お出かけ気分が盛り上がる季節、新名所、食やアート、ホテルetc…大人を満たす東京のラグジュアリー・スポットが盛り上がっています!

雑誌『Precious』4月号では、別冊付録「とっておき『春のお出かけ』最旬LIST」を展開。今回は「今行くべき、最旬レストラン10」と題して、食のプロが推薦する、とっておきのお店を厳選してもらいました。

世界一ともいわれるグルメの街・東京は、日々進化を続けています。スペシャルを味わえるファインダイニングからアラカルトで気軽に楽しめるレストランまで、注目の新店で、日常も非日常も満たして。

本記事では、六本木「メティス六本⽊(Métis ROPPONGI)」をご紹介します。

ときにはドレスアップしてラグジュアリーなディナーを、ときにはひとりでふらっとアペロを…。食のプロが推薦する、とっておきのお店とは?

推薦してくれたのは…

森脇慶子さん
フードライター
料理人の人物像にも迫るインタビューは読み応えがある。“シャネル”を颯爽と着こなし、日々食べ歩く。鮎やフカヒレが好き。最新刊は『東京 最高のレストラン』(共著/ぴあ)。

French「メティス六本⽊(Métis ROPPONGI)」|六本木

温泉饅頭仕立てのフォアグラが蒸篭で出てくる意外性も楽しく、おいしい!(森脇さん)

レストラン_1,六本木_1,東京_1
竈で炎を絶妙に調整する鈴木シェフ
レストラン_2,六本木_2,東京_2
アミューズのあとに供される「本まぐろの中トロ薪焼きと春野菜」。薪火でレアに仕上げた中トロに、こごみ、うるい、たらの芽など春野菜を麗しく盛り、アンチョビソースで仕上げた。
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「和牛クリミの薪焼き」。希少部位のクリミは、A5黒毛和牛、BMS(霜降り度合い)12の最高ランクを厳選。ゆっくり火入れし、仕上げに直火でクリスピーな焼き目をつける。肉汁でつくる贅沢なソースをかけ、焼いたそら豆と玉ねぎのピューレなどを添えて。

薪がはぜる音も香りも調味料。妥協のない極上の薪火フレンチ

「和魂洋才」をテーマに、日本の食材や四季をフレンチの手法で引き出すイノベーティブな薪焼き料理が評判となり、オープンした昨年、ミシュラン一つ星に輝いた。薪火で焼くという原始的な調理こそ、火加減や竈かまど内での食材の置き場などの繊細な塩梅がおいしさを左右する。その真骨頂が、スペシャリテの「和牛クリミの薪焼き」。表面はカリッと香ばしく、中はジューシーに焼き上がり、噛むほどに溢れるみずみずしいうま味に唸ってしまう。

「薪焼きは、その香りもソースになる」と語る鈴木昌嗣シェフは、パリの老舗で腕を磨いた。ペアリングは、ワイン通から信頼の厚いソムリエの小笠原篤さんに任せて。竈でゆらめく炎にリラックスしながら、リュクスな美酒美食に酔いしれたい。

※掲載した価格は、すべて税込みです。
※サービス料が別途かかる場合があります。メニューは時期によって変更になります。

〈DATA〉

レストラン_4,六本木_4,東京_4
’23年2月オープン
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  • メティス六本⽊(Métis ROPPONGI) 
  • 営業時間/17:30〜23:30(L.O.20:30)、土曜のみランチ12:00〜15:00(L.O.13:00)
    定休日/日曜・祝日
    料金/コース9皿¥20,000〜。要予約。
  • TEL:03‐5544‐9778
  • 住所/東京都港区六本木5-18-22 FORCEビル1F

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PHOTO :
長谷川 潤
EDIT&WRITING :
松田亜子、木村晶・池永裕子(Precious)