フランスの家具デザイナー、ピエール・シャポが手掛けた名作|交差する脚のデザインが印象的!温かみと芸術性が宿るダイニングテーブル
1973年にピエール・シャポが発表した、6人掛けのダイニングテーブル。脚部が交差するデザインは独自の黄金比を用いたもので、スツールなどにも応用されている。自然素材のワックス仕上げで、経年により色味が濃く変化していく。6人掛けのほか、9人掛けや12人掛けのサイズも。
伝統的な職人技とモダンなデザインが融合した丸テーブル
脚のデザインが目を引くエルム(楡 -にれ-)の木の丸テーブルは、直径96cm。二人の食卓にも友人が5〜6人集うときにも活躍してくれる、フレキシブルで美しいダイニングテーブルです。
手掛けたのは、20世紀半ばを代表するフランスの家具デザイナーで、木工職人でもあったピエール・シャポ。パリ国立高等美術学校で建築学を学び、20代で北欧や中南米を広く旅して回り、アメリカで建築家フランク・ロイド・ライトの影響を受けます。そのシャポが1973年に手掛けたテーブルは、古くから伝わる木工芸の技術とモダンなデザインが融合されたもの。温もりが溢れ、シンプルで機能的ながら、どこか現代的なセンスを感じさせます。
シャポは、家族と共にパリから移り住んだプロヴァンス地方アヴィニヨン近郊のゴルドの工房で、このテーブルを製作。現在も、シャポのデザインした家具たちはこの工房で、彼の孫をはじめとする職人たちによってつくられています。
次の食卓には、こんな木への愛着と職人技が伝わってくる丸テーブルを…そんな夢が広がっていきます。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 唐澤光也(RED POINT)
- STYLIST :
- 中林友紀
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、古里典子(Precious)