ワンカラーコーディネートにトライするとき、異素材をミックスすること、色味をわずかに変えること、小物でメリハリを授けるとうまくいきます。間延び問題、膨張問題をクリアした、三者三様の着こなしをチェック。
■1:クレア・ローズ・クリツールは…しなやかなホワイトコーデに辛口な黒小物がよく映える
2023年9月9日、NYファッションウィーク開催中に、ストリートを颯爽と歩くインフルエンサーのクレア・ローズ・クリツールをキャッチ。ピュア感漂うオールホワイトの装いは、シャープなVネック、落ち感のあるフレアワイドパンツで優雅さを強調すれば、大人ならではの品格を醸すことに成功。ほんのりとグレイッシュなオフホワイトをセレクトすると、クリーンさの中にシックなムードを宿すことができます。小物は、白の相棒的存在である黒で統一。トップスのフロントだけタックインしたパンツにシルバースタッズ付きのベルトを添えれば、辛口気分がミックスされて都会的な表情にまとまります。
■2:アレクサンドラ・ペレイラは…ブルースカーフをあしらい白のクリーンさを高める
2023年9月30日、パリ ファッションウィーク開催中にキャッチされた、ブロガー、インフルエンサーのアレクサンドラ・ペレイラ。白で揃えた上下は、色味を変えつつ、ニットのケーブル編みを頼りにすることで立体感を確保。そこにクリームホワイトのレザーショルダーバッグをプラスすれば、白の中にさらなる奥行きを授けることができます。コーディネートのアクセントになったのは、白に映える爽やかなブルーのスカーフ。きゅっとループノット巻きにすれば上品さが高まります。
■3:レイア・スフェズは…スポーティなホワイトルックにモダン小物を加えシャープさを加味
こちらも2023年9月30日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでスナップされたモデルのレイア・スフェズ。シャカシャカとした素材感がスポーティなキレの良さを演出してくれる、ブルゾンとパンツのセットアップを活用していました。ほんのりまろやかな色味のセットアップに、真っ白なカットソーを忍ばせ華やかさを助長。そこにメッシュ素材が新鮮な白パンプスを加えれば、軽やかさが倍増します。仕上げに黒レザーバッグ、コンテンポラリーなシルバーネックレスを足してモダンさをトッピング。
秋にこそチャレンジしたい「オールホワイト」の着こなしを、最新ストリートスナップからお届けしました。秋らしいカラーももちろん素敵ですが、聡明さ漂うオールホワイトなら街中で華やかなオーラを放てます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香