1959年にマテル社から発売されて以来、世界中で愛されているファッションドール「バービー」。時代のファッションやメイクを反映したバービーは、それぞれの時代で子どもから大人まで多くのファンを魅了してきました。

そんなバービーは2024年で65周年。「帝国ホテル 東京」では、2024年4月30日(火)までの期間、「バービーデビュー65周年記念企画」が実施されます。

帝国ホテル 東京で実施「バービーデビュー65周年記念企画」

スイーツ_1,ティー_1,ホテル_1,レストラン_1,東京_1
「帝国ホテル 東京」にてバービーデビュー65周年記念企画を実施

バービーの記念すべきデビュー・ファッションを考案したデザイナー、シャーロット・ジョンソン氏は、帝国ホテルの2代目本館(通称「ライト館」)に 1957年から約1年間滞在し、客室内にミシンを持ち込んで衣装案を作っていたそう。

「帝国ホテル 東京」と古い縁のあるバービーのデビュー65周年を祝した本企画では、世界観を楽しめるアフタヌーンティーやグッズなどさまざまな商品の販売、ドールの展示などが行われます。

本記事では、本館17Fの「インペリアルラウンジ アクア」で提供されるアフタヌーンティー「Afternoon Tea - Barbie 65th Anniversary -」に着目。実食レポート形式でその魅力をご紹介します。

アフタヌーンティー「Afternoon Tea - Barbie 65th Anniversary -」の実食レポート

スイーツ_3,ティー_3,ホテル_3,レストラン_3,東京_3
帝国ホテル 東京 ロビー ※2024年2月撮影

華やかな装花が彩る「帝国ホテル 東京」のロビー。Precious.jpライターが訪れた際は、赤いバラのプリザーブドフラワーが約1,000本、見事に飾られていました。季節ごとに彩りを変えるお花は必見です。

アフタヌーンティーが提供される「インペリアルラウンジ アクア」へは、エレベーターで本館17Fに上がります。

スイーツ_4,ティー_4,ホテル_4,レストラン_4,東京_4
65周年を記念したドール

メディア向けに行われた試食会では、2024年のバービー65周年のドールがお出迎え。バービーの象徴でもある“ピンク”の洋服に身を包んだふたりのバービーです。

1959年にデビューした最初のバービーは、黒と白のストライプのコスチュームで登場したそう。ピンクと白のストライプのバービーは、そのオマージュのようで素敵ですよね。

“ピンク”がアクセントカラーのアフタヌーンティー

スイーツ_5,ティー_5,ホテル_5,レストラン_5,東京_5
「Afternoon Tea - Barbie 65th Anniversary -」平日 ¥9,400、土日祝 ¥9,800

クラシックな3段スタンドで登場するアフタヌーンティー「Afternoon Tea - Barbie 65th Anniversary -」は、“ピンク”をアクセントカラーに、バービーのファッションやアイテム、故郷であるアメリカの料理からインスピレーションを受けて、バービーの世界観を表現したそう。

ウェルカムドリンクには淡いピンクのミルクティーが登場します。すっきり飲みやすいお味で、続くアフタヌーンティーのスイーツやセイボリーとの相性も抜群です。

スイーツ_6,ティー_6,ホテル_6,レストラン_6,東京_6
1段目のスイーツ

アフタヌーンティー1段目には、乙女心くすぐるスイーツが勢ぞろい。思わず「かわいい!」と叫びそうになってしまうほど。65周年ロゴのプレートに気分も高まります。

目をひくストライプのスイーツ「Chain Bag」はバービーが持っているおしゃれなバッグをイメージしたひと品で、はちみつレモンクリームをブリオッシュ生地で包んで焼き上げています。持ち手のチェーンはブリオッシュ生地、ストライプ柄の部分はビスケット生地で作られていて、食べる場所によって食感や味わいの違いも楽しめます。

可憐なドット柄は、いちごのクリームを巻いたロールケーキ。フレッシュないちごがアクセントに。カスタードクリームやパイ生地、ラズベリーなどを入れたチョコレートカップもキュートです。

ぷっくりとしたハート型のクリームがかわいいチーズケーキには、チェリーのコンフィチュールを忍ばせて。甘みと酸味のバランスが素晴らしいスイーツです。

ピンク色のスイーツと言えばいちごを思い浮かべがちですが、決していちごだけではない、味わいの違いや組み合わせの妙を楽しめるアフタヌーンティーに仕上げられています。食感・味がどれも違うので、飽きずに食べ進められます。

スイーツ_7,ティー_7,ホテル_7,レストラン_7,東京_7
2段目は充実のセイボリー

アメリカ料理にインスパイアされたセイボリーも充実! 

