「しりまえ」ではありません！「尻前」ってなんと読む？

「夜鶴」ってなんと読む？「よるつる」ではありませんよ！

明日は12月24日・クリスマスイブですね。日曜日と重なっているので、クリスマスパーティーをなさる方も多いのでは？ クリスマスイブと言えば、クリスマスの前夜祭…ということで本日は「前」「夜」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題１】「尻前」ってなんと読む？

「尻前」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：「位置や方向のうしろと前。また、時間のあと先。前後」という意味の言葉です。

＜使用例＞

「中央にいるのが要人、尻前についているのはボディガードと見るのが妥当でしょう」

かな4文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 尻前（しりさき） です。

「前」の表外読み（常用漢字表に掲載されていない読み方）に「さき」がございます。

「後前（しりさき）」とも表記します。

さて、2問目は「夜」という字の入った日本語クイズです。

【問題２】「夜鶴」ってなんと読む？

「夜鶴」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：「夜、巣の中で子を育む鶴。転じて、母性愛の深いことのたとえ」という意味の言葉です。

＜使用例＞

「馬小屋でみどりごを抱く聖母のお顔が、夜鶴のごとく慈愛に満ちた表情で描かれていました」

かな3文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 夜鶴（やかく） です。

中国の古書に基づくたとえです。

鶴は古来、美しく気高いものの象徴としても用いられていますので、「母性愛の深いこと」を表現する「夜鶴（やかく）」という言葉、大人の語彙として使いこなせると素敵ですね。

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本日は12月24日『クリスマス・イブ』にちなんで、「前」「夜」という字の入った日本語から、

・尻前（しりさき）

・夜鶴（やかく）

の読み方、言葉の背景をおさらい致しました。