人生を共にし、愛して育てた自分だけの逸品を大公開【「愛しのエルメス」が、私にくれたもの】

世界中を虜にしてやまない「エルメス」の逸品と、それぞれのタイミングで運命的な出合いを果たした女性たち。そんな奇跡ともいえる瞬間のときめきや、長年使っているからこそ気付いた色褪せない魅力など…。“エルメス愛” を自認する『Precious』ゆかりの皆さんの愛情溢れるモノ語りを、お楽しみください!

今回は人気スタイリストの高橋リタさんが愛する「エルメス」アイテムとの出合い、エピソードをお届けします。

スタイリスト・高橋リタさん「日に日に熟成されていく黒のボックスカーフの美しさは、唯一無二!」

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Tシャツやデニムなどカジュアルな装いで持つときは、『バンドリエール』を装着して軽やかに楽しんでいるという高橋さん。このとき『ケリー』の象徴的なディテールの留め具は、オープンにするのがお決まりに。

「私が初めて『エルメス』に興味をもったのは、20代後半。スタイルアイコンとしてグレース・ケリーに憧れていたこともあり、当時は母が愛用していた『ケリー』28(右)を、一緒に使わせてもらっていました。魅力は、どんな場面でも気後れせず、丁寧に扱いたくなる絶対的な気品」と高橋さん。特に黒のボックスカーフの美しさは、別格だと言います。

「『エルメス』はアフターケアも素晴らしく、後に母から譲り受けた『ケリー』28は、1度しか磨きに出していないのに、この美しさ…。自分で購入した『ケリー』32(左)や『ケリー』ミニ(手前)も、迷わず黒のボックスカーフを選びました。尽きることなく、ますます美しさに磨きがかかっていく『ケリー』。この先も、共に年月を重ねるのが楽しみです」(高橋さん)

※※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
※掲載アイテムはすべて私物になりますので、ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。

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PHOTO :
小池紀行(CASK)
EDIT&WRITING :
兼信実加子、安村 徹(Precious)