N.Y.在住ファッション・エディター、ケティ・ヨークがグローバルな視点で提言!【変化の時代の「通勤スタイル」新流儀】
着こなしがカジュアル化し、働き方も自由に変わりゆく今、大人の通勤スタイルの正解とは? 雑誌『Precious』でおなじみ辛口おしゃれ番長、ケティ・ヨークが、日本女性のファッションを観察して、グローバルな視点から検討。信頼感を保ちながら今季らしく着映える新流儀を導き出しました。
新流儀1:“今”のシルエットに更新すべし|大胆なバランスの変化がきちんとスタイルをモードに昇華!
ケティが通勤スタイルを観測して、最も更新をすすめているのがシルエットです。「職場のドレスコードなどで、着こなしパターンを大きく崩せないなら、そのなかでバランスのアップデートを」と提言。
特に、仕事服の要となるジャケットは、ビッグシルエットかショート丈の二択、ときっぱり。「ビッグシルエットのジャケットは、流行の初期は大きいものばかりで袖を通して着るには現実的ではないものが多かったけれど、今では着やすいものになっているわ。ショート丈はバランスアップにも有効」とアドバイスも。
パンツは、トレンドの主流となったワイドシルエットにぜひ、移行を。さりげないセミワイドでも十分、楽しめますが、ボリューミーなワイドパンツなら、よりモード感が高まりハイセンスに。
また、高めのウエスト位置へのシフトも外せない傾向。「日常的にはハイウエストボトムやクロップドトップスなどや、ベルト使いで表現していくのがいいわね」
旬の美しいバランスは、大人を聡明に見せるもの。この冬、仕事スタイルでこそ、その手応えを実感していきませんか。
【Ketty’s recommended style】「パンツは、大人をエレガントに魅せるワイドシルエットに決まり!」
「パンツの着こなしは、この冬、ワイドシルエットがいちばんおすすめ。トップスはショート丈のジレにすると、ウエスト位置が高く印象づけられて、より今っぽくバランスアップ。サックスブルーのシャツを中に着れば、ビジネスシーンにぴったりでしょう。実はこの装い、仕事仲間がしていた着こなしからイメージしたの。最近ロングジレは見慣れていたけれど、このコンパクト丈は軽快でハッとさせられたわ」
短丈ジャケットとワイドパンツ。スーツで旬シルエットを満喫
ジャケットは裾のカットがモダンなショート丈。パンツは、インバーテッドプリーツの入ったワイドシルエット。今のバランスを確約するネイビーのひと揃いをまとえば、ワーキングスタイルに自信と余裕が満ち溢れて。スパンコールが煌めくメッシュニットのインナーが、華やかなアクセント。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 曽根将樹(PEACE MONKEY)
- STYLIST :
- 望月律子(KIND)
- HAIR MAKE :
- ヘア/hiro TSUKUI(Perle)、メイク/川原文洋(UM)
- MODEL :
- 水野夏実
- ILLUSTRATION :
- 齊藤木綿子
- EDIT&WRITING :
- 長瀬裕起子、福本絵里香(Precious)