原色よりも控えめだけれど、カラーならではの華やかさはしっかり確保してくれる。そんなこっくりカラーがまさに“ちょうどいい”です。ご紹介する3人はみな、最愛の黒に合わせシックにまとめていました。
■1:ベラ・エマールは…ブラックコーデの効かせ色としてバーガンディを仕込む
2023年11月27日、ベルリンの街中でスナップされたデジタルクリエイターのベラ・エマール。品格をプラスしてくれるバーガンディの差し色で、ブラックコーディネートにほんのり色香を宿しました。黒とバーガンディは、互いのシックなムードを引き立て合う相思相愛の配色。上半身と足元で部分的にバーガンディを効かせると、まとまりの良い仕上がりになります。ニットのインのカットソーとスニーカーのサイドラインを真っ白でリンクすれば、ダークカラーコーディネートの間延びを防止することに成功。
■2:サラ・ハリスは…絶妙カラーのコートを重ねればミニマルシックがあか抜ける
英版『VOGUE』の副編集長兼ファッション特集ディレクターを務めるサラ・ハリスの、パリ ファッションウィークでの着こなしをピックアップ。ベーシックカラーやミニマルなアイテムを愛用し、自身のスタイルを確立している彼女は、この日若草色のコートを取り入れていました。明るい印象、上品さ、しなやかさを備えた絶妙カラーのコートを引き立てるべく、トップスからシューズまですべて黒で統一。脱力感のあるコートのドロップショルダーディテールや、さりげないアクセントになるレースアップブーツがこなれ感を後押ししてくれます。
■3:ジュリア・ハッジュは…カラーブロックコーデもこっくりカラーなら難しくない
クリエイティブディレクター、コンテンツクリエイターのジュリア・ハッジュをロンドン ファッションウィーク開催中のストリートでスナップ。カラー×カラーにチャレンジしたいけれど、やや難しい… そんなときは彼女のようにこっくりカラーに任せてみてはいかがでしょうか。カラーブロックならではの高揚感はそのままに、主張が強すぎないさりげない華やかさが品の良さを両立してくれます。トップスは黒をセレクトし、きりっと引き締まった印象を上乗せ。
冬にぴったりな「こっくりカラー」の着こなしを3選お届けしました。トゥーマッチにならない華やかさを獲得できる上に、控えめカラーだからこそあらゆる着こなしにフィットする汎用性の高さも魅力です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香