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プロフィール


 

名前:ジェイソン・シュワルツマン(Jason Schwartzman)
出生地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス
生年月日:1980年6月26日

17歳から俳優としての活動を開始したジェイソン・シュワルツマン。父は映画プロデューサー、母は女優、いとこは映画監督のソフィア・コッポラや俳優のニコラス・ケイジという芸能一族出身として知られています。

1998年の映画『天才マックスの世界』では、スクリーンデビューながら主演。同作の監督を務めたウェス・アンダーソン作品の常連としても知られており『ムーンライズ・キングダム』(2012年)『グランド・ブタペスト・クラブ』(2014年)などに出演。2023年には『アステロイド・シティ』で主演を務めています。

ミュージシャンとしても活動していた時期があり、ロックバンド「ファントム・プラネット」でドラムを担当。ツアーをおこなうなど精力的に活動していましたが、2003年に脱退しています。

私生活では、アパレルデザイナーのブレイディ・カニングハムと2009年に結婚。ふたりの娘を授かっています。

「若いころ」「昔」の写真17選


まずは、「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1998年1月(17歳)映画『天才マックスの世界』プレミア

 

1999年3月(18歳)第14回インディペンデント・スピリット賞授賞式

 

2001年2月(20歳)Hollywood Issue

 

2001年7月(21歳)映画『プリティ・プリンセス』プレミア アフター・パーティー

 

2003年9月(23歳)映画『ロスト・イン・トランスレーション』プレミア

左は、ソフィア・コッポラ。
左は、ソフィア・コッポラ。

2004年2月(24歳)第19回 インディペンデント・スピリット・アウォード

 

2005年10月(25歳)映画『Shopgirl/恋の商品価値』プレミア トークイベント

 

2005年10月(25歳)ケネディ・センター名誉賞授賞式

 

2005年11月(25歳)Lexus IF Awards

 

2007年8月(27歳)ビバリーヒルズのホテルにて

 

2009年3月(28歳)映画『ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生』スクリーニング

 

2009年9月(29歳)テレビシリーズ『Bored to Death』プレミア

 

2011年10月(31歳)テレビシリーズ『エンライテンド』プレミア

 

2012年5月(31歳)映画『ムーンライズ・キングダム』フォトコール

 

2013年8月(33歳)映画『天才マックスの世界』プレミア

 

2014年5月(33歳)映画『パロアルト・ストーリー』プレミア

2014年公開の映画。キャストはエマ・ロバーツ、ジェームズ・フランコ、ジャック・キルマー、ナット・ウルフなど。本作がデビュー作となったジア・コッポラ監督は、ジェイソン・シュワルツマンの遠縁の親族にあたる。
2014年公開の映画。キャストはエマ・ロバーツ、ジェームズ・フランコ、ジャック・キルマー、ナット・ウルフなど。本作がデビュー作となったジア・コッポラ監督は、ジェイソン・シュワルツマンの遠縁の親族にあたる。

2015年1月(34歳)サンダンス映画祭 ポートレイトセッション

 

「映画」「テレビシリーズ」代表作10選


芸能一家に生まれ、17歳にして華々しいスクリーンデビューを飾ったジェイソン・シュワルツマン。そんな彼の代表的な出演作を解説します。

『天才マックスの世界』(1998年)

ニューヨークプレミア。左からジェイソン・シュワルツマン、サラ・タナカ、オリヴィア・ウィリアムズ、ビル・マーレイ。
1998年1月 ニューヨークプレミア。左からジェイソン・シュワルツマン、サラ・タナカ、オリヴィア・ウィリアムズ、ビル・マーレイ。

ウェス・アンダーソン監督。ジェイソン・シュワルツマンはデビュー作にして主演を務めた。共演は、オリヴィア・ウィリアムズ、ビル・マーレイなど。

あらすじ:名門校に通うマックスは、高い知能と活発さを併せもつ。一方で、学業よりも多数のクラブ活動を優先していたため、成績はひどいものだった。そんなマックスが、小学校教師のローズマリー(オリヴィア・ウィリアムズ)にひと目惚れ。友人の父親である起業家ハーマン(ビル・マーレイ)に相談するマックスだったが…。

