黒×ベージュは、上品さを演出してくれるので大人にとって頼り甲斐のある配色です。ほんのりと秋の空気を醸して、夏服のマンネリを解消しましょう。

■1:エミリー・ラタコウスキーは…タンクトップ×デニムパンツも配色にこだわればカジュアルになりすぎない

クロップド丈のタンクトップでトレンド感を手に入れながら、黒で引き締め効果をオン。
クロップド丈のタンクトップでトレンド感を手に入れながら、黒で引き締め効果をオン。

2023年8月15日、NYの街中でキャッチされたモデル、俳優のエミリー・ラタコウスキー。タンクトップとデニムパンツという夏の定番カジュアルも、配色に変化をつければ新鮮さを獲得することができます。黒とベージュの色合わせで、秋らしさを漂わせながら上品さを両立。さらにピンクベージュデニムパンツとベージュレザーバッグのように、異なる色味と素材のベージュアイテムを重ねれば奥行きが生まれてリズミカルです。足元には白スニーカーを迎え、残暑に相応しい軽やかさをキープして。

■2:フローラ・コクレルは…色香漂うベージュキャミソールはアクティブに着こなす

タイトなまとめ髪とバタフライサングラス、ゴールドイヤリングの合わせ技で顔周りをスタイリッシュに。
タイトなまとめ髪とバタフライサングラス、ゴールドイヤリングの合わせ技で顔周りをスタイリッシュに。

パリ ファッションウィークでの、モデルのフローラ・コクレルのコーディネートをピックアップ。すっきり肌見せできる華奢ストラップのキャミソールは、ニュートラルカラーであるベージュをセレクトすることで涼感を上乗せ。ほんのり色香漂うトップスなので、シンプルな黒のスラックス、スニーカー、チェーンストラップショルダーバッグを合わせれば、アクティブさがプラスされヘルシーに着地します。さらに秋らしい配色だからこそ、ノーブルなムードを両立することにも成功。

■3:ティファニー・スーは…威力抜群のビッグショルダーバッグでモードを味わう

ジャンプスーツとバッグのワンツーで完成させる、秋の先取りルック。
ジャンプスーツとバッグのワンツーで完成させる、秋の先取りルック。

ファッション通販サイト『Mytheresa』のブランド責任者を務めるティファニー・スーを、ミラノ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチ。暑い日に着こなすと重く感じがちな黒のジャンプスーツも、シャカシャカとした素材感やジップのディテールなら軽やかな印象に。そこにインパクトのある編み込みレザービッグショルダーバッグを加え、モード感を際立てました。ソフトなベージュだからこそ奇抜にならず、しなやかにまとまります。


夏服のまま、秋の気配を感じさせる「黒×ベージュ」の着こなしを3選ご紹介しました。配色にこだわることでマンネリを払拭しながら、来たる季節への期待を閉じ込めてみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香