マダム・プティがズバリ回答!春のおしゃれが輝く新定番メイク
「新しい洋服を買ったら定番メイクのアップデートも必須よ」とアドバイスするのは、パリを拠点に活躍する美容のプロ「マダム・プティ」。今回は、春のモノトーンコーデにおすすめしたい、新定番【ピンクメイク】を伝授します!
モノトーンの洋服を軽やかに春らしく着こなすなら?「クールピンクを、マイ メイク リストに加えるべきよ!」― マダム・プティ
永遠のエレガンス配色としてシーンレスに愛されているブラック&ホワイトスタイル。この春は、シアーなトップやボトムに大胆に取り入れて、センシュアルに着こなすのが気分です。それに合わせてマダム・プティが提案するのは、意外にもピンクを取り入れたアイメイク。
「ピンクといっても若い世代が好きなロマンティックな甘いトーンではなく、透明感のあるクールなピンクが本命です。それも、リップではなくあえて目元にのせることで、洗練された色香が漂う大人のピンクメイクを楽しめるわ」と語ります。透明感のある青みピンクは、肌から浮きそうで心配ですが…?
「今のアイシャドウならではのシアーな発色が、気になるまぶたのくすみを払ってくれるの。奥行きが生まれるから肌になじんで繊細で優しいニュアンスが生まれます」。
穏やかなグレージュ濃淡が含まれた5色のアイカラーパレットなら、テクニックも不要! 重ねるほどに自然な陰影が生まれて、知性もかわいらしさも色香も備えた大人の女性らしいアイメイクが完成します。
永遠の洗練配色・モノトーンを、軽やかセンシュアルなシアー素材でモードにアップデート。クールピンクのメイクで甘さを抑えたかわいらしさを添えて、大人の遊び心が香る着こなしに。
「まんまるチークはNG!オカメインコみたいになってしまうわ」
「アイメイクとリンクしてヘルシーさと多幸感を加速させるピンク系チークも欠かせないわ。ただし、塗り方は要注意。まんまるチークは子供っぽいし、縦塗りチークはアウト オブ トレンド! 今の常識は、横塗りチークよ」とマダム・プティ。
「ピンクで統一しすぎるのはやぼったいわ。リップの抜け感がおしゃれ度アップの決め手」
アイメイクやチークに華があるぶん、口元は甘さを控えめに仕上げるのが洗練ポイント。複雑な艶のあるリップとグロスを重ねて、軽やかかつ立体感のある唇に。「アイメイクに色を使ったら、リップは艶のニュアンスで魅せる。このバランスが洗練に差をつけます」
【新定番としてマスターしたいピンクメイク】に使用したコスメアイテムはこれ!
1.パルファン・クリスチャン・ディオール アディクト リップマキシマイザー 060 :グラマラスな立体感を演出。
2.シャネル ルージュ ココ ボーム 938:モダンなシャイニーベージュ。
3.エルメス レ マン エルメス ヴェルニ エマイユ 48:鮮やかなピンクで爪に春のときめきを。
4.NARS アフターグロー リキッドブラッシュ 02800:肌の内側から光を放つような血色感を表現。
5.パルファン・クリスチャン・ディオール ディオールショウ サンク クルール 123 :中央のピンクが優美なモード顔のポイント。
【Elegnace×beige make up】旬顔メイクのポイントを解説します!
シアーな艶×メタリックな輝きでピンクメイクを大人のテイストに!
【Eye】繊細な色を丁寧に重ねることで、まぶたにまろやかな立体感を
aの1と2をブレンドしてアイホール全体に広げて、まぶたのくすみを上手に生かした陰影と華やぎをプラス。3と4をブレンドして目頭側2/3にのせ、目から鼻筋にかけて立体感を演出。目の際と目尻1/3は5で引き締める。下まぶた全体に3をライン状にのせて目の縦幅を強調すると、中顔面が間延びせず、凛とした表情に。
【Cheek & Lip】日差しに映えるゴールドの艶で、健康的なスキントーンを表現
チークはbのモーヴピンクを横長に入れ、顔の長さをカバーしつつ華やかな血色感のある頬に。リップはcのシアーなモーヴベージュを全体に。dのカッパーベージュのグロスを中央にトッピングして奥行きのある唇に。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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問い合わせ先
- パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03-3239-0618
- シャネル カスタマーケア TEL:0120-525-519
- エルメスジャポン TEL:03-3569-3300
- NARS JAPAN TEL:0120-356-686
- PHOTO :
- 鈴木 宏(人物)、小池紀行(CASK/静物)
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 大塚まゆか
- ILLUSTRATION :
- 土門 佳
- EDIT&WRITING :
- 岡本治子、五十嵐享子(Precious)