秋も深まり、コートでの公務も増えてきた仏大統領夫人「ブリジット・マクロン」。2023年9月23日はマルセイユで夫のエマニュエル・マクロン大統領とともにローマ教皇と会見。10月9日からの2日間はドイツへ向かい、ショルツ首相夫妻と各地を訪れました。いずれもきちんと感ある、ネイビーや黒のダークカラーのコートで登場。でも地味見えを回避しシックにさえ見えるのは、高いスタイリングセンスがあってこそ。70歳のファッションリーダーが披露した、最新コーデをスナップで紐解いていきましょう。
■1:辛口パンツコーデに白シャツでキリッと切れ味を添えて
2023年10月10日、ドイツ・ハンブルグにてオラフ・ショルツ首相らとランチ後に談笑。黒のパンツに、ピンストライプのトレンチコートを羽織っています。ブーツまで黒で統一してもオケージョンスタイルにみえないのは第一に清廉な白シャツの効果。パンツのセンタープリーツやポインテッドトゥの辛口ディテールもクールさを加速しています。さらにコートのマニッシュなピンストライプで、オール黒にさりげなく奥行きを添えて。仕上げにチェーンバッグで華やかさを後押し!
■2:同系色のスカーフでシャープなネイビーワントーンに程よい奥行きを
2023年10月9日、フィンケンヴェルダーのエアバス製造会社を訪問。シャープなネイビーのダブルブレストコートをピンストライプのワンピースに羽織ったスタイリングです。ブリジットの最愛カラーであるネイビーはクールトーン。同色系のストライプ柄スカーフをコートの襟元に差し込み、華美過ぎず、さりげないアクセントをプラスしています。ワンピースと同じく、縦方向に入ったプリントがスッキリ見えも叶えて。
■3:レザーの艶&ジュエリーの輝きがミニマルなアンサンブルに洗練をオン
2023年9月23日、フランスのマルセイユにあるパレ・デュ・ファロのサロン・ドヌール・デュ・パレ・デュ・ファロで、教皇フランシスコと会見。ダークトーンのコート&ワンピースのアンサンブルを着用しています。凝ったキルティングステッチのレザークラッチや、異素材ミックスなデザインのパンプスで、アンサンブルのマットな風合いにリズムをプラス。さらに手元にバングルやウォッチ、リングで輝きを添えて、フォーマル感とスタイリッシュさを両立しています。
仏大統領夫人「ブリジット・マクロン」の着こなしテクニックが光る、コートの装いをご覧いただきました。決して悪目立ちしないけれど、スタイリッシュなスタイルはまさにクワイエット・ラグジュアリー。ぜひコートの季節の参考にしてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子