雑誌『Precious』2月号では、別冊付録【今こそ、大人が艶めく「ラグジュアリー・ソウル」へ】にて、今最も世界が注目する街・ソウルの魅力を特集。最先端の韓流ビューティ、アート、食の世界を味わい尽くす、3泊4日のラグジュアリーな旅の楽しみ方をお届けします。

今回は、進化を続けるソウルのファインダイニングにフォーカス。季節を感じながら韓国茶と伝統菓子が楽しめる「1994 SEOUL」をご紹介します。

Stylish Tea&Sweets|バーのようにカウンターで。季節を感じながら楽しむ韓国茶と伝統菓子「1994 SEOUL」

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「1994 SEOUL」

静謐のなか、お茶と甘味で味わう、伝統と粋

片口で冷ました湯を急須に注ぎ、茶葉を蒸らす。さらに片口に移し、茶碗に注ぐ。その静かな所作を眺めていると、心に余白が生まれるかのよう。

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バーのような落ち着きある店内。「心身に安らぎを」と、BGMはせせらぎや虫の声のみ。

店主のイ・ミョンジェ氏は餅屋の2代目。仕事で行事食などに携わるうち、お茶と伝統菓子に魅せられ、コースでふるまう店を始めた。茶葉は季節ごとの体に優しいものを中心に国内外から厳選し、甘みやうま味を引き出しながら丁寧に淹れられる。

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菓子はすべて自家製。生姜と蜜の風味が不思議と郷愁を誘う伝統菓子の「薬菓」は、朝鮮王朝時代の器から銘々皿へ。テイクアウトも可。
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茶葉は韓国・河東(ハドン)産を中心に中国や日本からも厳選。12月の「立冬」のコースには香り高い黄茶(ファンチャ)や、風邪をひいたときに飲まれる「コップレ茶」など体をいたわるものも。茶葉は購入も可(W31,000〜)。

菓子は伝統に忠実に手づくりする「薬菓(ヤックァ)」や、柿を煮詰めることでふわふわの食感を生む餅など、上品な甘さが絶品。茶器や器、骨董の茶箪笥など細部にまで感じる若い店主の美意識も心地いい。喧騒から離れた時間、季節を感じながら至高の一杯を。

お土産にも

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季節の伝統菓子を詰めた美しいギフトセット。3〜5段から選べ、日持ちは3日程度。要予約。W150,000〜200,000

※特に表記がない限り写真は1人分。メニューは時期によって変わります。
※W100(韓国ウォン)=約¥11(2023年12月現在)です。
※掲載価格は、すべて消費税・サービス料込みです。
※記載情報は2023年12月現在のものです。取り扱い商品、料理、価格等は取材時から変わる場合があります。
※取材先の住所、連絡先、営業時間等は、記載の公式WEBサイトやインスタグラム等でご確認ください。


〈1994서울 1994 SEOUL(1994 ソウル)〉

近年、注目の店が集う延南洞(ヨンナムドン)の静かな路地裏にある。訪れる年齢層も幅広い。メニューは2か月ごとに変わるコースのみ。お茶または伝統飲料が3〜4種、菓子が6〜7種でW75,000〜80,000。1コース80分で、1日4回一斉スタート。予約はインスタグラムのリンクから。'23年6月オープン。

問い合わせ先

Instagram:@1994seoul.yeonnam

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PHOTO :
KYUTAI SHIM
EDIT&WRITING :
松田亜子(Precious)
コーディネーター :
JAYEONMI