大阪府大阪市北区梅田2-5-25

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