【世界一ファッショナブルなプレジデント】「クリスティーヌ・ラガルドECB総裁」が愛するバッグコーデ３選【キャリアの最新スタイル】

元国際通貨基金（IMF）専務理事（女性として初就任）であり、フランスの元財務大臣でもあるクリスティーヌ・ラガルド。アメリカの経済誌『フォーブス』では世界最強の女性30に選出されたこともある、世界で最もパワフルなリーダーのひとり。マネー界きってのファッション通としても知られています。今回は、彼女がビジネスシーンで愛用する「お仕事バッグ」にフォーカス。世界の要人との会談には、一目置かれる品格漂うバッグを、シックなスーツに合わせて。ラグジュアリーな逸品ですが決してそれだけが目立つことなく、本人の一部のように馴染んでいるのは長年愛用しているからこそ。タフでエレガントな67歳のオンスタイルを紐解いていきましょう。

■１：黒白モノトーンにブラウンのバーキンがこなれた雰囲気を演出

ブルーノ・ルメール・フランス経済財務大臣と。

ベルシーで開催された「フランス経済の変革とユーロ圏統合の深化」会議に出席。経済学者や経済関係者が一堂に会した同会議ではタイトスカートのセットアップを着用しています。スタンドカラーのクラシカルなデザインに黒のトリミングがほんのりモダンさをプラス。襟元と袖口からシャツの白をのぞかせて、清潔感と切れ味をキリッと効かせています。パンプスとストッキングは黒でまとめてセットアップを引き立てて。こちらのコーディネート、バッグは黒を合わせたくなるかもしれませんが、あえてブラウンのバーキンをセレクト。黒・白・茶のスタイリッシュな配色に仕上げて。バッグの書類の飛び出た開口部やクタッとしたレザーの質感が、全身をよりこなれた雰囲気に導いています。

■２：スカーフとバッグの色をリンク！ハンサムブラックスーツに華やかさを添えて

パンプスはパテント素材で間伸びしがちな黒をリズミカルに。

イギリス・ロンドンのダウニング街11番地（財務大臣官邸）で、ジョージ・オズボーン元財務大臣と会談。これ以上にないほどミニマルな、シングルジャケットとストレートパンツのスーツをまとっていますが、襟元にグリーンの縁取り美しいシルクスカーフをボウのように巻いて、グッと華やかな雰囲気に。インナーも同色を選んでスカーフを引き立てています。さらにバッグでグリーンをリピートすることで、シンプルな黒のパンツスーツが見違えるほどエレガントで明るい表情に。耳元は大粒のパールをあしらい、顔まわりに気品あるまろやかな輝きを。

■３：オールブラックのフォーマルを格上げするケリーバッグ

スタッズイヤリングで洗練された華やぎ感を添えて。

フランス・パリのエリゼ宮でのニコラ・サルコジ元仏大統領と会談。実はこのとき、サルコジ氏とは初の会合。そんな第一印象を左右する装いに選んだのは、フォーマル度の高いブラックスーツ。インナーには黒リボンがあしらわれた白のボウタイブラウスを選び、フレンチシックにまとめています。書類がのぞく分厚いファイルを小脇に抱え、手首にはケリーバッグを。しなやかなレザーの艶と、クールなシルバー金具が全身を確実にエレベート。パテント素材のパンプスの華奢なヒールが洗練をあと押ししています。

欧州中央銀行総裁、クリスティーヌ・ラガルドの愛用品、エルメスのバッグの着こなしをお届けしました。バーキンもケリーもお仕事シーンで気負うことなく活躍させているのが印象的。ラグジュアリーなバッグ出会っても、文字通り「毎日の相棒」としてガッツリ付き合うクールなセンスに、これからも注目です。

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