東京・虎ノ門の中心部という好立地を誇るラグジュアリー ライフスタイルホテル「東京エディション虎ノ門」。世界的なデザイナーの隈研吾氏が建築デザインを手掛ける客室からは、東京のベイエリアや都会的なビル群の眺望が楽しめます。

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「プッチ アフタヌーンティー」ファインティーセレクション 平日 ¥8,500、土日祝 ¥9,500、グラスシャンパン 1杯付き 平日 ¥12,000、土日祝 ¥1,3000(税・サービス料込み)

そんな東京エディション虎ノ門の31Fにある「ロビー バー(Lobby Bar)」では、2024年4月5日(金)から6月25日(火)までの期間限定で、1947年に設立されたイタリアのファッションメゾン「プッチ(PUCCI)」の「ベリー ヴィヴァラ(VERY VIVARA)」コレクションに着想を得たコラボレーションアフタヌーンティーが提供されます。

本記事では、開催に先駆けてアフタヌーンティーを体験したPrecious.jpライターが、実食レポートにてその魅力をご紹介します。

「プッチ」とのコラボレーション!東京エディション虎ノ門「プッチ アフタヌーンティー」実食レポート

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プッチ アフタヌーンティー

「プッチ」はデザイナーのエミリオ・プッチによって1947年に創業されたイタリアのファッションメゾンです。

2022年4月に発表したコレクションより新アーティスティック・ディレクターに就任した、カミーユ・ミチェリ氏がメゾンのDNAを継承しつつ、パワフルかつポジティブなエネルギーに満ちたコレクションを展開しています。

カミーユ氏は、メゾンの新たな方向性を「新しい旅」と表現。スタイルを超えたモダンな考え方、生き方、動き方に焦点を当て、プッチの歴史に深く根ざしたコンテンポラリーなコレクションを生み出しています。

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プッチ アフタヌーンティー

今回のアフタヌーンティーは、カミーユ氏の手がける真夏のムードに満ちた最新コレクション「ベリー ヴィヴァラ」の色彩の世界を表現した内容になっています。

水の波紋や太陽と月の動きといった地球のエレメントを思わせる60年代のアーカイブプリント「ヴィヴァラ」は、最もアイコニックなプッチ柄です。こちらに加えて、イタリア語で目の虹彩を意味する1970年代のプッチのアーカイブプリント「イリデ(IRIDE)」、繊細な波紋のような色彩の戯れが特徴の1968年にデザインされたアーカイブプリント「マルモ(MARMO)」が、それぞれ洗練されたスイーツに変身しています。

プッチのアーカイブプリントが印象的なスイーツは全5種

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スイーツ5種

イタリアのナポリ湾に浮かぶ三日月形の島に由来するヴィヴァラ柄。そんなプッチを代表する模様が転写された三角形のウエハースがのせられた「ヴィヴァラ クラシック チーズケーキ」は、クラシックなベイクドチーズケーキをカシス、ギリシャヨーグルト、クッキークランブルで軽やかな味わいに仕上げた一品です。

ライムムース、ヨーグルトムース、アーモンドビスキュイを3層に重ねた爽やかなブルーの「イリデ ライムケーキ」には、イリデの柄をプリントしたウエハースがのせられています。ウエハースの下には、生クリームと可愛らしいエディブルフラワーが。色合いと同じく爽やかな味わいで、しゅわっと軽い食感が楽しめます。

マーブル模様のマルモ柄が目を引く「マルモ ローズ マカロン」は、優雅なローズが香るバタークリームをたっぷりと挟んで。プッチ独特の色彩からインスピレーションを得てマダガスカル産バニラのパンナコッタに3種のフレッシュベリーとラズベリーソースを合わせたグラススイーツ「プッチ パンナコッタ」も並びます。

一見カヌレに見える「プッチ ボネ」は、見た目から想像される食感とまったく異なるプリンのようななめらかでとろける舌触りに驚きます。ほろ苦いエスプレッソとチョコレートの味わいに、中に入ったアマレッティマカロンの食感と香りがアクセントに。

初夏の風を運ぶ色鮮やかなセイボリー全5種

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セイボリー5種

三段スタンドの二段目に配されたセイボリーは、プッチの生まれ故郷であるイタリアの郷土料理をベースにした品々。色鮮やかで見た目にも楽し気なセイボリーは、まさにプッチのコレクションが放つはつらつとしたエネルギッシュさが感じられるものばかり。

トーストしたシード・ブリオッシュの上に、ぷりっとした真鯛のマリネ、バジルとアーモンドのペスト・アッラ・トラパネーゼを添えた「真鯛のマリネ」。プッチのブランドロゴが魚を模っているため、魚料理を入れたかったというシェフのこだわりです。

オレンジ色のドーム状のビジュアルが目を引く「パッパ・アル・ポモドーロ」は、トーストしたパプリカブレッドにイタリア・トスカーナ地方で親しまれている料理、パッパ・アル・ポモドーロ(トマトのパン粥)を乗せた一品。トマトの酸味と甘味が口いっぱいに感じられます。

ズッキーニとストラッチャテッラチーズの食感が楽しい「ストラッチャテッラとズッキーニのトルタ」は、プッチの作品の色をイメージしたというシソの花をトッピング。色合いだけでなく味わいのアクセントにもなっていました。

新鮮なメロンをスペック(スモーク生ハム)で包み、オレンジピューレをトッピングした「スペック&メロン」、ほうれん草のリゾット・アランチーノをケールパウダーとケールソースで味付けした、苔玉のような見た目の「ほうれん草のアランチーノ」もまたそれぞれ違ったおいしさです。

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スコーン2種

スコーンは、ピスタチオとプレーンの2種。クロテッドクリームとストロベリージャムをたっぷりとつけていただきます。希少なイタリア産ピスタチオを使用したピスタチオスコーンは、芳醇な香りも楽しめますよ。

飲み替え自由なファインティーセレクションと共に味わってくださいね。


鮮やかな色合いや柄のスイーツやセイボリーからは、一足先に初夏の雰囲気も感じられるはず。緑が生い茂り、自然光がたっぷりと差し込む開放的なロビー バーで、魅惑的なプッチの世界観を目で、舌で楽しんでみては。

問い合わせ先

  • 東京エディション虎ノ門
  • プッチ アフタヌーンティー
  • 開催期間/2024年4月5日(金)~6月25日(火)
  • 開催場所/31F「LOBBY BAR(ロビー バー)」
  • TEL:03ー5422ー1630
  • 住所/東京都港区虎ノ門4-1-1

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この記事の執筆者
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WRITING :
小林麻美