ビジネス、観光、国際交流。さまざまな点において、中心地となっている東京・渋谷。そんな渋谷に新たに誕生したのが「ハイアット ハウス 東京 渋谷」です。
コンセプトは、「暮らすように泊まる」。一泊でも、長期間でも快適に過ごせるように滞在に必要なものがすべて揃っており、スーツケースひとつで思い立ったらすぐに「我が家」にできる。そんなイメージで作られた施設です。
今回、都内滞在の新たな拠点となりそうなこちらの施設に、Precious.jpライターが実際に宿泊。その魅力を詳しくお伝えします。
暮らすように宿泊できる!「ハイアット ハウス 東京 渋谷」
駅から直結でアクセスは抜群ですが、施設周辺はとても静かで落ち着いた雰囲気です。
総客室は126室。すべてのお部屋に洗濯機、冷蔵庫、オーブンレンジ、キッチンがあり、日常を送るために必要な設備が完備されています。
いちばん広いお部屋は「デラックススイートキング」。
広々としたリビングは日当たりも抜群です。くつろぎのソファスペース、食事をするのにもぴったりなテーブル、また窓際にはデスクも設置されています。ワーケーション利用もできそうですね。
デラックススイートでは、ベッドルームは別になっています。特に長い滞在になると、オンとオフの時間を分けられるのは嬉しいところ。ちなみにテレビはリビングとベッドルームに1台ずつあります。
キッチンも広々としており、料理も捗りそう。大きな冷蔵庫と電子レンジも設置されています。もちろん、食器類や調理器具もあるので、食材さえ買ってくれば、すぐに料理をすることができます。長期滞在では、キッチンの充実が特にありがたいですね。
このほか、バス・トイレは独立しており、バスタブとシャワーも分かれているため、ゆったりとくつろぎのバスタイムを過ごせそうです。
おこもり滞在にもぴったりなホテル内の施設を紹介
渋谷のど真ん中にホテルがあるということで、周辺の施設はもちろん充実していますが、おこもりホテルステイをしたいという人にも「ハイアット ハウス東京 渋谷」はぴったり。ホテル内も大満足の充実ぶりです。
■1:緑に囲まれた屋外庭園と体を存分に動かせるフィットネスセンターでリフレッシュ
ホテル内でまず印象的なのが、ロビー階(16階)にある屋外庭園です。
どうしても渋谷の真ん中に位置する場所だと、緑に触れることは多くはありません。ホッと一息つきたいときに、緑に囲まれることができるのは贅沢な体験かもしれません。
さらに、屋内プールがあるのも注目ポイントのひとつ。
宿泊者であれば無料で利用できるプールは16階にあり、渋谷のビル群を眺めながら泳ぐことができます。
ジャクジーもあるので、のんびりとくつろぐだけというのもいいですね。
また、15階には24時間利用できるフィットネスセンターも。ライフフィットネス社の最新マシンを取り揃え、ヨガやウエイトトレーニングができるストレッチエリアも。
旅行中や出張中というのはどうしても普段の習慣が乱れてしまい、運動も思うように行うことができません。その点、プールやフィットネスセンターがあるのは嬉しいところです。
■2:ホッと一息つきたいときに「Hバー」で一杯
ロビー階には、バーやマーケットも完備されています。
「Hバー」では、お好みに合わせてアルコール類やソフトドリンクをいただけます。ルーフトップガーデンテラスを眺めながら、カクテルを一杯……という体験もできそうです。夜になるとまた異なった趣に。
こちらでは宿泊者以外も利用することができます。待ち合わせやショッピングの合間などに、気軽に立ち寄りたいですね。
Hバーの隣にあるのが、24時間営業の「Hマーケット」です。
スタイリッシュなコンビニのようなHマーケットには、気軽に食べられるスナックをはじめ、温めるだけで食べられる冷凍食品が並んでいます。お部屋にレンジが完備されているからこそのラインナップ!
