トップスとボトムスのワンツーでもメリハリのある装いに整えてくれ、さらにアウターの隙間から覗かせても素敵なアーガイル柄ニット。秋コーディネートの完成度を高めるべく、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
■1:クレア・ローズ・クリツールは…レディなアイテムを組み合わせぬくもりニットをクラスアップ
2023年9月、NYファッションウィーク開催中のストリートでスナップされた、インフルエンサーのクレア・ローズ・クリツール。ふわふわとした毛足が愛らしいアーガイル柄ニットは、ネイビー、ベージュ、ブラウンの穏やかな配色で上品さを意識。そこになめらかな質感の黒サテンスカートを合わせ、秋らしいクラシックムードを演出。ナローシルエットのスカートにボルドーのポインテッドトゥパンプスを合わせれば、シックな雰囲気が加わってアーガイル柄もほっこりしません。仕上げにシンプルなまとめ髪と厚みのあるシルバーイヤリングで、顔周りをスタイリッシュに整え都会派気分を上乗せ。
■2:アシュリー・ロバーツは…クロップド丈のニットを選んでフレッシュさを共存させる
ロンドンの街中でキャッチされた、歌手のアシュリー・ロバーツ。ブラウンを基調としたニットプルオーバーとベージュパンツの組み合わせで、アーガイル柄の温感をアシスト。ともするとほっこりしがちな柄と色の組み合わせですが、ウエスト周りがちらりと覗くクロップド丈をセレクトすればフレッシュさを両立することができます。パンツはハイウエストを選び、脚長効果を倍増させて。小物もブラウンで統一し、深まる秋を表現。
■3:ステファニー・ヘレンは…グッドガールなフェミニンスタイルには引き締めアイテムをお忘れなく
2023年10月11日、インフルエンサー、ブロガーのステファニー・ヘレンをベルリンでスナップ。カーディガンタイプで立体感が高まるアーガイル柄ニットに、ベージュトレンチコートを重ねてクラシカルな趣を堪能。パフデザインが新鮮なコートの袖をブラウジングし、腕部分からもアーガイル柄を覗かせるとメリハリがアップします。そんなフェミニンスタイルを引き締めるように、ボトムはプレーンな黒パンツをチョイスし、甘くなりすぎるのを防止。仕上げにブラウン小物を足してしなやかな配色へ。
季節感をアップしてくれる「アーガイル柄ニット」を大人らしく、そして都会的に着こなす方法をご紹介しました。着回しやすい無地のニットプルオーバーも素敵ですが、ときには柄に頼って楽々華やかさを手に入れてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香