【目次】
「おしゃれな巻き方」をおさらい!
コーディネートにスカーフをプラスするとき、巻き方ひとつで印象を変えることができます。まず最初に、デイリーで参考にしやすい「おしゃれな巻き方」をご紹介します。
「ループノット」で華やかさを高める
スカーフの巻き方の中で定番なのが「ループノット」。品よくフェミニンな印象に仕上げたいときにおすすめです。シンプルなコーディネートにさっとプラスするだけで、華やかさがたちまちアップ。
「チョーカー結び」でスタイリッシュに
スカーフを帯状にしたら、首の後ろ側に結び目を持っていき「チョーカー結び」に。前から見ると結び目がなく、すっきりとした印象に整うのでスタイリッシュにきまります。
「ライニング」さっと垂らせばこなれ感抜群
スカーフを結ばず、さっと垂らすだけの簡単な「ライニング」。大人の余裕を演出できたり、縦に落ちるラインを描くことでスタイルアップ効果を獲得することができます。
「ひと結び」なら抜け感が宿る
スカーフそのものに抜け感を宿すなら「ひと結び」のアレンジをリコメンド。ふわっと空気を含ませるように優しく結ぶと、エフォートレスにきまります。
「アフガン巻き」でクールさと小顔効果を獲得
スカーフを三角に折りたたんで、その三角が前面に来るように結ぶ「アフガン巻き」なら、クールな雰囲気を演出することができます。小顔効果を両立できるのも高ポイント。
「首元、肩周り」にプラスし華やぎアップ
コーディネートの物足りなさを払拭したり、表情を華やかに見せるなら「首元、肩周り」にスカーフをあしらってみて。いつもの着こなしが見違える、スカーフ活用テクニックをご紹介します。
デニムコーデをクラスアップ
カジュアルコーディネートにスカーフをプラスし、クラスアップを叶えたモデルのカイア・ガーバー。ラベンダーカラーのカーディガンにブルージーンズ、そしてネイビースニーカーを合わせクリーンな配色へ。カーディガンのボタンをあらかじめ多めにあけておけば、スカーフがよく映えます。
オールブラックを柔らかく見せて
端正なオールブラックは、ニットやレザーの異素材ミックスで単調になるのを防止。そこに透明感のある淡いパープルのスカーフをプラスすれば、シックな黒が柔らかく整い、しなやかに着地します。
優しげブラウンで穏やかな引き締め効果をプラス
クリームホワイトで統一したカーディガンとスラックスのワンツーに、ベージュのバッグをプラスしニュアンスを演出。そこにブラウンの柄スカーフをさっとラフに加えれば、穏やかな引き締め効果と優雅さを授けることに成功します。
スカーフを長めに垂らしてIラインを強調
キャミソールにストレートデニムパンツを合わせたIラインコーディネートに、長めに垂らしたスカーフをプラスすることで縦長効果を上乗せ。白、水色、グリーンの配色なら、瑞々しい表情にまとまります。
スカーフを足して親近感を加える
黒とダークブラウンの配色、そしてレザーパンツを使ったモードなコーディネートも、品の良さをたたえたサテンスカーフを首元にプラスすれば、表情が柔らかくなり親近感を両立することができます。このとき、コーディネートとリンクした色のスカーフを選び、一体感を意識すると好バランス。
コートの上から明るいカラーのスカーフを重ねて
トラッドなベージュトレンチコートに、エレガントな白の柄スカーフを重ねてクラシカルな趣を堪能。ラフにひと結びすれば、かしこまりすぎないこなれ感を獲得できます。ミニワンピースと小物は黒で統一し、奥行きのある着こなしへ。
メリハリアップ&防寒対策として活用
愛らしいクリームホワイトのファーコートに、黒のレザーパンツを合わせた甘辛ミックススタイル。柄スカーフを首元にあしらえば、メリハリアップだけでなく防寒にもぴったり。テイストミックスな装いのさりげないアクセントになるよう、結び目は見せないアレンジがおすすめ。
「バッグ」に取り入れるのが簡単
顔周りにスカーフを取り入れるのはやや難しい、と感じている方には「バッグ」にプラスするアレンジがおすすめ。差し色としてコーディネートのポイントになるだけでなく、手持ちのバッグもいつもと違った印象に整います。
ミニバッグ×スカーフがキャッチー!
