東京・日比谷の地で130年以上も世界各国の賓客をおもてなししてきた「帝国ホテル 東京」。オリジナルクリスマスケーキの予約が2023年10月16日(月)から開始されます。
定番のケーキから華やかな新作まで、セレクトに迷ってしまう豪華ラインナップ。予約受付に先立ち行われた発表会の様子を交えて、Precous.jpライターが詳細をレポートします。
ロビー装花を模した華やかなケーキも!帝国ホテル 東京の「2023年クリスマスケーキ」5種
■1:サプライズにぴったり!華やかなバラがぎっしりと咲いたクリスマスケーキ「ロビー ローズ」
帝国ホテル 東京ロビーの装花を模した新作のクリスマスケーキ「ロビー ローズ」。なんと、赤いバラは1つ1つ手作りしたチョコレート! ぱっと見は、そのまま切り分けていただけるような感じですが……。
赤いチョコレートのバラを開けると、中から真っ白なショートケーキが登場します。サプライズにぴったりな華やかなデザインは、特別なクリスマスの集まりに好適です。
ふわふわな生クリーム&スポンジといちごが味わえるショートケーキはもちろん、バラも土台もすべて食べることができます。クリスマスが終わってからも、少しずつチョコレートを食べて、楽しかった思い出を振り返ることができますよ。15台限定販売です。
■2:毎年大好評のヨーロッパ産黒トリュフを使用した贅沢な「トリュフ『S』」第5弾
東京料理長 杉本雄氏渾身のチョコレートケーキ「トリュフ『S』2023」。5年目となる今年は「焼き菓子と生菓子の中間」のチョコレートケーキというコンセプトを継承しつつ、より奥深い味わいになっています。
表面はパリパリとしたカカオのパイ生地ですが、パイ生地を薄く切り90度横にして貼り付け、層を表面に出すことで、よりザクザク感を味わえる仕様に。中にはバナナケーキ、テリーヌショコラ、チョコレートクランチ、ドライいちじくやナッツなど、さまざまな食感と味わいが詰まっています。
ケーキの中心部分には滑らかなトリュフクリームが入り、外側と合わせると食べる部分によって味わいが変わります。トリュフの濃厚な風味とショコラやフルーツの味わいはひとつでコース料理を再現するような変化を見せます。焼き菓子と生菓子の中間を目指したというだけあって、両方のいいとこ取りな食感と味わいです。
バナナケーキのバナナは株式会社ドールの「もったいないバナナプロジェクト」による製品を使用。さまざまな理由で流通に乗りづらくなってしまったバナナをバターでソテー、コニャックで風味漬けし、クリスマスケーキに相応しい味へと変身させています。
また、イタリア・ピエモンテ州で造り続けられている赤ワインベースの洋酒「バローロキナート」をバナナケーキに染み込ませ、深みのある味を表現。クリスマスの夜に1年を振り返りながら、ゆっくりと赤ワインでいただきたいようなケーキでした。70台限定販売です。
■3:おひとり様サイズもうれしい「クーロンヌ ド ノエル」
こちらも新作の真っ赤な「クーロンヌ ド ノエル」。赤いグラサージュと、リースをイメージしたホワイトチョコレートで飾られ、テーブルが一気にクリスマスモードになるケーキです。
グラサージュの下は、なめらかで豊かに香るいちごのムース、いちごのコンポートとピスタチオのムースが入っていて、アーモンド風味の生地がアクセントになっています。
2サイズ展開で、用途に合わせて選びやすいのがうれしいですね。
■4:やっぱり人気ナンバーワン!「クリスマスショートケーキ<生クリーム>」
3サイズ展開の「クリスマスショートケーキ<生クリーム>」。しっとりとしたスポンジ生地、しっかりと甘酸っぱいいちご、ふわっとした生クリーム。定番ながらもこれがなくては始まらないと思わせる、王道のクリスマスケーキです。
デコレーションパーツはチョコレートプレートやマジパン、マカロンなどでできていて、すべて食べることができます。クリスマスの夜の楽しみが増えるようなケーキですよ。
■5:帝国ホテル伝統のレシピで作られた「ブッシュ ド ノエル」
フランスの伝統的なクリスマスケーキである「ブッシュ ド ノエル」。帝国ホテルで作り続けられているレシピを採用しています。
ふんわりとしたスポンジ生地の中に、キャラメルを加えたコーヒー風味のバタークリームを巻き込んだロールケーキを、切り株の形にデコレーションしています。砂糖菓子のサンタクロースとキノコをかたどったメレンゲなどがキュートで、老若男女問わずどなたにも喜ばれるデザインです。
毎年好評なシュトレン&パネトーネもお見逃しなく
2023年11月17日(金)から販売されるドイツのクリスマス菓子「シュトレン」。夏頃からお酒に漬け込まれたドライフルーツがふんだんに、バター風味のしっとりとした生地に練り込まれています。
クリスマスまでの日々に、薄くスライスして少しずつ食べていくのが本場流。時間とともに生地とドライフルーツがなじみ、味が変化していくのを楽しめます。日持ちがするのでギフトにもおすすめ。配送可能な商品です。
ドイツ語でナッツを意味する「ヌス」の名がつけられた「ヌス シュトレン」。その名の通り、香ばしくローストされたヘーゼルナッツが入ったフィリングが巻き込まれた、ナッツ好きにはうれしいシュトレンです。シナモン風味のアイシング(砂糖のシロップ)でコーティングされ、スパイスの香りも楽しめます。
2023年12月1日(金)からの販売で、配送可能な商品です。
同じく12月1日(金)から販売される「パネトーネ」。通年販売されていますが、クリスマスシーズンは、厳選素材でさらにおいしくリニューアル。
イタリアで主流になりつつあるという生地の製法を取られていて、軽やかながらもリッチな味わい。マルサラ酒に漬け込まれたマスカットレーズン、オレンジピール、レモンピールが練り込まれた生地の表面にはマカロン生地がかけられ、アーモンドとヘーゼルナッツがトッピングされた豪華な仕上がり。ひと口ごとに味わいが変わる楽しいパンでした。
こちらも配送可能な商品です。
バラエティ豊かな帝国ホテル 東京の2023年クリスマスケーキ。いずれも間違いのないクオリティを味わうことができますが、予約締め切り日前に完売の予想も。気になる商品がある場合は早めの検討と予約をして、安心してクリスマスを迎えられるようにしてくださいね。
問い合わせ先
- 帝国ホテル 東京
- 「ロビー ローズ」「トリュフ『S』 2023」「クーロンヌ ド ノエル」「クリスマスショートケーキ<生クリーム>」「ブッシュ ド ノエル」
- 受取場所/本館1階 宴会ロビー
予約期間/2023年10月16日(月)~受取希望日の5日前18:00まで
受取期間/2023年12月16日(土)~12月25日(月)
「シュトレン」「ヌス シュトレン」「パネトーネ」
販売場所/帝国ホテルプラザ 東京 1F ホテルショップ「ガルガンチュワ」
販売期間/「シュトレン」2023年11月17日(金)~、「クーロンヌ ド ノエル」「ヌス シュトレン」「パネトーネ」12月1日(金)~
TEL:03-3539-8026(クリスマス予約専用)
住所/東京都千代田区内幸町1-1-1
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- TEXT :
- 田中いつきさん フリーランスライター