2024年3月10日(日)、華やかな装いに身を包み、ハリウッドのドルビー・シアターに登場したセレブリティたち。晴れやかなレッドカーペットで普段以上のスターオーラを放つ彼らのルックは世界じゅうの話題を独占しています。本記事では『オッペンハイマー』や『哀れなるものたち』といった作品で主演女優賞、主演男優賞など主要な賞を受賞した、今年の勝者たちのルックをチェックしていきましょう。

■1:主演女優賞:エマ・ストーン『哀れなるものたち』

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ミントカラーがエマの繊細な雰囲気によく似合っています。

『哀れなるものたち』での演技で見事、主演女優賞を獲得したエマ・ストーン。フレアなペプラムウエストとシェルのディテールが施されたカスタムドレスはルイ・ヴィトンによるもの。同じくルイ・ヴィトンのホワイトゴールド、サファイア、ダイヤモンドのネックレスとイヤリング、そしてホワイトゴールドとダイヤモンドのリングで煌めきのファイナルタッチを添えています。

■2:主演男優賞:キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』

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『オッペンハイマー』で主演男優賞を獲得したキリアン・マーフィー。

アトリエ ヴェルサーチェのカスタムスーツを着用していたキリアン・マーフィー。香港を拠点とするデザイナー、バートランド・マックのジュエリーブランド、ソーヴリンによるデザインのブローチを襟にあしらっています。

■3:助演女優賞:デヴァイン・ジョイ・ランドルフ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』

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クラシカルなサイドパートヘアがグラマラスなムードを盛り上げます。

オスカー助演女優賞を受賞したダヴィーン・ジョイ・ランドルフは、手刺繍のチュールと大きなフリンジスリーブが視線を奪うルイ・ヴィトンのカスタムドレスを着用しました。愛らしいパウダリーなペールブルーながら、きらめくボディに長いトレーンなど、迫力あるディテールで存在感を発揮しています。

■4:助演男優賞:ロバート・ダウニーJr.『オッペンハイマー』

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パートナーで映画プロデューサーのスーザン・ダウニーと。

黒のテーラードスーツ&シャツのオールブラックの装いで登場したロバート・ダウニーJr.。スーツはルイ・ヴィトンのもの。シャツはフロントのボタンを開け、素肌にボロタイをあしらい、こなれたムードに着崩しています。

■5:歌曲賞:ビリー・アイリッシュ『バービー』

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映画『バービー』のナンバー、“WHAT WAS I MADE FOR”で受賞!

ビリー・アイリッシュはシャネルで授賞式に到着。毎回サプライズで楽しませてくれるビリーですが、今回もドレスではなく、ジャケットにスカート、白ソックスにメリージェーンの意表を突くコーディネートで話題をさらっていました。


第96回アカデミー賞授賞式での受賞者たちの華やかなルックをピックアップしてご覧いただきました。13部門にノミネートされていた『オッペンハイマー』が作品賞を含む7つのオスカーを獲得。『哀れなるものたち』は衣装デザイン賞など4冠に輝き、2024年のオスカーでマストチェックはこの2作品のよう。セレブリティたちの華麗な装いが映画への期待をさらに高めますね!

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子