スーツならではの端正さはそのままに、適度なゆとりでかしこまりすぎない空気感をまとっていたセレブたち。程よい抜け感を宿すことが、こなれた雰囲気に仕上げるコツのようです。
■1:アレックス・リヴィエールは…肌見せ×異素材ミックスを間延びさせない
デジタルインフルエンサーのアレックス・リヴィエールは、ハンサムさが高まるオールブラックでスーツを着こなしていました。きりっと引き締まった黒のスーツは、あらゆるシーンにマッチする万能アイテム。インに迎えたシャツも徹底的に同カラーで統一し、マチュアなムードを深めて。デコルテ周りの素肌を見せれば、黒とのコントラストがついて顔周りがシャープに整います。さらに足元にはサンダルで軽快さを加え、黒がのっぺりして見えるのを回避。マットな光沢感のあるクラッチバッグ、ツヤのあるエナメルサンダルを選び異素材ミックスにすれば、ワンカラーでもこんなに立体的にまとまります。
■2:カイア・ガーバーは…すっと尖った黒アイテムを上下に配置してキレよく着こなす
ショー会場に到着した、モデルのカイア・ガーバー。知的なオーラを放つグレーのスーツは、オーバーサイズのジャケットで肩の力を抜くとたちまちあか抜けた表情に。シャツとシューズは黒で統一すると、グレーのハンサムさを一層引き立てることができます。シャツ、パンプス、スーツという正統派な組み合わせですが、シャープに尖った襟が特徴的なシャツや、脚長効果が期待できるポインテッドトゥパンプスを取り入れることで、キレよくスタイリッシュにまとめました。
■3:ロージー・ハンティントン=ホワイトリーは…ベージュトレンチコートを重ねしなやかさを獲得
モデルのロージー・ハンティントン=ホワイトリーも、黒のスーツを活用。最初にご紹介したアレックスはインに黒シャツを選んでいましたが、ロージーは白のカットソーを選択。そうすることでメリハリが手に入るだけでなく、カットソーならではの親しみやすい抜け感を加えることができます。さらにオーバーシルエットのベージュトレンチコートを重ねることで、白黒スタイルをしなやかに。黒スーツを明るい色で挟み、リズミカルに仕上げました。
改めてデイリーコーディネートとして採用したい「スーツ」の着こなしを3つご紹介しました。ハンサムなオーラをまとって、秋の街中で絵になる姿を叶えてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香