長期滞在の際には、外食ばかり、自炊ばかりでは疲れてしまいます。冷凍食品で簡単に食事を済ませる日があってもいいですよね。
また、地域の個性を感じられる商品として、渋谷区限定のクラフトビール「渋生(しぶなま)」も販売されています。ぜひスナックやお料理と一緒にいただいてみては。
■3:ランチからディナーまで楽しめるレストラン「MOSS CROSS TOKYO」
もちろん、レストランも。こちらもロビー階にあります。
シンプルな朝食ブッフェが用意されており、開放感ある空間で朝のひとときを楽しむことができます。
ランチとディナータイムには食材の原産地や素材にこだわったモダンジャパニーズフレンチ料理を提供。
コースの一部をご紹介します。
「SHOKADO-9」は松花堂に盛られた9つの豆皿料理です。「クラゲとオレンジ トマトの瞬間コンフィ」、「赤海老 シェリー酒漬け」、「ピータン漆黒豆腐」、「千葉ハマグリ 塩水ジュレ」など、素材のよさを生かした料理を少しずつ楽しむことができます。
「ハイアット ハウス 東京 渋谷」に試泊体験
今回、Precious.jpライターが試泊させていただいたのは、スタンダードな「キングシティービュー」のお部屋。2泊して、まさに“暮らすように泊まる”を体験した様子をレポートします。
ハイアット ハウス 東京 渋谷内のお部屋の中では一番スタンダードなタイプになりますが、それでもソファとテーブル、それとは別に仕事をするのに適したデスクがあり、ひとりで数日過ごすのには快適な広さです。
手元を照らせるライト、デスクにはコンセントも2個ついているので、パソコンでの作業も問題ありません。また、嬉しいのがデスクのそばに棚があること。作業中はどうしても資料や文房具などが広がってしまう、という人にとっては、こういった収納がありがたいですよね。
個人差はあるかと思いますが、デスクも使いやすく、長時間作業をしていても疲れは多くありません。
キッチンはもちろん冷蔵庫と電子レンジを完備。IHコンロが設置されており、料理をするのにも十分な広さが確保されています。換気扇もあるので、部屋での料理で匂いがこもって……などという心配もありません。
試泊中には飾り海苔巻き作り体験が行われ、客室で実際に料理をすることができました。
滞在中は、こういった調理器具、食器類が揃っているからこそできる手の込んだお料理に挑戦してみるのもいいですね。
普段はあまり料理をしないという人も、充実したキッチンと道具が揃っていれば、やる気も湧いてくるかもしれません。
また、長期の滞在で気になるのがバスルームの環境。
こちらではバスルームとトイレが別、そしてバスタブは広々としています。毎日でなくとも、バスタブに体を沈めれば疲れを癒やすことができるはず。
バスルームのとなりにある洗面所には洗濯乾燥機が設置されています。数日なら問題ありませんが、長期となるとやはり洗濯物の問題が出てきますが、これで解決。
個人的には、大きな冷蔵庫と洗濯乾燥機、大きなバスタブがあるだけで生活のしやすさが大きくアップしたのを感じました。
何よりも渋谷という立地は、どこへ行くのにもアクセスが抜群です。試泊中、仕事のため都内のあちこちへと出かけましたが、改めて渋谷という場所の便利さを実感できました。
そして、徒歩圏内には渋谷スクランブルスクエア、渋谷ヒカリエ、渋谷ストリーム、渋谷フクラスがあり、ショッピングやエンタメを楽しむのにも最適です。
観光に利用するのはもちろん、サードプレイスとして、第二のワークスペースとして「ハイアット ハウス 東京 渋谷」で過ごしてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- ハイアット ハウス 東京 渋谷
- TEL:03‐5428‐3898
- 住所/東京都渋谷区桜丘町3-3
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- TEXT :
- ふくだりょうこさん ライター
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- EDIT :
- 小林麻美