クラシカルな趣漂うアウターをさっと重ねれば、品の良さが加わってあらゆる着こなしのクラスアップが実現します。テイラー・スウィフトが実践したコーディネートを解説します。

■1:ミニワンピースはロング丈のアウターとブーツで肌見せバランスを調整

全体にすっきりとしたIラインにすることで、縦長効果を獲得。
全体にすっきりとしたIラインにすることで、縦長効果を獲得。

2023年10月26日、NYにある「Holiday Bar」を訪れたテイラー。この日はプレッピーなポロワンピースを着用していました。襟付き×黒のワンピースなら、ミニ丈でもチャレンジしやすいです。黒にぬくもりが宿るよう、アウターは季節感漂うキャメルカラーをセレクト。ワンピース、ブーツともにロング丈を選んで肌見せ面積を調整しつつ、メリハリをプラス。小物のカラーも暖色で統一し、秋冬らしい大人フェミニンを完成させました。

■2:白×ネイビーの配色でミニ丈ワンピースをノーブルに仕上げる

ぱきっとした真っ赤なルージュを差し色として投入し、表情を生き生きと華やかに。
ぱきっとした真っ赤なルージュを差し色として投入し、表情を生き生きと華やかに。

2023年11月13日、歌手のグレイシー・エイブラムスとロウアー・イースト・サイドにいるところをキャッチされたテイラー。ピュア感漂う白のミニフレアワンピースを活用していました。単体では糖度の高いミニワンピースですが、ネイビージャケットを重ねることで聡明さ漂う配色へ。さらにオーバーサイズのジャケットなら、程よく力が抜けてエフォートレスなムードを演出できます。透け感のあるストッキング、レザーヒールローファーの合わせ技で異素材ミックスにし、立体感を上乗せしました。

■3:肌見せブラックスタイルにトラッドなチェック柄コートを重ねて

肌見せスタイルが映えるよう、アップヘアアレンジでバランスをとって。
肌見せスタイルが映えるよう、アップヘアアレンジでバランスをとって。

2023年10月15日、恋人であるフットボール選手のトラヴィス・ケルシーとともに、サタデー・ナイト・ライヴのアフターパーティに参加したテイラー。淡いトーンの着こなしのトラヴィスとは対照的な、モノトーンの装いに身を包んでいました。マットなツヤ感のあるトップスとパンツの組み合わせに、光沢感を放つ小物を添え奥行きをメイク。フェミニンな肌見せスタイルも、きりっとした黒でまとめれば大人顔。そこにトラッドなグレーのチェック柄コートを重ね、黒の着こなしをトーンアップしながらリズムを加えました。


テイラー・スウィフトの最新スナップから、上品アウターを使った大人フェミニンスタイルをお届けしました。糖度のあるアイテムを取り入れるとき、アウターでトゥーマッチにならないように調整すればしっくりとくるはず。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香