【目次】
「巻き方&アレンジ方法」一覧
コーディネートにスカーフをプラスするとき、巻き方、アレンジに違いをつければ簡単に印象チェンジが叶います。デイリーで参考にしやすいおしゃれな「巻き方&アレンジ方法」をピックアップ。
「ループノット」で華やかさを高める
スカーフの巻き方の中で定番なのが「ループノット」。品よくフェミニンな印象に仕上げたいときにおすすめです。シンプルなコーディネートにさっとプラスするだけで、華やかさがたちまちアップ。
「チョーカー結び」でスタイリッシュに
スカーフを帯状にしたら、首のうしろ側に結び目を持っていき「チョーカー結び」に。前から見ると結び目がなく、すっきりとした印象に整うのでスタイリッシュにきまります。
「ライニング」さっと垂らせばこなれ感抜群
スカーフを結ばず、さっと垂らすだけの簡単な「ライニング」。大人の余裕を演出できたり、縦に落ちるラインを描くことでスタイルアップ効果を獲得することができます。
「ひと結び」なら抜け感が宿る
スカーフそのものに抜け感を宿すなら「ひと結び」のアレンジをリコメンド。ふわっと空気を含ませるように優しく結ぶと、エフォートレスにきまります。
「アフガン巻き」でクールさと小顔効果を獲得
スカーフを三角に折りたたみ、その三角が前面に来るように結ぶ「アフガン巻き」なら、クールな雰囲気を演出できます。小顔効果を両立できるのも高ポイント。アン・ハサウェイはデニムパンツと色をリンクしたブルーのスカーフを足し、顔をぱっと明るく灯しました。
「バッグ」に付けてみる
スカーフは「バッグ」にあしらうのもおすすめ。見本のようにくるくるとハンドルに巻き付けるのはもちろん、ハンドルにきゅっと結び躍動感を演出する方法も簡単なのに絵になります。
「腰」に巻いてトレンド感を演出
スカーフアレンジでトレンド感を手に入れるなら、断然「腰」に巻く方法をリコメンド。トップスとボトムスのシンプルワンツーに変化が加わり、華やかさを演出できます。
「ヘッドアクセサリー」として活用
どこかレトロな趣が漂う「ヘッドアクセサリー」としての活用法は、引き続きトレンドとなっているY2Kなムードを醸すのにぴったり。顔周りにポイントを置き、着映えを実現しましょう。
「トップス」としてアレンジ
いつもと違ったスカーフアレンジをするなら「トップス」として活用してみて。一枚で取り入れベアトップ風にアレンジしたり、Tシャツやアウターとレイヤードする方法も鮮度を宿すことができます。
「カジュアル」こなれ感漂うオフの日のスタイル
ここからは、テイスト別のスカーフアレンジ方法をご紹介します。自由度の高い「カジュアル」な装いにスカーフを投入して、こなれ感を演出して。
春夏コーデ
パステルトーンを基調として春らしさをアップ
クリームホワイトのワイドデニムパンツを、シャープな白のトップスとパンプスで挟み小気味よく。そこにパステルイエローのリネンジャケットと、色のトーンを統一したプリントスカーフを加え春らしい配色へ。スカーフはラフに垂らすと気張って見えず好都合。引き締め役に、濃いブルーのキャップとブラウンバッグを採用。
定番モノトーンが新鮮に見える
白シャツと黒ボトムの定番ワンツーは、シャツをオーバーサイズに、パンツをハーフ丈に更新してエフォートレスな表情へ。端正な黒小物を加えたら、仕上げにロマンティックなレースのスカーフをヘッドアクセサリーとしてプラス。顔周りにポイントを置けば、定番モノトーンが無難に陥りません。
スカーフとレーススカートを重ねる
プレーンなグレーのオーバーサイズTシャツを軸にしたら、アフガン巻きでスカーフを足してクールさをアシスト。さらに腰にはレーススカートをプラスし、奥行きをメイク。色を統一したことで一体感が生まれています。凝ったレイヤードスタイルなので、ボトムは慣れ親しんだブルーデニムパンツをセレクト。
柄と柄を重ね上級者な佇まいへ
難しそうな柄ON柄スタイルは、俳優のローラ・タンが実践したようなパンツとスカーフの腰巻きの方法なら意外と簡単。深みのあるバーガンディとネイビーは、落ち着いた印象になりポップに傾きません。トップスは白タンクトップを指名し、ミニマルに徹すると好バランスス。
肌見せルックをエレガントに誘導
スカーフをトップスとしてアレンジした大胆な肌見せスタイルも、ツヤのあるスカーフとワイドパンツの組み合わせにすればエレガンスを漂わせることに成功。ワインレッドと白という、マチュアでありながらキレのよい配色が大人らしさに貢献。
秋冬コーデ
コーディネートに馴染むペイズリー柄を採用
白カットソーとブルーデニムパンツにマッチする、カジュアルなネイビーのペイズリー柄スカーフを首に巻いて調和の取れた着こなしへ。秋らしくまとめるなら、襟がスエード切り替えになったベージュブルゾンを重ねてぬくもりを表現。
白レーススカーフ×シルバーイヤリングを活用
