常に世界じゅうから注目の的である仏大統領夫人「ブリジット・マクロン」の着こなし。トレンドのオーバーサイズなドロップショルダーは自分らしくない、とばかりにストレートまたはパワーショルダーといった肩のディテールを備えた、クワイエットラグジュアリーをこよなく愛するファッショニスタです。そんな70歳のスタイルアイコンが2〜3月に披露したワントーンのシャープな着こなしを、最新スナップで紐解いていきましょう。
■1:ロング&リーンなワンピースでシックなドレスアップ
024年2月27日、フランス・パリのエリゼ宮殿で、カタールのシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長をお出迎え。ダークトーンにうっすらと浮かび上がる模様がさりげないけれどユニークなアクセントをもたらすロングワンピース。伸縮素材でボディに緩やかにフィットし縦ラインを強調、スッキリ見えを叶えます。片側のショルダーにはお得意のメタルボタンがあしらわれ、パワーショルダーを強調。ドロップタイプのイヤリング、クラッチバッグでドレスアップな雰囲気を後押ししています。
■2:立体的なフリルと上質レザーの艶めきでワントーンでもリズミカルな着こなし
2024年2月26日、パリ・ファッションウィークで、IFMマスター・オブ・アーツ・ウィメンズウェア2024-2025年秋冬コレクションショーに出席。構築的なショルダーのレザーコートは、フロントのフリルが華やかな躍動感を演出。コートが主役の着こなしですが、レザーの艶めきで黒のワントーンでも間伸びを回避し、装いをリズミカルに上質な佇まいに導いています。
■3:モノグラムパターンが品格のアクセントをオン!ディテールが光るワントーンスタイル
2024年3月20日、フランス・パリで行われた、フランスの政治家で提督、シャルル・ド・ゴールの息子である故フィリップ・ド・ゴール氏への「国家追悼」式典に出席。 最愛ブランド「ルイ・ヴィトン」によるコートはウエストのサイドにモノグラムがあしらわれたユニークなディテール。首の詰まったフロントはボタンレスで、ベルトのディテールが際立ちます。緩やかなフィット&フレアのシルエットをコートドレス風に着こなして。ブルーと白の輝きが目を引くリングで洗練の輝きを添えています。
今回は仏大統領夫人、ブリジット・マクロンの最新スタイルをお届けしました。パワーショルダー、メタルのボタン、ソリッドな服(柄物をまとうことはあまりないようです!)…、とタイムレスで自分らしいスタイルを確立しているブリジット。その媚のない洗練スタイルは、上質を知るおしゃれ上級者からも賛辞を受け続けています。
関連記事
- 【最新撮って出し!】キャサリン皇太子妃らが不在のなか公務で大活躍!イギリス「カミラ王妃」のコーデ3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- パステルカラーで華やかに!イギリス「カミラ王妃」のフランス公式訪問コーデ3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- 強くてしなやか!「キャサリン皇太子妃」の多彩すぎる装い3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子