「にごんめ」ではありません！「二言目」ってなんと読む？

「二心」って、どんな心？

明日・8月19日は総務省交通対策本部が制定した『バイクの日』です。これは819（バイク）の語呂合わせですが、加えて「夏場はオートバイの事故が増加する傾向にある」とのことで、特に若者に対するオートバイの安全運転教育を積極的に展開する日、と定められています。オートバイといえば「電動二輪車」、ということで、本日は「二」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題１】「二言目」ってなんと読む？

「二言目」という慣用句の正しい読み方をお答えください。

ヒント：「何か言ったあと、口癖や決まり文句のように続く言葉」という意味で使われます。

＜使用例＞

「うちの叔父は、二言目には自慢話を始めるタイプだから、会いたくないのよね」

かな5文字です。

･･･さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 二言目（ふたことめ） です。

「二言（にごん）はない」の「二言」とは読み方が異なります。

「二言」だけですと、文脈によって「にごん」「にげん」「ふたこと」など、複数の読み方が考えられますが、後に「目」がつくと「二言目（ふたことめ）」という慣用句になります。現在もしばしば会話で耳にする表現ですが、表記の読み方は混同・混乱しやすいので、要注意です。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題２】「二心」ってどんな心？

「二心（ふたごころ）」という日本語の意味として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。

1：味方にそむく裏切りの心

2：大変強い決心

3：恋愛上の浮気心

「二心（ふたごごろ）」とは、どんな心？

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 1：味方にそむく裏切りの心 と 3：恋愛上の浮気心 です。

どちらにしても不穏な心です…。

使用例としては、「明智光秀は、この頃から信長に二心を抱いていたのかもしれないわね」「誓って、僕に二心はないよ」などです。

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本日は、8月19日『バイクの日』にちなんで、「二」という字の入った日本語から、

・二言目（ふたことめ）

という慣用句の読み方と、

・二心（ふたごころ）

という言葉の意味などをおさらいいたしました。

ちなみに「バイク＝オートバイ」という感覚は日本独自のもので、英語の「bike」は「bicycle」の略語ですので「自転車」を意味します。英語の接頭辞「bi」は「ふたつの」、「cycle」は「循環／反復」という意味で、ふたつの車輪が反復循環するシステムを表現した言葉なのですね。そして「オートバイ」を意味する英語は「motorcycle」「motorbike」などですので、お気をつけくださいね。