雑誌『Precious』9月号では、特集「日常を美しく彩る、新作ラグジュアリーウォッチ29」を展開しました。
年々高まるばかりの、女性たちの腕時計に対する意識、想い、そして愛。それに応えるかのように、2023年に発表された新作ウォッチは実に多彩で魅力的です。それらのなかから、それぞれのブランドの矜恃が宿る珠玉タイムピースを厳選してお届け!
今回は、ディオールの時計『ディオール グラン ソワール オートマタ エトワール ドゥ ムッシュ ディオール』&『ディオール グラン ソワール オートマタ ジャルダン レヴェ』をご紹介します。
文字盤の上で詩的な情景が繰り広げられる究極の複雑機構「オートマタ」は、ラグジュアリー『からくり時計』
・上/『ディオール グラン ソワール オートマタ エトワール ドゥ ムッシュ ディオール』
・下/『ディオール グラン ソワール オートマタ ジャルダン レヴェ』
●ケース:上/WG×YG×DIA・下/WG×PG×DIA ※数量限定販売 ●ケース径:38mm ●ストラップ:レザー ●クオーツ
業者のクリスチャン・ディオールが残し、語り継がれている名言、「情熱はすべての美の鍵」—脈々と受け継がれているその信念は現在のウォッチクリエイションにも息づいています。とりわけ、ムッシュ ディオールが大切にしていた夢のような世界を如実に映し出すのは、『ディオール グラン ソワール』コレクション。2010年に誕生以来、毎年アプローチを変えたハイウォッチを展開してきましたが、2023年は初めて「オートマタ」といういわば「からくり時計」、『ディオール グラン ソワール オートマタ』を発表しました。
リュウズに隠された小さなボタンに触れると、バレル式オートマタが約30秒にわたり動きだします。ただ時を知るためではなく、ひととき夢を見させてくれる特別な腕時計が、またひとつ華麗に誕生しました。
クリスチャン・ディオール自身へのオマージュである『ディオール グラン ソワール オートマタ エトワール ドゥ ムッシュ ディオール』と、彼の動植物への心酔を映し出した『ディオール グラン ソワール オートマタ ジャルダン レヴェ』。オートマタはそれぞれ、夜空にまたたく流れ星と、サルやキリン、オオハシ、チョウなどの躍動を演出。
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
関連記事
- 日本文化へのオマージュが込められた、ルイ・ヴィトンの時計「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン カレイドスコープ」
- フランク ミュラーの時計「トノウ カーベックス レリーフ」|手元にグラマラスなインパクトを添えて
- 現在進行形の名品として輝きを放つ、エルメスの時計「《ケリー》」|“腕時計”として“ペンダント”として自由に楽しむ
- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、岡村佳代、安村 徹(Precious)