【目次】
【1】知的に見せる寒色メイク
ブルーグレーとミントグリーンを淡く仕込んだ「引き算メイク」で知的美人に
【BEFORE→AFTER】
「淡いブルーグレーやミントグリーンを仕込めば、童顔を凛とした知的顔にシフトさせることができます」(長井さん)。
【メイクプロセス】
<STEP.1>二重の内側にブルーグレーをオン
ブルーグレーのクリームシャドウを細めのアイシャドウブラシにとり、二重のラインの内側に薄く均一にのばします。
<STEP.2>涙袋の上にミントグリーンを
目の下の涙袋の上にアイライナーブラシにとったミントグリーンのパウダーをオン。目尻側は、ベースメイク時に仕込んだハイライトと合流させて。
<STEP.3>目尻のみにアイラインを入れる
ブルーブラックのペンシルライナーで、目尻の7㎜ほど内側から目尻から7㎜オーバーするところまでラインを引きます。
<STEP.4>上下まつげにマスカラを塗る
上下まつ毛に黒のマスカラを塗って。上まつげは根元からしっかり持ち上げるように塗り、下まつげはブラシを縦にして塗るときれいに仕上がります。
<STEP.5>地眉の1㎜上に眉山をつくる
眉を少し高い位置に設定。眉頭はさわらずに、中間〜眉尻にかけてペンシルで地眉の1㎜上に眉山を意識しながらアウトラインをとります。
<STEP.6>ラインの内側にパウダーで埋める
STEP.5でラインどりした内側をアイブロウパウダーで埋めていきます。眉山〜眉尻からスタートして、その後、中央→眉頭の順で埋めていくとバランスよく仕上がります。
<STEP.7>アイブローブラシで眉をとかす
ペンシルの逆側に付いているアイブローブラシで、目頭から目尻に向けて眉をとかしていきます。毛流れを整え、描き足した眉を肌に定着させる効果あり。
<STEP.8>シアーな発色のベージュリップを直塗り
ベージュ系のリップを唇に直塗り。マットよりシアーな発色のタイプを選ぶと柔らかく上品な雰囲気に仕上がります。
童顔が知的美人に変身!その秘訣は、ほんのり寒色を効かせた「引き算メイク」でした
【2】肌をきれいに見せるベージュリップ
血色感のあるベージュリップを「直塗り」で垢抜け顔に
【ベージュリップは色選びでここまで印象が変わります!】
「若いころに選んでいたヌーディなベージュリップは、血色感を奪い、肌をくすませてしまう原因に…。大人の肌をフレッシュに見せるために必要なのは血色感。ほんのり赤みの含んだピーチベージュを選べば、肌色を綺麗に見せながら、洗練された印象にシフトできますよ」(かおりさん)。
【メイクプロセス】
<STEP.1>面を使って上下唇にラフにオン
リップの平らな面を使って、上下唇にリップを塗ります。はみ出さないように、輪郭より少し内側を意識して塗ると◎。
<STEP.2>二重の内側にブルーグレーをオン
リップの先端の角を使い、ラフに輪郭どりを。口角と上唇の山のラインをきっちりとっておくと、口元が引き締まった印象に。
【3】今っぽい抜け感が出る単色シャドウ
くすみモーヴの単色使いで、洗練された抜け感アイメイクに
【すっきりと垢抜けた印象のこなれEYEに】
「アイホールにミディアムカラー、目の際にシェイドカラー、眉下や目頭にハイライトカラー…と、まぶたにグラデーションをつけたアイメイクは、抜け感が出にくく、堅苦しい印象になりがち。アイメイクで今っぽさを出すなら、アイシャドウは単色使いがおすすめです。今回はブラウン感覚で使える、くすんだモーヴカラーをチョイスして単色で使用します。目元を引き締めながら、眼差しにほんのり色気を宿すことができる大人世代にぴったりなカラーです。ペンシルタイプを選べば、テクニックいらずで旬な目元が完成」(長井さん)。
【メイクプロセス】
<STEP.1>上まぶたの際にダスティモーヴを
パール感のあるくすみモーヴのペンシルシャドウを上まぶたの際、二重のラインの内側にのばし、その後、指で上向きにぼかします。
<STEP.2>下まぶたの目尻側にもダスティモーヴをのせて
目の下の際、目尻から3分の1にもくすみモーヴをのばし、指で目頭側に向けてぼかします。
<STEP.3>下まぶた目頭側にハイライトを
下まぶたの目頭側に、パールピンクのペンシルシャドウをハイライトとして薄くのせます。
<STEP.4>上まぶたの際にアイラインを引いてリフトアップ
ディープブラウンのペンシルライナーで、目尻側からアイラインを。一気に引くのではなく、小刻みに少しずつ引くのがコツ。目尻は、片手でまぶたを引き上げてから少しはね上げ気味に引き、目元をリフトアップさせます。
<STEP.5>アイラインを綿棒でぼかす
引いたアイラインの上を綿棒でなぞってぼかしてアイシャドウとなじませることで、よりナチュラルな仕上がりが実現。
コンサバなグラデーションアイはもうおしまい!単色アイシャドウで抜け感のある今っぽい目元に
【4】一日中くすまないコンシーラー
ファンデーション前に暖色系の下地と2色のコンシーラーを仕込めば、くすみ知らずの肌に!
【BEFORE→AFTER】
「乾燥や血行不良などさまざまな要因で、大人女性の肌は時間の経過とともにくすみがちです。肌のくすみは、お疲れ顔や老け見えの原因になるので、しっかりカバーしたいところ。メイク直しでリタッチするよりも、朝のベースメイクで崩れない土台を作っておくことが大切。ファンデーションの前に、くすみやすい部分に暖色系の下地と、ピンクとオークル 、2色のコンシーラーを仕込んでおくことがポイントです」(長井さん)。
【メイクプロセス】
<STEP.1>頰の上に下地を丸くのせる
ローズカラーの下地をパール1粒分手に取り、両頬の上に丸くのせ、両手で外側に向けて素早く伸ばします。
<STEP.2>ピンクのコンシーラーを目の下にオン
くすみなどの肌の色ムラが気になる大人女性に必要なのが、ピンクとオークルの2色のコンシーラー。まずは、くすみが出やすい目の下の三角ゾーンに、ピンクのコンシーラーをのせます。
<STEP.3>オークルのコンシーラーで気になる部分をピンポイントでカバー
シミやソバカス、小鼻の脇の色ムラなど、ピンポイントでカバーしたい部分には、オークルのコンシーラーを。その後、指でのばして肌になじませます。
午後目立つ「くすみ」問題…。暖色系下地と2色のコンシーラーで、一日中くすまない&崩れない肌に!
- TEXT :
- Precious.jp編集部