2024年2月7日、英国・ウィリアム王子はロンドンの航空救急チャリティーガラディナーに出席。父チャールズ国王とキャサリン皇太子妃の健康問題について短いながらもスピーチしました。「この機会を利用して、皆さんからの温かい応援メッセージに感謝します。特に最近は、キャサリンと父、そして私たち全員にとって、それらは非常に大きな意味があります」。この2日前にがん診断のニュースが公表されたチャールズ国王。そして、1月に腹部の手術で入院し、現在ウィンザーの自宅で療養中のキャサリン皇太子妃。英国王室を担う2人の不在を憂う国民へ、感謝の意を表しました。

スタイリッシュなファッションで溌剌と公務をこなすキャサリン皇太子妃。その最新の装いが春まで”おあずけ”となり、物足りなさを覚えているファンも少なくないかもしれません。そこで今回は、皇太子妃最愛の、ワントーン・コーディネートをプレイバック。抜群の好感度を誇る42歳の着こなしを2023年秋冬のスナップで紐解いていきましょう。

■1:着映え度抜群!しなやかな迫力のアイボリーアンサンブル

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足元は皇太子妃の定番であるヌーディなポインテッドトゥで馴染ませて。

2023年12月8日、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われた、自身が主宰するコンサート「Togather At Christmas」での装いです。ハンサムなコートはロンドンのサヴィル・ロウに拠点を置く紳士服テーラー、クリス・カーによるものです。美しいカッティングに羽織るだけで凛とした風格を漂います。インナーには幅広のウエストバンドが特徴の、ホーランド・クーパーのワイドパンツとニットをセレクト。余計な色を混ぜずに印象に残る着こなしを完成。

■2:インテリジェンスを際立たせる!ネイビーパンツスーツ

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ジュエリーはクラシカルなリングとネックレスを合わせてエレガントにまとめています。

2023年12月5日、エヴェリーナ・ロンドンの開所式に出席した際は知的で端正な雰囲気のパンツスーツで登場しました。デザイナーはアレキサンダー・マックイーンのサラ・バートン。インナーや足元も同じネイビートーンで統一しつつも、ニット、スエードと異素材をミックスして表情豊かに。ベルトは黒で艶を効かせて切れ味をオン!

■3:大人の余裕を醸すクリームカラーのニットセットアップ

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シンプルながら特別感のある着こなし。

2023年10月11日、ノッティンガム・トレント大学を訪れ、メンタルヘルス支援システムについて学んだキャサリン皇太子妃。パリブランド「セザンヌ」の柔らかなクリーム色のニットのセットアップを着用しています。リブ編みでボディにフィットするシルエットが、膨張しがちなカラーをスッキリとした印象に。小物はベージュを選び、肌に馴染む色味でセットアップを引き立てて。


キャサリン皇太子妃のワントーン・コーディネートをご覧いただきました。旬のムードをまとえるうえ着映え効果の高いスタイリング、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子