モカブラウンのノルディック柄カーディガンがほっこりしないよう、ボトムは引き締め効果のある濃紺を選びながら、デニム素材にしてリラックス感はキープ。これだけだとやや物足りないので、白のレーススカーフとシルバーフープイヤリングを使って顔周りに華やかさをトッピング。
ダークカラーのなかで鮮やかな赤がよく映える
黒とブラウン、キャメルという落ち着いた配色のコーディネートは、鮮烈な赤のスカーフを腰に巻いてフレッシュに更新。カジュアルなペイズリー柄なら扱いやすく、簡単に今っぽい印象に着地します。
プリントスカーフで単調さを防止
安心感のあるモノトーンコーディネートが単調にならないよう、プリントスカーフをポイントとして迎えて。オフタートルニットとコートの上から巻き付け、顔周りに立体感と奥行きを授けました。潜ませた白がキレのよさに貢献。
バランスよくオレンジと赤を散らす
汎用性の高いベージュコートを頼りにして、鮮やかなオレンジのタートルニットとアイスブルージーンズのカラーブロックコーディネートにトライ。ブラウンバッグのハンドルに赤のスカーフを巻き付ければ、トップスだけが浮かずに好バランスにまとまります。
「きれいめ」オフィスでも使える上品スタイル
エレガントな印象を備えたスカーフは「きれいめ」スタイルにぴったりフィット。オフィスでも使える、大人のための上品なコーディネート術をご紹介します。
春夏コーデ
ネイビー、ブルー、白を使ってクリーンさを演出
きちんと感もこなれ感も手に入る、ジャケットとハーフパンツのネイビーセットアップを活用。白のカットソーを仕込むと清潔感が漂います。小物は程よい抜け感を備えたかごバッグとメッシュパンプスをセレクトし、お洒落心を満たして。仕上げに白とブルーのプリントスカーフをバッグにあしらい、躍動感を演出しながらクリーンさを上乗せ。
コンサバルックを今っぽく昇華
清潔感漂うブルーのシャツに、黒のスキニーパンツ、端正なビターブラウン小物と気品のあるスカーフを掛け合わせ、コンサバティブなコーディネートへ。古い印象に陥らないのは、余白のあるシャツを選び、さらにスカーフはラフに引っ掛けて抜け感を意識しているから。
チョーカー風アレンジで優雅さをまとう
ツヤのある白のトップスとワイドパンツのセットアップを使って、品のよさをアピール。白の上下が膨張しないよう、黒の帯状スカーフをチョーカー風に取り入れ引き締めを実行。ラフに垂らせばIライン効果が生まれるだけでなく、先端が風になびきドラマティックな表情に。
小物を主役にしたお洒落を楽しむ
薄着になるがゆえに、コーディネートに物足りなさを感じかちな夏。そんなときこそスカーフを腰に巻き、主張を持たせてマンネリを脱却。優雅なチェーン模様のスカーフとロングパールネックレスを盛り込んでもトゥーマッチにならないのは、シンプルな白黒アイテムをベースにしているから。
バッグにスカーフを足すだけで見違える
清楚な印象の白コットンワンピースに、黒ハンドバッグと黒のトゥがアクセントのベージュバレエシューズを加え、グッドガールな着こなしへ。シンプルを成功させるために、ストライプ模様のスカーフをバッグにあしらって小気味よさを意識。
秋冬コーデ
風が味方になるフリンジスカーフをプラス
スカートと揃いになったチェック柄の帯状スカーフをさらっと巻いて、秋らしいクラシカルなムードを獲得。スカーフの先端がフリンジになっており、風が吹くたびに絵になること間違いなし。チェック柄アイテムを引き立てるべく、トップスはプレーンな白シャツを指名。
ブラックコーディネートに奥行きを授ける
トップス、レザージャケット、パンツ、小物を黒でリンクした着こなしは、ツヤのあるストライプスカーフをループノットで巻けばクラシカルな印象にシフト。白ハイネックブラウスを首元、袖先から覗かせたことも立体感に貢献。
暖色のなかにフレッシュなグリーンを投入
白シャツを軸にしたら、ライトブラウンのジャケット、赤みブラウンのパンツ、ビターブラウンのバッグを使ってグラデーションをメイク。発色のよいグリーンのスカーフとブルーのビーズストラップをバッグに付け、暖色コーディネートをフレッシュに見せました。
くすみトーンのスカーフをアクセントにする
色味を変えたブラウンの装いは、ステッチがアクセントのコートと筒幅にゆとりのあるロングブーツがモダンさを醸します。これだけでもコーディネートは完成しますが、くすみトーンのスカーフとスウィングイヤリングを足して、シックなムードを倍増。
温かみのある小物をプラス
アイシーなグレーのウールロングコートの裾から、白のフリンジスカートとポインテッドトゥパンプスを覗かせ切れ味よく。洗練の宿るクールな配色に、マスタードイエローのスカーフ、ブラウンのバッグを加え、冬に必要なぬくもりを授けました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香

















