イギリス・エリザベス2世の一周忌がセントデイヴィッズ大聖堂行われた9月8日。その翌日にはラグビーワールドカップ2023が開催中のフランス・マルセイユへ応援に駆けつけるなど、英国国外、国内で多忙に公務をこなし、夏季休暇明け、あっという間に普段のペースを取り戻したキャサリン皇太子妃。早速ファンを魅了した、素敵な秋の装いををチェックしていきましょう。

■1:故エリザベス女王へ敬意を込めたバーガンディワントーン

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クラッチバッグ、パンプスまでバーガンディで統一。

2023年9月8日、イギリス・セントデイヴィッズ大聖堂にてエリザベス2世の一周忌を記念する礼拝に出席。ラップフロントのコートドレスは、くるぶしまで届きそうなロング丈。ウエストのボタンがミニマルなデザインにアクセントを添えています。エポニーヌ ロンドンというブランドの一着。地元での生産にこだわる、スローファッションを採用しており、皇太子妃の最近の愛用ブランドのひとつです。ハットは2020年にクイーンエリザベス奨学金トラストを受賞したデザイナーによるもの。さらにエリザベス女王から数年前に譲り受けた、シンプルなパールドロップイヤリングを着用し、シックなスタイルを完成しています。

■2:新ヘアでクールさ倍増!オールホワイトのパワースーツコーデ

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迫力感じる真っ白!なスタイリング。

2023年9月9日、フランス・マルセイユのスタッド・ヴェロドロームで行われた、ラグビーワールドカップ2023フランス大会のイングランド対アルゼンチンの試合に出席。アレキサンダー・マックイーンのスーツは着回している愛用のアイテムです。同じジャケットに今回のワイドパンツのほか、ストレートパンツを合わせることも。ジュエリーはダイヤモンドの白い輝きをネックレスやイヤリングで添えて。顔まわりに重めのレイヤーを入れたニューヘアで、スーツがいつもよりスタイリッシュな雰囲気に。フェイスラインにかかるヘアがグッとモダンなムードを醸しています。

■3:波ウエーブヘアと明るめネイビーが小粋な印象を演出

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インナーは白を選び、芯の強さを感じるメリハリの効いた着こなしに。

2023年9月12日、サットンの刑務所を訪問。この日もアレキサンダー・マックイーンを選択。訪問場所に配慮した、ミニマルなパンツスーツですが、アメジストのようなネイビーと華やかなウエーブヘアで地味見えを回避。ネックレスとイヤリングはゴールドを選んだことで、クールさよりも品格が強調されています。

■4:洗練際立つニュートラルトーンのセットアップ

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ヘアで隠れていますが、イヤリングはドロップタイプのシトリンを着用。

2023年9月19日、ロンドンでストリート・オブ・グロース(犯罪などに陥る危険にさらされている若者のための組織)を訪問。落ち着いたトーンに温かみとエレガンスを感じる、ローラン・ムレのキャメルカラーのスーツを着用しています。フロアレングスのワイドパンツに、ポインテッドトゥのハイヒールの足元が脚長を強調。白のインナーが清潔感と顔映えをさらにアップしています。

■5:癒しのディープグリーンで秋らしく着映えて

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ニューヘアがマニッシュなパンツスーツを華やかに盛り上げています。

2023年9月26日、イギリスのリーズを訪問。目を引くカラーのスーツはリピートしている、バーバリーの一着。この日もインナーは白を選んでいますが、ブラウスにしたことでクラシカルな雰囲気に。Vに開いた襟元にチェーンのネックレス、耳元にフープのイヤリングをあしらってフェミニンに導いています。


2023年9月、エリザベス2世の一周忌以降にキャサリン皇太子妃が披露したファッションをご覧いただきました。ロンドンは日本よりひと足(ふた足?)早く、すっかり秋のムードに包まれています。

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老舗デパート、リバティでは期間限定のクリスマスショップが既に盛況。

9月は公務に対する真摯な姿勢を表したような、カチッとしたスーツの装いを連続で披露した皇太子妃。イメチェンしたヘアに、色づくベリーや葉、木の実のような季節の深まりを感じるビターな色味が、皇太子妃の新鮮な魅力を演出していました。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images(6枚目以外)
WRITING :
神田朝子