「夫恋」ってなんと読む？「おっとこい」ではなく…え！意外な読み方！
明日・12月21日は『遠距離恋愛の日』と言われています。日付の数字、1221の両端の1は、恋愛中のそれぞれの人を表し、どちらもがお互い中央に寄ってきて、それぞれの思いの中でふたりになる…という意味を付け、遠距離恋愛中のふたりにエールを送る日、なのだそう。ロマンティックな解釈ですよね。クリスマスやお正月に、久しぶりに対面でデートできるのを楽しみにしている…という遠距離恋愛中の方もいらっしゃるのでは？ 本日は「恋」「愛」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題１】「夫恋」ってなんと読む？
「夫恋」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント：「夫婦または雌雄が互いに相手をしたい合うこと」という意味の古来の日本語で、人だけでなく動物にも使う言葉です。
＜使用例＞
「狼は夫恋の心をもつ動物として有名よね」
かな4文字です。
…さて、正解は？
※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は↓に‼
正解は… 夫恋（つまごい） です。
「妻恋（つまごい）」と同義語なことから「夫恋」と書いても「つまごい」と読むのです。
古風な言い回しですが、思い合う心の美しさを感じる言葉ですね。
さて、２問目にまいりましょう。
【問題２】「愛男」ってなんと読む？
「愛男」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント：「愛しい男。愛らしい男」を言う、古来の言葉です。
＜使用例＞
「結婚してもう40年を超えましたが、夫は今でも私の愛男なのですよ」
かな4文字です。
…さて、正解は？
※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は↓に‼
正解は… 愛男（えおとこ） です。
「愛」の現在の読み仮名に「え」はございませんが、古来は「愛しい」ことを「愛（え）」とも言いました。
こちらも古めかしい言い回しながら、日本語らしい趣きを感じる表現ですので、ご紹介してみました。
＊＊＊
本日は12月21日『遠距離恋愛の日』にちなんで、「恋」「愛」という字の入った日本語から、
・夫恋（つまごい＝妻恋）
・愛男（えおとこ）
の、古来の美しい言い回しをふたつご紹介しました。
この記事の執筆者
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- Precious.jp編集部
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- 参考資料：『日本大百科全書（ニッポニカ）』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』（株式会社小学館）/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』（公益財団法人日本漢字能力検定協会）
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- ILLUSTRATION ：
- 小出 真朱