ボリューム満点な「クリスピーチキンバーガー」は、チキンとレタス、トマトを挟んだミニバーガーです。チキンはパプリカパウダーやヨーグルトなどでマリネし、コーンフレークとパン粉を合わせた衣をつけて。ザクザクとした食感、ジューシーでボリューミーなお肉がたまらないひと品! 

好きな順番でゆっくり食べるアフタヌーンティーだからこそ、冷めてもおいしくいただける工夫がされているそうです。ホテルメイドのサウザンアイランドドレッシングとも、相性抜群です。

「カリフォルニアロール風ライスサラダ」は、バービーの住むアメリカ・カリフォルニア(マリブ)から着想した一品。ワサビが効いたアボカドのタルタルにサフランライスをのせ、マグロやホタテ、桜エビ、イクラ、マカダミアナッツなどをあしらった華やかなライスサラダです。

そのほか、マンゴースムージーと、トリュフ風味のポップコーンを添えて。黒ごまのバスケットに入ったポップコーンは、トリュフがしっかりと香る絶品です。

スイーツ_8,ティー_8,ホテル_8,レストラン_8,東京_8
3段目にはスコーンやキッシュなど

3段目にはスコーンやキッシュ、ポテトサラダ、そしてチュロスがお目見え。サクフワッとした軽いチュロスはハート型で、バービーのポップでキュートな世界観がここでも感じられます。

ポテトサラダは、帝国ホテル伝統のポテトサラダを、ビーツのピューレでピンク色に色付けしています。キッシュは「ボロネーズとピスタチオのキッシュ」。ピスタチオの風味とチーズの濃厚な味わいが最高です。

甘いスイーツから塩気のあるセイボリーまでとにかく充実のラインナップ。見た目も味わいも量も、すべて大満足のアフタヌーンティーでした。

マカロンやモクテルなど「65周年記念商品」が登場!

スイーツ_9,ティー_9,ホテル_9,レストラン_9,東京_9
「バービー マカロンアソート」5種計5個入 ¥2,700

ホテル館内では、そのほかにも65周年記念商品が多数販売されます。

「帝国ホテルプラザ 東京」1Fにあるホテルショップ「ガルガンチュワ」では、バービー65周年ロゴやデザインをあしらったマカロンを販売。裏面はバービーを象徴するピンク一色で揃え、かわいらしく仕上げています。

スイーツ_10,ティー_10,ホテル_10,レストラン_10,東京_10
「Chain Bag」¥800

そのほかにも、アフタヌーンティーでも提供されるバッグ型のベーカリーを、テイクアウト用として大きめのサイズにアレンジして販売。アフタヌーンティーの余韻をご自宅でも楽しめます。

スイーツ_11,ティー_11,ホテル_11,レストラン_11,東京_11
「バービー オリジナルポーチ」¥2,200

さらに、バービー65周年ロゴをあしらったオリジナルポーチが登場。裏面にはデザイナーのシャーロット・ジョンソン氏が滞在した「ライト館」のモチーフとホテルロゴが施されています。ポーチ内側もピンク色を配した、バービー65周年ならではのデザインです。

スイーツ_12,ティー_12,ホテル_12,レストラン_12,東京_12
「Sweet Dream」¥3,000

本館1Fの「ランデブーラウンジ」では、バービーの「Dreamhouse(R)」をイメージしたモクテルが登場します。

ヨーグルトといちごに、バービーの好きなはちみつを合わせてシェイクした爽やかなドリンクに、ラズベリーピューレで色付けしたピンク色のクリームとラズベリーシャーベットをオン。仕上げにフレッシュないちごとマカロン、はちみつレモン、スプレーチョコレートを飾り、ポップにかわいく仕上げた一杯です。

ドリンクとシャーベット、クリームを混ぜるとより鮮やかなピンク色に。別添えのチョコレートソースをかけていただけます。

スイーツ_13,ティー_13,ホテル_13,レストラン_13,東京_13
「Pinky Dream Sundae」¥3,800(コーヒーまたは紅茶つき)

「Pinky Dream Sundae」は、バービーの華やかなファッションをラズベリーのクリーム、バニラのクリーム、いちごのゼリーの層で表現したサンデーです。こちらも「ランデブーラウンジ」でいただけます。


期間中は、タワー館内の「帝国ホテルプラザ 東京」では希少なバービードールの展示も行われます。「インペリアルラウンジ アクア」店内にも、バービードールの展示コーナーが設置され、65周年の歴史の中で販売されてきた周年ドールなどが展示されますよ。

かつてバービーに親しみ大人になった方々も、今もバービーを愛してやまないファンの方々も、誰しもが心ときめき、乙女心くすぐられるバービーの65周年企画。ぜひ今だけの特別なアフタヌーンティーで、よりバービーの世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。

※掲載商品の価格は、すべて税・サービス料込みです(物販は消費税のみ)。

問い合わせ先

関連記事

この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
Twitter へのリンク
EDIT :
小林麻美