エッジー過ぎずどこかクラシカル、タイムレスで気品をたたえた着こなしが大人気のキャサリン皇太子妃。対してメーガン妃は、ミニマルで程よくトレンドを取り入れた、モードなコーディネートが支持されています。

今回は「ニュートラルトーン」の装いにフォーカスし2人の着こなしをチェック。セットアップやオフショルダーなど個性あふれるスタイリングをご覧ください。

キャサリン皇太子妃は…優しいトーンでエレガンス倍増!ミディ丈スカートスタイル

■1:ウォーミーなニットアップをミニマルシルエットで優美に着こなして

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人気浮上中のロンドンブランド、シモーネ・ロシャのパールイヤリングでモダンさを添えて。

2023年10月11日、ノッティンガム・トレント大学を訪れ、新年度を迎えるにあたりメンタルヘルスのサポートについてヒアリング。パリブランド、セザンヌのクリーム色のニットセットを着用しています。柔らかなカラーが繊細な公務内容に相応しく、優しい印象を漂わせています。ウールのセーターとマッチするミディ丈のスカートのシンプルなセットアップは、主張が少なくエレガントでクワイエットラグジュアリーそのもの。ベージュのヒールとバッグを合わせて高好感コーデを完成しています。

■2:胸元レースが穏やかなワントーンをドラマティックに演出

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ナチュラルなストレートヘアに清潔感溢れます。

ロンドンの王立産婦人科医会(RCOG)後援者として、ロンドンの王立助産師会(RCM)後援者であるアン王女とともにRCMおよびRCOGの本部を訪問した際の装いです。コーディネートはセルフポートレートのワンピース。一見ジャケットとスカートのセットアップに見えますが、実は一着でキマるのが特徴です。ときに無難になってしまいそうなベージュですが、凹凸あるバストのレースモチーフが程よい個性をプラスし、着こなしをリズミカルに仕上げています。

メーガン妃は…旬のディテールを取り入れてキレよく!クールなワイドパンツスタイル

■3:エレガンスとリラックスを両立!洗練モノトーン

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ゴールドとエメラルドのチョーカー&イヤリングで品格の輝きを顔まわりに。

2023年10月10日、ニューヨークのハドソンヤードで開催されたプロジェクト・ヘルシー・マインドの世界メンタルヘルス・デイ・フェスティバル2023にて講演。アルチュザラによるオフショルダーのジャケット&ワイドパンツのセットアップ、ポインテッドトゥ…、とトレンドアイテムを組み合わせたスタイリングで登場しました。実はここ最近リピートで愛用しているほどオフショルダーがお気に入りのメーガン妃。デコルテの肌みせがグラマラスなムードを盛り上げます。センタープリーツの入ったパンツがキリッとスタイルを小気味よく仕上げています。

■4:ホルターネックを取り入れて今っぽさを堪能

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アップヘアにダイヤモンドのスタッズイヤリングで上品な輝きをプラス。

ドイツのデュッセルドルフで開催されたインビクタス・ゲームズ・デュッセルドルフに参加。アニン・ビンのトップスとブランドン・マックスウェルのタック入りパンツを合わせた、緩急あるスタイリングです。アイボリーのホルターネックセーターは、全体にリブのディテールが施されてボディにフィット。オーバーサイズなシルエットのパンツにコンパクトなトップスでバランスよく。肩のヘルシーな肌みせがスポーツイベントにぴったりな雰囲気です。


キャサリン皇太子妃とメーガン妃の「ニュートラルトーン」の装いをご紹介しました。同じ色合いをまとっていても、ノーブルだったりモダンだったり…と異なるアプローチに個性が表れている2人。今の時期、柔らかくなった気温にも寄り添うニュートラルトーンの装い、ぜひ2人を参考にトライしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子