白シャツと黒デニムパンツのシンプルコーディネートがこなれて見えるのは、マイクロミニサイズの黒レザーバッグに、グリーンスカーフをあしらっているから。バッグのハンドルにスカーフをくるくると巻き付けて、一体感を持たせて。
かごバッグ×スカーフで小物の存在感を引き立てて
真っ赤なカーディガンに、ブルーデニムパンツを合わせフェミニンカジュアルをメイク。ブライトカラーのスカーフをハンドルに巻き付けたかごバッグを投入すれば、気分はパリジェンヌ。さらにチェーンベルトをプラスし、クラスアップを実行。
イエロー×ゴールドがオールホワイトによく映える
白を基調とした軽やかなワンピースコーディネートは、メタリックゴールドのサンダルと、バッグにあしらったホワイト×イエローのチェーン柄スカーフがアクセントに。ぱっと明るいカラーで、華やかさを上乗せ。
深みのあるカラーでまとめシックに誘導
深みのあるグレージュのジャケットとバミューダパンツのレザーセットアップに、黒のニットプルオーバーとロングブーツを合わせ辛口エレガントをメイク。そんなシックな配色に馴染むペールカラーのスカーフをバッグにあしらって、調和を意識しつつ立体感を上乗せ。
効果的に黒を効かせて奥行きを作る
定番白黒コーディネートがあか抜けて見えるのは、白の割合を多くとっているから。プレーンなジャケットに、サテンレーススカートを合わせ間延びを防止。インナーやスカーフの柄、サンダルで黒を散らせば、奥行きが生まれて絵になります。
赤の差し色でフレッシュな表情へ
オーバーサイズのベージュロングコートとライトブルーデニムパンツで作るウィンターカジュアルは、鮮やかな赤のタートルニットとバッグのハンドルにあしらったスカーフが好アクセント。ぱきっとした明るいカラーを差し込んで、生き生きとした表情へと導いて。
「ヘアアレンジ」でこなれ感を演出
いつもと違ったコーディネートを楽しむなら「ヘアアレンジ」としてスカーフを取り入れてみるのはいかがでしょう。顔周りにポイントを作れば、こなれ感抜群。
さっとラフに結べば難しくない
スカーフを使ったヘアアレンジは難しい… それならば、細めのスカーフをさらっとラフに巻く簡単アレンジを活用してみて。髪の毛の結び目を低めに設定すれば、脱力感が生まれてこなれ顔。イエローのニットプルオーバーに映えるよう、スカーフは黒をチョイス。
お団子をスカーフで覆えば上級者な見た目に
低めの位置でお団子ヘアを作ったら、スカーフで覆うアレンジをプラスし上級者な出で立ちへ。黒のトップスに、パステルトーンのスカーフとスカートが映えてリズミカル。
白のスカーフをプラスして優雅さを獲得
端正な黒ジャケットに、シルバーのイヤリング、そして白スカーフを使ったヘアアレンジを組み合わせ優雅さを獲得。小物もきれいめで統一したら、外し役としてデニムパンツをプラスするとあか抜け。
シンプルポニーテールも華やぐ
さっとラフにまとめたポニーテールヘアも華やぐ、総柄のスカーフアレンジ。結び目をきゅっと強めに結びつつ、立体感が出るように立ち上げると絵になります。あえてスポーティなブルゾンで外した着こなしで、小粋なムードをアピール。
頭を覆って存在感たっぷりに
三角に折ったスカーフでさっと頭を覆うアレンジなら、スカーフの存在感が引き立ちます。定番白黒コーディネートでまとめれば、シックなムードを確保することに成功。バカンスなど、休日シーンにおすすめです。
女優巻きでクラシカルな趣を演出
三角に折ったスカーフの両端を顎下で結ぶ女優巻きで、クラシカルなムードをアピール。防寒対策にもなり、一石二鳥。全体の色味をまとめると、一見ハードルが高そうなアレンジでも取り入れやすいです。
「応用」ベルト、トップス、バングルとして活用
最後に、スカーフをベルト、トップス、バングルとして活用した「応用」編をご紹介します。変幻自在なスカーフだからこそ、自由に取り入れてファッションを楽しみましょう。
ベルトとして加えエレガンスを獲得
黒で統一したトップスとスカートは、レザースカートを選びつつ、スカーフをベルトとして取り入れることで間延びを回避。白、ベージュ、ブラウンのスカーフなら、黒と共鳴してシックなムードたっぷり。仕上げにブライトグリーンのバッグを携え、リズミカルに仕上げて。
ベアトップ風アレンジで着映える
大判スカーフをベアトップ風に取り入れれば、威力抜群! プレーンなベアトップやカットソーの上から重ねるのがおすすめです。クラシカルなトレンチコートとエレガントな総柄スカーフの掛け合わせで、着映え力をアップ。
バングルとして添え手元の所作を美しく
手元の所作が美しく映えそうな、スカーフのバングルアレンジ。レザーを基調としたシックなオールブラックコーディネートも、しなやかなスカーフのおかげでハードに傾きすぎず、優雅に整います。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香