『SPUN スパン』(2002年)

2002年 トロント国際映画祭。左からパトリック・フュジット、ミーナ・スヴァーリ、ジェイソン・シュワルツマン、ミッキー・ローク。
2002年 トロント国際映画祭。左からパトリック・フュジット、ミーナ・スヴァーリ、ジェイソン・シュワルツマン、ミッキー・ローク。

ヨナス・アカーランド監督。ジェイソン・シュワルツマンはドラッグ製造者の雑用係となる青年、ロス役を演じた。

あらすじ:ドラッグ漬けの青年ロスは、密売人スパイダー(ジョン・レグイザモ)からドラッグを入手しようとしたところ、ニッキー(ブリタニー・マーフィ)らスパイダーの仲間と出会う。その場でドラッグを入手できなかったロスは、ニッキーの恋人でドラッグを製造するコック(ミッキー・ローク)を紹介されるが…。

『ハッカビーズ』(2004年)

2004年 トロント国際映画祭。左からジェイソン・シュワルツマン、マーク・ウォールバーグ、デヴィッド・O・ラッセル監督、リリー・トムリン、ダスティン・ホフマン。
2004年 トロント国際映画祭。左からジェイソン・シュワルツマン、マーク・ウォールバーグ、デヴィッド・O・ラッセル監督、リリー・トムリン、ダスティン・ホフマン。

デヴィッド・O・ラッセル監督。ジェイソン・シュワルツマンは、大手スーパーマーケットのエリート社員と対峙する環境活動家の青年アルバート・マルコヴスキー役を演じた。

あらすじ:スーパーマーケットの大手“ハッカビーズ”のエリート社員・ブラッド(ジュード・ロウ)は、新規店舗オープンのために動いていた。一方、自然保護を訴えるアルバートは、ハッカビーズ新規店舗の反対運動を展開。反対運動の一環として、アルバートはとある探偵夫妻を訪ねる。

『マリー・アントワネット』(2006年)

第59回カンヌ国際映画祭でのフォトコール。左からスティーヴ・クーガン、マリアンヌ・フェイスフル、オーロール・クレマン、ジェイソン・シュワルツマン、キルスティン・ダンスト、ソフィア・コッポラ監督。
2006年 第59回カンヌ国際映画祭 フォトコール。左からスティーヴ・クーガン、マリアンヌ・フェイスフル、オーロール・クレマン、ジェイソン・シュワルツマン、キルスティン・ダンスト、ソフィア・コッポラ監督。

いとこであるソフィア・コッポラが監督を務めた作品。ジェイソン・シュワルツマンはブルボン朝第5代フランス国王ルイ16世役を演じた。

あらすじ:オーストリアとフランスの関係を強固なものにするため、ルイ16世と結婚したマリー・アントワネット(キルスティン・ダンスト)。しかし、ルイ16世の体質により“夜の営み”は皆無であった。フランス人でないことに加え、子宝に恵まれないことで陰口を叩かれていたマリー・アントワネットは、浪費によってストレスを解消するようになる。

『ダージリン急行』(2007年)

第64回ヴェネツィア国際映画祭のフォトコール。左からビル・マーレイ、ウォレス・ウォロダースキー、ロマン・コッポラ(脚本・製作)、エイドリアン・ブロディ、ウェス・アンダーソン監督、ジェイソン・シュワルツマン、ワリス・アルワリア。
2007年 第64回ヴェネツィア国際映画祭 フォトコール。左からビル・マーレイ、ウォレス・ウォロダースキー、ロマン・コッポラ、エイドリアン・ブロディ、ウェス・アンダーソン監督、ジェイソン・シュワルツマン、ワリス・アルワリア。

ウェス・アンダーソン監督。短編映画『ホテル・シュヴァリエ』と合わせて上映された。3人兄弟の末っ子ジャック・ホイットマン役を演じた。

あらすじ:ホイットマン家の3兄弟は、父の他界を機に疎遠となっていた。長男フランシス(オーウェン・ウィルソン)は列車旅を計画し、次男ピーター(エイドリアン・ブロディ)、三男ジャックも駆けつける。“ダージリン急行”の発車と共に、騒動だらけの旅が幕を開けた。

