古くさく見えないツイードジャケットの着こなしは、軽快で着映えできて秋の装いにぴったりです。ファッショニスタのコーディネートをチェックして、ぜひ取り入れてみませんか？
■１：アンナ・アンジェリーナ・ウォルファースは…オール黒に映えるグリーン＆パールボタンが新鮮さの決め手に
ドイツのモデル兼女優、アンナ・アンジェリーナ・ウォルファースは、ハンブルグで見かけられていました。黒いタートルネックとレザーのミニスカートを黒でまとめ、グリーンベースのツイードジャケットを羽織っていました。ツイードはグリーンと白がバランスよくミックスされていて、パールのボタンが華やかになじんでいます。他のアイテムをすべて黒でまとめて、ジャケットの存在感を際立たせたアレンジもさすがです。さらに、長め丈のジャケットをスカートの丈と合わせていることでも、スタイルアップ効果に。印象的なカラーツイードを装いの主役に、女性らしい華やぎ力を高めてください。
■２：テレサ・ブリンクは…永遠の白T×デニムが品よくクラスアップする黒ツイード
スタイリストやバイヤーとして活躍するテレサ・ブリンクが、ドイツ、ハンブルグでキャッチされたときの着こなしです。白Tシャツに細身のダメージデニムを合わせて、黒ベースのツイードジャケットを取り入れて颯爽と。やや夏っぽく見えてしまうカジュアルな装いをクラスアップするのは、間違いなくツイードの素材感。襟、袖口、裾とフリンジのように切りっぱなしになっているデザインもこなれた感を印象づけます。デニムが細くフィットしたタイプなので、ヒップの下まで隠れる丈でゆったりとしたサイズのジャケットがベストです。黒のみでなく、白の格子柄が入っているためフラットにも重たくも見えず、絵になる美姿に仕上がっています。
■３：ロール・エリアール・デュブレイユは…金ボタンが映えるベージュは×白パンツでリッチさを香らせて
2023年9月末、パリのコレクション会場でSNAPされていた人気オンラインショップ『TheWebster』の創設者でありクリエイティブディレクターを務める、ロール・エリアール・デュブレイユ。ベージュのジャケットに白いタックパンツをコーディネートして、ふんわり優しいカラーリングにまとめていました。ジャケットはコンパクトなウエスト上までのショート丈で、ふっくらしたツイードの素材感があっても着膨れせずに着られます。フロントをしっかり閉めて着ていて、より金ボタンが際立ちリッチさ抜群です。ボトムにしたタック入りの白パンツはウエスト周りがゆったりめなので、短めのジャケットを合わせると好相性で脚長スタイルが実現できます。
ツイードジャケットを取り入れていた3人のファッショニスタのSNAPをお届けしました。色合わせやボトムとの丈バランスなど、見習いたいおしゃれテクニック満載です。秋らしさも抜群なので、お手本を参考に今っぽいアレンジを加えて着こなしてみましょう。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- EDIT&WRITING ：
- 佐野有紀
