輝き続けるミューズたちが語る「エレガンス」の真髄

創刊からの20年、『Precious』が目指すエレガンスは、いつも素敵な女性たちに彩られてきました。ここからは、『Precious』の女性像を魅力的に表現してくださった、輝きを放つセレブリティに、ご自身が考える「エレガンス」についてをお話しをうかがいました。

今回は、これまで数々のファッション&ジュエリー特集に華やかにご登場の女優・中村アンさんが考える「エレガンス」とは? お話しをうかがいました。

中村アンさん
女優
(なかむら・あん)1987年生まれ。映画、テレビなどで多くの話題作に出演。2022年の『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』では、「第4回アジアコンテンツアワード」の助演女優賞にノミネートされるなど、演技力は国内外で評価されている。昨年、舞台『笑ってもいい家』で初主演。

最新モードもしなやかに着こなす── 中村アンさん

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ドレス¥297,000(ロエベ ジャパン)、バングル¥1,122,000(ポメラート)

「わあ、成長記録ですね」。自身が登場した過去の『Precious』を見て、うれしそうに微笑むアンさん。ファッションやジュエリーのページにたびたび出演していただいてきた。

「エレガンスは、フワッとにじみ出ているような、佇まいだったり雰囲気だったりするものでしょうか。先輩女優さんのなかにも、エレガンスを感じる方は何人もいらっしゃいますが、それぞれ皆さんまったく違うんですよね。強くてかっこいい人もいますし、穏やかでもすごく芯がある、と感じる人もいます。私も経験の引き出しが増えていって、それがうまく出せるようになったとき…、エレガントになれているのかな、と思います」

女優としてのキャリアを今、着実に重ねている。昨年は初舞台・初主演を経験。

「お話を聞いてから随分悩みましたが、やらなかったら後悔する、と思い挑戦しました。深刻な背景をもつ役柄だったので、いい意味で自分のイメージを裏切り、アピールするチャンスだなと決断。やったことのないことに飛び込み、自分や周りを信じることや責任を学びました」

大きなひとつの山を越えたからだろう。今のアンさんはエレガンスに、より奥行きが感じられるようになったと評判だ。

「さまざまな経験の引き出しから培われるのがエレガンス。人それぞれの異なる雰囲気に宿るものだと思います」―中村アンさん

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【『Precious』archive】これまで中村アンさんが登場されたファッション&ジュエリーページをプレイバック

しなやかな身のこなしで、どんな服も柔軟に着こなすアンさん。「写真一枚の勝負でも、ハッとさせるようでいたい」と、常に意欲が溢れて。

◇2019年『Precious』5月号

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撮影/生田昌士(hannah)

少し緊張していたという初登場の頃。「“シャネル” のジャケットに気持ちが高揚しました」

◇2022年『Precious』6月号

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撮影/生田昌士(hannah)

パールやダイヤモンドを提案する企画。「髪を切って間もないときで、ジュエリーがとても映えるのを、ワクワクしながら撮影したのを覚えています」

◇2024年『Precious』2月号

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撮影/岡本充男

最近はぐっと大人の風格が増して。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

PHOTO :
浅井佳代子
STYLIST :
伊藤美佐季
HAIR MAKE :
ヘア/ASASHI(ota office)、メイク/鷲巣裕香(Beauty direction)
MODEL :
中村アン
EDIT&WRITING :
兼信実加子、長瀬裕起子、喜多容子(Precious)