『ウォルト・ディズニーの約束』(2013年)

ウォルト・ディズニー・スタジオで行われたプレミア。
2013年1月 ウォルト・ディズニー・スタジオでのプレミア。

ジョン・リー・ハンコック監督。1964年の映画『メリー・ポピンズ』の製作背景と、同映画の原作となった『メアリー・ポピンズ』の作者パメラ・トラバースを描いた作品。ジェイソン・シュワルツマンは作曲家リチャード・シャーマン役を演じた。

あらすじ:スランプに陥っていたパメラ(エマ・トンプソン)は、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)から20年にわたって打診された『メアリー・ポピンズ』の映画化を考え始める。パメラは厳しすぎるほどの条件をディズニー側に要求するが、彼にはどうしても映画化にこぎつけたい理由があった。

『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年)

第72回ゴールデングローブ賞授賞式。
2015年 第72回ゴールデングローブ賞授賞式。

ウェス・アンダーソン監督。作品はアカデミー賞をはじめ数多くの賞にノミネートされ、高い評価を受けた。ジェイソン・シュワルツマンは、ムッシュ・ジャン役を演じた。

あらすじ:1985年、とある作家の男性(トム・ウィルキンソン)は“グランド・ブダペスト・ホテル”に想いを馳せる。1968年、当時の作家(ジュード・ロウ)は病気療養のため滞在していたホテルで、オーナーのムスタファ(F・マーリー・エイブラハム)と知り合う。ムスタファは、1932年にホテルで起きた出来事を語り始める。

『ポルカ・キング』(2018年)

2017年 サンダンス映画祭。
2017年 サンダンス映画祭。

マヤ・フォーブス監督。アメリカで実際に起きた巨額投資詐欺事件を描いたドキュメンタリー作品が原作。ジェイソン・シュワルツマンは、ミッキー・ピザーズの役を演じた。

あらすじ:ポーランドからアメリカへ渡ってきたヤン・レヴァン(ジャック・ブラック)。ポルカ歌手として成功を夢見る彼だったが、次第に投資詐欺に手を出すようになる。しかも、対象は自身を応援してくれるファン。詐欺による被害額は、みるみるうちに膨らんでいった。

『FARGO/ファーゴ 』(2014年~)

ウィンター TCA ・ツアー。
2020年1月 ウィンター TCA ・ツアー。

1996年公開の『ファーゴ』から着想を得たテレビシリーズ。ジェイソン・シュワルツマンは、シーズン4となるカンザスシティ編に出演。イタリア系マフィア・ファッダ家の長男、ジョスト・ファッダ役を演じた。

シーズン4あらすじ:マフィアの慣習に従い、キャノン家とファッダ家の間で息子が交換された。翌年、ファッダ家の長であるドナテロがBB弾によって負傷し、病院に搬送される。しかし、人種を理由に受け入れられず、ドナテロの息子ジョストは復讐を決意。復讐を果たすべく、ドナテロを別の病院へ移すジョストだが…。

『アステロイド・シティ』(2023年)

第76回カンヌ国際映画祭フォトコール。
第76回カンヌ国際映画祭フォトコール。

ウェス・アンダーソン監督。ジェイソン・シュワルツマンは戦場カメラマンとして活動するオーギー・スティーンベック役を演じた。

あらすじ:広大な砂漠が広がるアステロイド・シティは、隕石落下によって出現した巨大なクレーターで知られる。この街に招待されたのは、化学賞を受賞した子ども5人と、その家族。華やかな授賞式が開催されるが、その途中に宇宙人が襲来。街全体がパニック状態となってしまう。

「妻」の写真10選


ジェイソン・シュワルツマンは、2009年にアパレルデザイナーのブレイディ・カニングハムと結婚。2010年に長女、2014年に次女が誕生しています。ここからは「妻」との写真をピックアップしてご紹介します。

