白いパンツは汚れが目立つ、膨張して見える、と敬遠する方も多いですが、スナップを参考にそんなことを払拭できる着こなしを楽しんでみませんか?
■1:ケイティ・ホームズは…きれい色ニットとレザーアウターのテイストMIXで新鮮に
女優、ケイティ・ホームズが2023年11月末にN.Y.で見かけられたときのSHOTです。ペパーミントグリーンのニットに白いパンツを合わせ、黒いレザーブルゾンを羽織っていました。インナーの上下を淡いカラーでまとめ、アウターを黒でシャープに装うとメリハリがついて引き締まったムードにまとまります。清潔感あふれる白いパンツがパステル系カラーのニットとともに明度をプラス。全体的にゆるっとしたシルエットの着こなしは、流行のリラックス感を演出できて、今っぽいコーディネートが完成します。グラデーションのついたレンズのサングラスでシンプルな着こなしに迫力をつけているのもさすがの風格です。
■2:クロエ・アルシュは…×Gジャンならヘルシーさが際立ったこなれカジュアルが実現
『LOULOU STUDIO』というブランドのクリエイティブディレクター兼ファウンダーのクロエ・アルシュは、パリでスナップされていました。白Tと黒ニット、ボトムに白パンツ、Gジャンを重ねて颯爽と。パンツは膝部分に大きなポケットがあしらわれていて、スポーティー感が際立ちGジャンと好バランスです。インから白Tの襟元をちらっとだけのぞかせているので、全身で見てパンツともしっくりリンクしています。モノトーンだけできりっとシャープなところにデニムのインディゴが加わると、爽やかかつ軽快さをアピール。
足元にはスニーカーを合わせがちですが、ただアクティブな印象に。彼女のようなポインテッドトウの靴だとモードさも演出でき、さらにワンランク上のスタイリングに仕上がります。
■3:アレクサンドラ・ラープは…どこまでもリッチさが光るアイボリー~白のグラデーション
ベルリンでキャッチされていたのは、ドイツのインフルエンサー、アレクサンドラ・ラープ。タートルニットとパンツを白でまとめ、アイボリーのコートを合わせていました。暗いカラーのコーディネートが多い冬、白からアイボリーのグラデーションになったなじませ配色は、明るく華やかに着映えさせてくれます。細身の白パンツはハイウエストでさらにブーツインしているので、スタイリッシュさがアップ。ややウエスタン風のデザインに軽快さが強調され、白パンツとも分断されることなくすらりとした脚長ラインをつくり上げています。シンプルアイテム同士でも冬の白は優雅かつ絵になるため、ぜひTRYしてみてください。
白パンツをスマートかつ今っぽいアレンジではきこなしていた3人のファッショニスタのスナップをお届けしました。メリハリはもちろんリラックス感が漂っていたり、華やかな白グラデーションなど注目すべきポイントが満載です。冬に着る白パンツは格別にリッチなので、着映えコーディネートをつくり上げてみては?
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