お出かけ気分が盛り上がる季節、新名所、食やアート、ホテルetc…大人を満たす東京のラグジュアリー・スポットが盛り上がっています!

雑誌『Precious』4月号では、別冊付録「とっておき『春のお出かけ』最旬LIST」を展開。今回は「今行くべき、最旬レストラン10」と題して、食のプロが推薦する、とっておきのお店を厳選してもらいました。

世界一ともいわれるグルメの街・東京は、日々進化を続けています。スペシャルを味わえるファインダイニングからアラカルトで気軽に楽しめるレストランまで、注目の新店で、日常も非日常も満たして。

本記事では、神谷町「オルビー(Orby)」をご紹介します。

ときにはドレスアップしてラグジュアリーなディナーを、ときにはひとりでふらっとアペロを…。食のプロが推薦する、とっておきのお店とは?

推薦してくれたのは…

小石原はるかさん
フードライター
日々を豊かにする視点でのレストラン評に定評あり。毎日食べ歩いていながらキープし続けるスタイルのよさは憧れの的。最新刊は『東京 最高のレストラン』(共著/ぴあ)。

肩肘張らずに楽しめる名店|French「オルビー(Orby)」【神谷町】

自然派ワインの魅力を広めた紺野シェフの美酒美食が麻布台ヒルズで味わえるのは感慨深い!(小石原さん)

レストラン_1,東京_1
ディナーコースから、さっと炙ったヤリイカの前菜。レモンとリキュールで株ごとマリネし、ゆっくり火入れしたフェンネル、金柑や洋梨、ハーブのサラダを合わせ、黄パプリカのソースで。フランス「エルヴェ・ヴィルマード」のソーヴィニヨン・ブランと共に。
レストラン_2,東京_2
 ディナーのメイン「ヴェニソン・ウェリントン」は、蝦夷鹿のもも肉を、きのこのデュクセル、生ハム、パセリのクレープ、パイ生地で包み、マデラソースとなつめのピューレでいただく。オーストラリア「オコタ バレル」のシラーが合う。
東京_3,レストラン_3,ワイン_1
シェフセレクトの個性豊かなナチュラルワイン。バーカウンターではイギリスのパブメニューも。

「極上の日常」こそラグジュアリー。コンランショップのモダンフレンチ

「ザ・コンランショップ」の日本初レストランのヘッドシェフが「uguisu」「organ」の店主・紺野 真シェフと聞いて、フーディの予約が集中。「町の小さな店でやってきたこと」を大切にするシェフの料理は、伝統的なイギリス料理を鹿肉で表現した「ヴェニソン・ウェリントン」など、フレンチをベースにショップ発祥のイギリスのエッセンスも取り入れた仕立てが評判。

ワインは紺野シェフらしい「ふりきった」なかに程よく洗練を加えたセレクト。予約なしで入れるカウンター席もあり、パブとしても楽しめる。

陶芸家・伊藤 環さんと制作した器や「デヴィッド・メラー」のカトラリー、『Yチェア』や「エシャペ」のエプロンにいたるまで、隣接するザ・コンランショップで購入可能。「究極の普通」を味わいに。

※掲載した価格はすべて税込みです。
※サービス料が別途かかる場合があります。メニューは時期によって変更になります。

〈DATA〉

レストラン_4,東京_4
’23年11月オープン
  •  
  • オルビー(Orby)
  • 営業時間/11:30〜15:00、17:00〜22:00
    定休日/火曜
    料金/昼のコースは3皿¥4,400、夜は8皿¥13,200 
  • TEL:03‐6834‐4700
  • 住所/東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ タワープラザ3F

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PHOTO :
長谷川 潤
EDIT&WRITING :
松田亜子、木村晶・池永裕子(Precious)