2007年9月 Louis Vuitton celebration

『ダージリン急行』と、本作でメガホンを取ったウェス・アンダーソン監督のために開催された。
 

2008年4月 ビバリーヒルズでの食事会

ロサンゼルス発のファッションブランド“BAND OF OUTSIDERS”の創業者であるスコット・スタンバーグのために企画された。同ブランドは2015年に活動休止。2017年の再開以降、創業者のスタンバーグは経営に関わっていない。
 

2009年3月 ファッションブランド“TENOVERSIX”のプレビュー&カクテルパーティ

この年の7月11日に、ふたりは結婚した。
 

2012年7月 Lexus  Laws of Attraction

 

2013年2月 第85回 アカデミー賞授賞式

 

2017年2月 Rachel Comey 2017秋冬コレクション

 

2018年2月 PRADA 2018秋冬レディースファッションショー

 

2019年1月 ロサンゼルスにて

 

2019年5月 映画『ワイン・カントリー』プレミア

 

2023年5月 第76回カンヌ国際映画祭

 

「男前遍歴」の写真31選


ここからは、30代後半からの「男前遍歴」をピックアップします。

2015年8月(35歳)映画『7 Chinese Brothers』トークステージ

 

2016年1月(35歳)第73回ゴールデングローブ賞 アフター・パーティー

 

2016年9月(36歳)ロサンゼルスにて

 

2017年2月(36歳)第31回 全米撮影監督協会賞授賞式

 

2017年11月(37歳)Vulture Festival Los Angeles

 

2018年3月(37歳)映画『犬ヶ島』トークステージ

 

2019年5月(38歳)映画『ワイン・カントリー』プレミア

 

2019年11月(39歳)映画『クロース』プレミア

 

2020年1月(39歳)FX Networks’ Star Walk Winter Press Tour 2020

 

2022年12月(42歳)ロサンゼルスにて

 

2023年5月(42歳)第76回 カンヌ国際映画祭

 

2023年5月(42歳)第76回 カンヌ国際映画祭

 

2023年5月(42歳)第76回 カンヌ国際映画祭

右は、スティーブン・パーク。
右は、スティーブン・パーク。

2023年5月(42歳)映画『アステロイド・シティ』プレスカンファレンス

 

2023年5月(42歳)映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』プレミア

 

2023年6月(42歳)映画『アステロイド・シティ』プレミア

 

2023年6月(42歳)映画『アステロイド・シティ』プレミア

右は、監督のウェス・アンダーソン。
右は、監督のウェス・アンダーソン。

2023年6月(42歳)映画『アステロイド・シティ』プレミア

左は、スカーレット・ヨハンソン。
左は、スカーレット・ヨハンソン。

2023年11月(43歳)映画『ハンガー・ゲーム0』ロサンゼルスプレミア

 

2024年1月(43歳)サンダンス映画祭

 

2024年2月(43歳)第74回 ベルリン国際映画祭

 

2024年5月(43歳)Montblanc Meisterstück 100周年記念

 

2024年8月(44歳)映画『セカンドステップ 僕らの人生第2章』プレミア

 

2024年8月(44歳)映画『セカンドステップ 僕らの人生第2章』ニューヨークスクリーニング

 

2024年9月(44歳)第81回 ヴェネツィア国際映画祭

 

2024年9月(44歳)第81回 ヴェネツィア国際映画祭

 

2024年9月(44歳)第81回 ヴェネツィア国際映画祭

 

2024年9月(44歳)第81回 ヴェネツィア国際映画祭

 

2024年9月(44歳)パリ ファッション・ウィーク

 

2024年10月(44歳)映画『セカンドステップ 僕らの人生第2章』プレミア

 

2024年12月(44歳)第47回 ケネディ・センタ―名誉賞授賞式

 

「現在」の写真2選


売れっ子俳優のひとりとして活躍を続けるジェイソン・シュワルツマン。今後は、ミシェル・ファイファー主演のクリスマス映画『Oh.What.Fun.』の公開が控えているほか、いくつかの出演作が製作予定となっています。俳優としてさらに貫禄も備わってきたジェイソン・シュワルツマンの今後の活躍に期待が集まっています。

2025年5月(44歳)映画『Mountainhead』ワールドプレミア

 

2025年6月(45歳)映画『Mountainhead』スクリーニング

 

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この記事の執筆者
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